母殿のリタイヤ生活1年

母殿が30年以上働いたガイドヘルパーの仕事をドタ退職して1年が過ぎました。仕事一筋で夜も週末も利用者に尽くしまくっていましたが、退職後は利用者とも連絡を絶って新しい生活をスタート。辞めた当時は、このまま生きがいを無くしてボケてしまうのではないかと心配しましたが、私の心配をよそに母殿は自由な時間を満喫しているよう。福岡市は高齢者割引も充実しているようで、御年72の母殿はそれらも活用してアクティブな生活を送っています。

100%フリーとなった母殿の生活はというと...

  • 映画館・本屋・図書館通い
  • ガラホからスマホへの移行
  • 市民プールで開催されているスポーツ教室に参加
  • 登山グループに入会
  • ネットフリックス視聴

自分の好きなことをとことんやってストレスフリーなのだとか。

映画館・本屋・図書館通い

もともと映画や読書が趣味で、ビデオやDVDを借り、大きな本棚には無数の本が鎮座しておりました。60代で終活も兼ねてかなりの本を手放しましたが、それでも図書館へ行ったり、ブックオフへ行ったり、メルカリで探したりして読書を楽しんでいるよう。母殿は市営バスのシニア割引きで定期を購入し、これまたシニア割引きになる映画館に通って新作・旧作を鑑賞しております。車だと駐車場代も馬鹿にならない...バスだと時間に追われずゆっくり出来るのでラクらしいです。母殿によると、平日の昼間の映画館はシニア女性で溢れているのだとか。一人で来ている人が多く、顔見知りになった人も数人いるらしいです。

ガラホからスマホへの移行

機械音痴な母殿ではありますが、海外にいる娘と連絡を取るためにパソコンでのメールやガラホでのLINEをどうにか使いこなしてきました。しかしながらLINEがガラホのサポートを終了。私がSkypeを使って家電に電話するものの、母殿から私に連絡する手段はメールのみ。私との連絡もそうですが、これからのリタイヤ生活を考える上でもスマホは必需品。スマホでの検索・カメラ操作が出来るだけで世界は絶対広がると説得し、私の帰国に合わせてスマホデビューを果たしました。最初こそ、スマホなんて...とネガティブ思考だったものの、今や友達とLINEで連絡を取り合い、写真を共有し、ニュースもテレビではなくスマホで読んでいます。もしかしたら、周りの70代の友達よりもスマホが使えているかも!?とはいえ、購入から設定、アプリのダウンロードまですべて私がやったのですがね...Wi-Fiの意味も分からなければ、【ねえねえ、急に音が鳴らなくなったんだけど】とノルウェーからではどうにもならないこと言ってくるのが困りもの。

市民プールで開催されているスポーツ教室に参加

実家は比較的新しい市民プールの近くにありまして、母殿は現在アクアヨガ、アクアエクササイズ、健康体操に通っています。きっかけはスパルタな娘の私が【市民便り】で見つけて申し込みんだアクアヨガ。ガイドヘルパーとして数十年働いた母殿は、歩く姿勢も悪く、体を動かすのは庭仕事くらい。今後のためにもしっかり筋力をつけてもらおうと勧めたら、これがどうやら楽しいらしい。もともと運動神経が良かった母殿は、皆が出来ないことが結構出来て、覚えも早いらしいのです。それが励みになり、アクアエクササイズと健康体操にも通うようになりました。最初は年下の友達も一緒でしたが、不定期の仕事が入ったり、膝を痛めたりで脱落気味。外面がいい母殿は新しい友達を作り、スポーツ教室の後に家でお茶やランチを振る舞っております。高血圧もなく、痛い箇所もなく、健康なのは感心するばかり。

登山グループに入会

市民プールでのトレーニングで出会った人を通して、母殿は最近シニア登山グループに入会したそう。70代に入って、今までやったことがないことに果敢に挑戦するなんて尊敬します。すでに近辺の山をいくつか制覇し、熱意は増すばかり。私からすれば、2ー3月の山なんてまだまだ寒いんじゃないの?と思うのですが、登った後の達成感がたまらないらしいのです。また自分よりも年上の80代が颯爽と階段や坂道を上るのを目の当たりにして、日々のウォーキングも欠かさないように!この山登りのメンバーは、ちゃんとお弁当も自分で拵えるのだとか!!誰もコンビニ弁当なんて持って来てないらしいです。いやぁ~昭和生まれのシニア世代は元気だっ!!!

ネットフリックス視聴

去年の秋の帰国時、私がネットフリックスに入会しました。理由は単純で、日本でしか見れない古い韓国ドラマ【トッケビ】のため(笑)映画館に通う母殿は【パソコンで映画を観るなんて味気ない】と、これまたネットフリックスには消極的でした。映画の数からしたらU-NEXTの方が断然いいのですが、そうなると私がノルウェーで視聴するためにVPNが必要となり面倒くさい...ひとまずネットフリックスで母殿が興味を示すか試すことにしました。結果は、これまた新しい世界が広がったと大喜び。オリジナルのドキュメンタリーがお気に入りのようです。

母殿には元気なうちに色々旅行もして欲しいのですが、問題は愛猫さくらさんが元気で健在なこと。去年から【盲聾猫】となってしまったので、長時間家を空けることがさらに難しくなりました。今年は18歳になります。とはいえ、母殿には一緒に旅行に行けるような元気な友達もなかなかおらず。どうやら屋久島に行きたいらしいので、スポーツ教室か登山グループの誰か足腰の強い人と計画してくれればいいなぁと思っています。

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ピーチで石垣島へ☆

コロナも終息し(日本ではまだマスク着用者が多いですが)、年2回の日本帰国も随分簡単になりました。日本に帰る時は、遠出せず実家でゆっくり(ぐーたら)するのが常でした。しかしながら、今年に入って急に沖縄に魅せられてしまい、この年で沖縄デビュー。6月は那覇へ、秋の帰国時は石垣島へ行ってきました。

事の発端は母殿と女友達のシニア旅行計画。計画性のないシニア組がJTBに頼んで5月末に石垣島へ行くことになっていました。2か月の間、シニア組の話を聞いて調べるうちに、なんだか自分も行く気になってしまったのです。私はJALのマイルを使って、母殿達の石垣島旅行後、那覇へ行くことを計画。しかしながら...なんとシニア旅行は運悪く台風の直撃を受けてキャンセルに。あんなに楽しみにしてたのに石垣島旅行がキャンセルになったシニア組は意気消沈。【秋にリベンジしましょう!!】と意気込んではいるものの、どちらも計画するのが苦手で、全然話が進まない...母殿は【またJTBに頼もうかな...】と言う始末。

私は初沖縄を大満喫できたので、ぜひぜひシニア組にも行って欲しい!!そこで、JTBよりも安くをモットーに2人のために石垣島だけではなく、那覇も加えた旅行をせっせと計画。すると...私も今度は石垣島にも行ってみたくなったのです。島巡りをやりたい!水牛に乗ってみたい!!福岡からの直行便はピーチしかなく、初ピーチで2泊3日の石垣島に♪♪初日は午後に着くので街散策。2日目は西表・由布・竹富の3島ツアー。3日目は石垣島バス観光。沖縄は11月30日まで全国旅行支援が使えたので、お得感いっぱいでした。

☆ひとし石敢當店

1日目のハイライトは居酒屋【ひとし】!当日ネットで調べて予約もせずに、開店とともに来店。すでに予約のお客さんの列が出来ていたけれど、運良く入れました!ここのモズクの天ぷらが激ウマの感動モノでした。外はカリカリ、中はふわっと❤1人でカウンターに座り、刺身の盛り合わせ、生ウニ素麺チャンプル、泡盛に舌鼓。この日は自分のラッキーさにあまり自覚がありませんでしたが、次の日は21時までいっぱいと言われ、モズクの天ぷらリピートならず。マグロや石垣牛のお寿司も食べたかったのにな...すっごく心残りです...しかも代わりに行ったお店がメニューにない、モズクの天ぷらを特別に作ってくれたのですが、普通にかき揚げ風で美味しくなかった(涙)ひとしは値段もお手頃で料理もとても美味しかったです。さすが、人気店!

デザートはファミマで見つけた【紅いもタルトアイス】♪♪

これは美味しくて2日連続買いに行きました!

☆3島ツアー

2日目は朝から3島めぐりツアーに参加。石垣島に行くなら、このツアーはMUSTのはず!なのにシニア組が行ったときは、潮の関係で決行ならず...(何かと運の悪いシニア組)。このツアーは竹富島でのフリーウォーク、バス観光、サイクリング、グラスボート、水牛車などで値段が違うのですが、私はフリーウォークを選びました。お天気にも恵まれ、まずはフェリーで西表島に向かいます。

☆3島ツアー:西表島

西表島に着くとすぐにボートへ乗り換えて、マングローブクルーズ。川の水位はとても低くて底が見えるくらいでしたが、それくらいの方がマングローブがよく見えていいのだとか。前に座っていたシニア女性グループの1人が、【ゴールデンウィークに参加した時は、梅雨の土砂降りの中でのクルーズで何も見えなかった...】と言っていました。お天気は大事です!クルーズ中マングローブの説明も分かりやすい上、珍しい鷺に出会うことが出来ました。すっごく運が良ければ、川を泳ぐイリオモテヤマネコ(夜行性なので日中はほぼ見かけない)を見ることも出来るとか。

クルーズの後はバスに乗り換えて、水牛乗り場まで向かいます。山の中を走るわけですが、あまり車も通ってなければ、住人らしき人達も見かけず。自然が素晴らしい島ではあるけれど、住むには不便そうだなぁ(ちなみにコンビニなし)...乗り場に着くと水牛車がすでに観光客を待っておりまして、十数人のグループを乗せて順次出発します。行きはメス牛さんだったのですが、とてもお利口さんであっという間に対岸の由布島へ。水牛によっては途中止まってしまうのもいるので、追い抜いたり、追い越されたりが発生します(笑)道中は三線演奏もあります。残念ながら行き帰り両方とも、若い方であまり上手な演奏ではなく。他の水牛車乗りさんのは三線+歌の演奏で、そちらの方に聞き入っていました。

☆3島ツアー:由布島

由布島では昼食と自由行動となり、徒歩で小さな島内を散策できます。動物愛護ではありませんが、この水牛さん達がどんな生活を送っているのかが気になるところ。夏は観光客も多く、大変だっただろうなぁ...水牛さん達は由部島で観光客を下ろすと、水浴びをするために池に連れていかれ、そこで次の出番まで休憩するようです。カバじゃないけど、顔だけ池からぷかーんと出して気持ち良さそう。水牛車乗りさんによると、重い物を引かないと体も大きくならないのだとか。由部島には一緒に写真を撮れるRUIくんという水牛がいますが、その子は足が悪いため牛車は引けず、モデル専属なんだそう。

集合時間より少し前に水牛車乗り場へ行くと、ちょうど係りの人達が次の出発の準備をしていました。とはいえ、人間の4歳くらいの知能を持つという水牛相手。【はい、池から出て~!】と言って出てくれるわけではなく。しばーらく、待ちぼうけを食らっている係りの人もいました。復路はオス牛さんで、往路とは違い途中気まぐれ休憩が入りました。通常は15分で渡り切るのですが、水牛によっては30分かかることもあるのだとか(笑)

☆3島ツアー:竹富島

日本の同級生達は20代で沖縄に行ったことがある人達がほとんど。マリンスポーツが楽しかったという人もいれば、竹富島を絶賛する人もいて...その竹富島にいよいよ上陸!!フリーウォークでゆっくり町並みを堪能しよう!と意気込んでいました。周りでフェリーターミナルから町まで歩いている人はほぼおらず...皆どこ行った??バス??町の中に入ると、自転車に乗っている人達を多く見かけました。憧れていた竹富島ではありますが、観光客こそわらわらいるものの、住民の気配はあまりなく。民家もカフェなどが多かったです。西桟橋まで行ったり、町中を通る水牛車を見かけて【おお!これが写真で見たことある風景!!】とちょっと感動はしたものの、【ふーん...竹富島ねぇ...】(ごめんなさい🙇)というのが本音。私は17時ではなく16時のフェリーで石垣島に戻りました。

☆石垣島バス観光

石垣島に行くならば川平湾を見たい!と思っていた私。しかーし、自分で行くとなると限られた時間の中、効率よく色々周ることが出来ず。そこで利用したのが石垣島一周定期観光バス。川平湾は午前中がいい、満潮時がいいなど色々情報がありますが、ツアーではそんなこと言ってられません。川平公園に着いたのは午前中ではありましたが、残念ながら干潮...グラスボートのチケットこそ割引で買えましたが、干潮時は海の生き物達は沖の方に行ってしまうのだとか。とはいえ、若い船長兼ガイドさんはそれを承知で、出港後はあっという間に沖の方へ。干潮時の湾内は海水が濁っており、ほぼ何も見えない状態だったので、沖での透明度にビックリ!ガイドさんによると、沖で海ガメを見ることはほとんどないらしいです。でも偶然にもサンゴ礁の近くで寝ている海ガメを発見!!どうやら120cmほどの大きい海ガメで、ガイドさん自身が大興奮していました。グラスボートのサイトでは船酔いの心配はないと書かれていましたが、この必死に海ガメを探していたのが良くなかったのか、途中からグラスを覗き込まず、あらぬ方向を見たままの人達が数人。私もひとまず酔い止めを飲みました。沖から湾内に戻ると、時間があると言うことで今度はクマノミ探し。水が濁っていても、ちゃんとニモが見れました。水族館でしか見たことがなかったけど、実際海にいるんだよねぇ~!!

昼食はポーザ―おばさんの食卓。このツアーの評価コメントを読むと、【自腹でもいいから好きな食事を注文したかった】【美味しくなかった】とありますが、私は完食いたしました。景色も良かったし、料理も美味しかったです。このバスのガイドさんは東観光で【唯一の男性ガイド】と言っていましたが、三線もお話も上手で楽しいツアーとなりました。

このツアーのいい所は、石垣島最終日でも参加しやすい事!私は帰りの飛行機を15時台に取っていたので、観光後はそのまま空港で下車。最終日も有意義に過ごせて、しかも空港に直行できるのでお勧めです。

☆旅行にアクシデントは付き物で...

楽しい2泊3日の石垣島旅行でしたが、実は最初に予定していた出発日当日にアクシデントがありました。なんと飛行機がキャンセル...(涙)福岡空港のゲートに入って搭乗を待つばかりと言う時に、【バードストライク】を起こした飛行機が着陸し(コレ、放送では言わずネットニュースで知った!!)滑走路が一時閉鎖。それにともない、ピーチの石垣島行きはキャンセルに。ゲート内のスクリーンには【新しい出発時間をお待ちください】の表示がされていたので1時間ほど待っていたけれど、メールでキャンセルのお知らせを知りました(携帯の番号はノルウェーのなので登録していなかった)。これによって、飛行機、ホテル、石垣島からのツアーはすべて予約を取り直すことに。でもこの日程変更で損失は全くありませんでした(ほっ!)

  • ピーチの対応:10日以内なら無料でチケットの取り直しできたので、プーな私は即日程変更。その上、ピーチから5千円分の6か月有効クーポンを頂きました!来年も沖縄行くぞ!
  • ホテル:Hotels.comからホテルを予約していましたが、当日キャンセルのため返金ならず。ただノルウェーに帰ってHotels.comに飛行機の当日キャンセルのことを伝えると、予約していたホテルに直接連絡してくれ、全額返金が可能となりました。もともとはベッセルホテルを予約していたのですが、取り直しではじゃらんで見つけたお手頃なホテルパティーナ石垣島に変更。ベッセルホテルの朝食ビュッフェ(マグロ丼があるという)、食べたかったなぁ...
  • 石垣島からのツアー:3島ツアー(前日キャンセルだったのに!)も石垣島観光ツアーもキャンセル料なく、取り直しができました。

今回、シニア組も同じ時期に石垣島に行き、お土産で塩や黒糖を購入。母殿の友達にいたっては農協から果物類を宅急便で送りました。私は全国旅行支援のクーポンもあったので、和菓子類をいくつか買ったのですが...残念ながら美味しかったものがなく...今でもシニア組と私にとって、那覇で購入できる【紅芋いっぱいx3まんじゅう】がトップの座に君臨しています。

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【らでぃっしゅぼーや】のお試しセットがスゴイ!!

ネットで検索中にふと目に入った広告。うん?規格外の野菜や果物?農家を救う?フードロスをなくす?お試しセット?なんだ、なんだ!?

ノルウェーではフードロスをなくすため、見切り品を安く売るアプリToo Good To Goがありますが、日本には浸透していないよう。安全な食材を規格外という理由だけで破棄するなんてもったいない!!そんなちょっとした興味から【らでぃっしゅぼーや】(Radish Boya)のサイトに入りました。1人暮らしの母殿ではありますが、料理は私よりも作るし、私同様食べっぷりがいいのです。どんな食材が入っているかは来てからのお楽しみ。ちょっと実家に送ってみるかと、お試しセットを購入しました。深く追求しない母殿、食べ物が届くと言うだけでご機嫌です(笑)

ここからは母殿のコメント:

1週間後に届いたお試しセット、まずは箱の大きさにびっくりした。【お試し】というくらいだから小箱に数個の野菜が入っていると思っていたけれど、葉物、サツマイモ、レンコン、卵、豆腐、りんご、なしと、とても奇麗な梱包と状態で届いた。自分自身が注文したわけじゃないけど、【いいね!】押せないの!?メルカリみたいに、お礼のコメント書けないの?

とかなり興奮していました。値段も何も教えていなかったので、母殿は普通に5千円くらいだと思っていたらしいのですが、このお試しセットは1980円!!!!5600円相当の食材が入っています。

このキャンペーンは10月11日朝10時までらしいです。もし興味があったら、ぜひお試しを~♪♪

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☆那覇ソロ旅行☆

日本帰国時に実家から旅行に出かけることはほぼない私。日本に帰る時点で片道20-30時間を費やすのだから、遠出などせず実家でゆーっくり、ぼーっとしたい派なのです。今回、初の沖縄旅行を後押ししたのは、他でもないJALのマイル...期限が切れる前にポイントに換えたのですが、そのポイント自体の期限も秋に切れることになっていたのです。せっかく貯めたマイル(ポイント)を自然消滅させるなんて勿体ない!!!これはどうにかして使わなければ!!とやきもきしていたところに、運良くJALの【全路線一律 片道6600円】というスマイルキャンペーンのお知らせを受け取りました。この航空券をポイントでゲットしよう!!とタイムセールに備えたわけですが、問題はどこに行くか。親戚や友達がいる東京???うーん、いまいち気分が上がらない...飛行場から市内までのアクセスが良くて、美味しい物があって、楽しめる場所を探すと那覇がヒット。日本国内は旅行したことがない場所だらけだけど、母殿の石垣島の旅行計画を聞いていたこともあり、ふと無性に沖縄に行ってみたくなったのです(笑)JALで福岡-那覇往復が13200円は安いッ!!!このスマイルキャンペーン、最初の売り出しの時はアクセス殺到で前代未聞の中止に追い込まれたようです。私が予約した時は日本とノルウェーの時差と平日の旅行のおかげで、ネットでのチケット購入は楽勝でした♪♪

2泊3日の那覇ソロ旅行、弾丸ながらすっごい満喫☆沖縄の島暮らしに憧れて移住する話はよく聞きますが、同じ日本なのに言葉も文化も微妙に違っててとても不思議で、色んなものが珍しかったです。初日は行くかどうか迷った美ら海水族館へ。空港から直接バスに乗って北上。宣伝でしか見たことがないジンベイザメやマンタをいざ目の前で見ると、圧巻そのもの。【黒潮の海】水槽のいろんな場所に立って、ジンタが来るたびに興奮しました。美ら海水族館周辺のウミガメ館マナティー館も訪れ、そこから見える海の青さにただただ感動。水族館の展示物は工夫が凝らされており、海洋生物の生態を子供から大人、そして海外の人達も楽しめるようになっていました。そして暑い中、ほぼ人がいない沖縄郷土村を散策。那覇市内から美ら海までは遠いものの、色々見るものがあって来た甲斐がありました。

ホテルは国際通り近くのネストホテル那覇久茂地を選択。値段はもちろんのこと、モノレールの駅に近いこと、朝食ビュッフェの評価が良かったのが決め手となりました。ぼっち旅行なので、沖縄料理も数が食べられません...ゴーヤ、もずく、ジューシー、ジーマーミ豆腐、さんぴん茶と朝食ビュッフェがカバーしてくれた感じです。私が予約した時はお手頃なお値段でしたが、シーズンに入った今は2倍以上になっていてビックリ。

沖縄と言えば海!なわけですが、最初の計画ではお勧めとあったウミカジテラスに行く予定はなく。ほとんどの人が那覇に到着後または出発前に空港からバスで行ったというブログを書いており、モノレールでわざわざ空港に戻るのもなぁと思っていたのです。しかしながら、前日に美ら海見てからどうしてもウミカジテラスが気になり、行き方を調べてみると、モノレールの赤嶺駅からもバスが出ていることが判明!思い切って行ってみることにしました。いや、これも行って大正解!!!海と空の青と建物の白のコントラストが素敵で、気分はサントリーニ(笑)空港の近くなので飛行機の離発着も間近で見られるし、自衛隊機も飛んで迫力満点!ウミカジテラスにはたくさんのレストランやカフェがあるのですが、私は海岸沿いを歩くのみ。観光客も少なく、ただただ奇麗な海に見惚れました💛

ウミカジテラスの後は改修中の首里城へ。ここは韓国人観光客のグループがわんさとおりました。カンカン照りだったので、クーラーのきいた世誇殿で首里城ムービーを見て、しばらく休憩していたのですが、そこで何やらスタンプを発見。よくよく見ると、どうやら4か所でスタンプを重ね捺しして首里城を作りだすというスタンプラリーのようでした。完成作品を見て、欲しくなった私...順路を逆走してスタンプラリーを制覇!那覇ではポストカードというものをほとんど見かけませんでしたが(時代のせい?)、これがポストカードになっているので重宝しました(しかも無料♪)☆

失敗も考えて2-3枚やるのがお勧めです!

首里城の後は金城石畳道(+大アカギ)を散策。下まで行ってしまうと、次の目的地である壺屋やちむん通りに行きにくくなってしまうので、途中で引き返して偶然見つけた首里そば屋さん【なかだ】でお昼を食べました。夫婦2人で切り盛りされていて、とても美味しかったです☆

腹ごしらえ後は、モノレールに乗って、やちむん通りへ。安里駅から歩いたのはいいのですが、観光客の流れも何もなかったので、ちょっとスルーしてしまいました(汗)那覇に来て驚いたのが、本当にどこもシーサーだらけなこと。お土産にシーサーなんて考えてもなかったけど、ノルウェーに持って帰りたくなりました。置物よりも玄関に掛けられる物をやちむん通りで物色。

沖縄に来て初めて【石敢當(いしがんとう)】という言葉を知りました。このシーサーと石敢當が一緒になっている壁掛けはないものか??と探したところ、1つのお店でいいのを見つけました。茶色か白かを選べず、結局購入したのは次の日。現在、こんな風にして玄関(家に入る前)に飾っています。他3世帯のノル人達は何のまじないかと思っちゃうかも!?

国際通りはやちむん通りとはうって変わって、観光客がたくさんいます。とくに牧志公設市場はもう日本じゃない...中国ですか?というくらい、お客さんだけでなく店の人も中国語です!!!それもそのはず...2階で豪勢な料理を食べているのは中国人なのです!大きな貝に魚にエビにと、値段を気にしている風は全くなし。1階で鮮魚を選び、2階で調理してもらっているわけですが、もう日本人はお呼びではありませんでした...

私が国際通りで2回通ったのは、これまた偶然見つけた【沖縄ぜんざい】がある琉球菓子処 琉宮。サーターアンダーギーが専門のようですが、かき氷がお手頃なお値段でとっても美味しかったのです。煮豆の汁をかけているのですが、優しい甘さで汗も吹っ飛びました。白玉、中に入っている煮豆といっきに完食。美味しさに感動して、最終日もお昼に食べてしまいました。

国際通りではマンゴーやパイナップルを売っていますが、私は敢えて奥の通りで売っていた石垣珊瑚というパパイヤを購入しました。大玉1つ500円でお手頃なお値段で、食べ頃と言われた3日後切りましたが、種がほとんど入ってなく、甘くてとっても美味しかったです☆ジーマーミ―豆腐、もずく、海ブドウなども国際通りで売られていますが、私はユニオンという24時間オープンのスーパーで購入しました。国際通りは発送などもしてくれますが、家で食べる分にはスーパーので十分です。

初めての沖縄。いやぁ~何度も行く人、移住する(したい)人の気持ちが少し分かりました。何を食べても美味しかった沖縄ですが、空港のお土産屋さんで買ったこのお饅頭がまた私の中で大ヒット。お土産では紅芋タルトが有名のようですが、暑い中タルトという気分ではなく...ああ、もっと買っておけば良かった(涙)

このお饅頭のためにも、母殿の石垣島シニア旅行が秋に実現できるようにしなければ!!とすでに意気込んでいます!

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予定満載の帰国(のはず)だったけど・・・

今回は母殿が2月に仕事を辞めて初めての帰国で、イベントが満載(のはず)でした。日本に着いたその日から杏のメルカリ出荷、母殿の人生初のスマホゲットに石垣島シニア旅行、私の那覇ぼっち旅行、弟の帰省...しかしながら、すべてがうまく行ったわけではなく。

特に母殿と女友達の石垣島旅行はコロナ禍が明けて初めてのシニア旅行。しかも旅行計画などしたことがない母殿が、初めて色々調べて(JTBのお世話になりながら)予約するというチャレンジに満ちた旅行となるはずでした。もっと長く行けばいいのに、手始めに2泊3日。それでも早々にキャリーバッグを出し、荷物を詰め、何が美味しいのか、どんなお土産を買うのか、と5月末の旅行を楽しみにしていました。そんな中、私の到着からちょっとして福岡が梅雨入り。しかもなぜか今年は台風が2号の時点で日本(沖縄)接近という異例の事態に...

さっさと通過してくれればいいものの、これまたゆーっくりと日本へ近づき、こんな運の悪いことがあるのかというくらい母殿の旅行日程を直撃し、出発2日前にはキャンセルのお知らせが来ました。まあ、へたに石垣島へ行って島巡りも出来ず、帰るにも飛行機が飛ばないよりは良かったのでしょうが、いっきに気が抜けてしまったシニア2人組。

6月に入っても、しばらく石垣島のお天気をチェックしては【どっちにしても梅雨の大雨だったよね】と今回のキャンセルをポジティブに捉えていました。とはいえ...6月に計画していた私の那覇ぼっち旅行は梅雨の晴れ間に恵まれ、油断した私は2泊3日で見事に常夏の女に(号泣)母殿の友達はすでに私の次の秋の帰国に石垣島へ行こうと気合いを入れています。

私の帰国によってでしか母殿が家を空けられないのは、盲目の猫さくら、御年17歳がまだ健在だから。しかも愛猫さくらさん、盲目の上になんと年のせいか最近難聴に!!!呼んでもどうやら聞こえていないようなのです。母殿によると、以前は電話をしていると、2階からわざわざ下りてきて膝猫になっていたのですが、5月くらいからそれがなくなったと。目は見えない、耳も聞こえないで不安になるのか、さくらは声高々に頻繁に鳴きます。数年前は1泊くらいの留守なら大丈夫だったけど、2重苦となってしまった今は数時間の留守でも心配になります。寝ていることが多くなったとはいえ、食欲は1年前よりも旺盛なので、なるべくストレスがかからないよう余生を送らせてあげたいのが私と母殿の願い。なので母殿の石垣島旅行も私の秋の帰国まで持ち越しとなっています。

コロナ禍明け初のシニア旅行に加え、もう1つのコロナ後初だったのは施設で暮らす弟との対面。もうかれこれ4年?は会っておりません。弟がいる施設では未だに面会や帰省が制限されています。といっても、隔離状態の3-4年を過ごしていたにもかかわらず、弟を含めほぼ全員が職員を通して感染済み。高齢者が多い、疾患がある、ウィルスを理解できない、マスクが出来ないなどと弊害があるからこその厳しい制限なのでしょうが、未だに続くこの規制の意味がよく分かりません...そんな中、施設が提示する帰省期間と私の帰国が重なり、久しぶりに会えることに!

しかーし、なんとタイミングの悪い弟でしょう!!!前日に弟が発熱...体調が悪いわけではないけれど、帰省1週間前に発熱があった場合はキャンセルという規則がまだ適用中でして、なんと帰省が叶わず!!インフルもコロナも陰性、水分補給で回復したようなのでちょっとした熱中症だったのだと思います。その日から1週間後の帰省を施設に問い合わせようにも私のノルウェーへの出発と重なってしまい、結局今回の帰国では面会も帰省も出来ず終いでした(涙)母殿にとっても息子と会うのはコロナ禍後、これで2回目のはずでして、本当に残念でなりません。また秋の帰国時にチャンスがあるといいのですが...

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体力勝負の日本帰国

日本もようやくコロナ規制を解除。海外在住の私達もやっと心置きなく日本に帰国できるようになりました。今年も春と秋2回帰るべく、有休の半分とシフト上の休みを組み合わせて3週間の帰国を実現。しかーし、航空チケットが高い(以前の2倍)のは変わりなく...ケチってノルウェー国内を電車移動にしたら、これまた体力の消耗が半端ありませんでした。自分だけならまだしも、23キロのスーツケースが2つあると家から数十メートルの砂利道を突破するだけでグッタリです。ただでさえ長旅なのに、往路は羽田で国内線に間に合わず。やっと国際線ターミナルから国内線に乗り継ぎが出来るようになったと思ったら、荷物のチェックインは出発1時間前までと言われ...自ら国内線ターミナルまでスーツケースを運び、チェックインするのだったら間に合ったのかもしれませんが、14時間のフライト後にそんな余力はありません。素直に次の便へ変更してもらいました。

復路は飛行機こそ順調だったものの、オスロからの電車が途中で頓挫。珍しく高気圧に覆われて暑い日が続いていたノルウェーですが、内陸では落雷が発生。なんと電車が通る山が停電となり、途中の駅をバスで移動することになりました。ああ、スーツケース重し...予定では21時に到着のはずが着いたのは0時過ぎ。ほんの数分の差で中央駅から家までの最終バスを逃し、これまた23キロx2のスーツケースを引きずり、免税で買ったワインボトル3本とリュックをしょって徒歩で帰宅しました(涙)いや、もちろんタクシーも考えましたよ。でも運悪く、この日は土曜日...そしてもちろん同じ電車に乗っていた人達が次々とタクシー乗り場へ。タクシーを待つより自分の足を選んでしまいました。そして体力を過信していた私、羽田空港で次の日の追加出勤を承諾していたのです!!!飛行機は順調そうだったし、まさか電車が遅れるとは予想できず...スーツケースを開ける間もなく、仮眠数時間後に早番出勤して職場復帰。私の一足早い夏休みが終了しました。おかげで時差ボケもなんのそのです(笑)

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免税制度改正

日本帰国時にちょくちょく使っていた免税。お買い物5千円以上で消費税である10%が免税となる、海外在住日本人にとっては嬉しい制度だったわけです。しかし先日、気になるニュースをお友達から教えてもらいました。なんと4月1日をもって、その免税制度を改正すると!!!(→免税制度改正のお知らせ

海外在住日本人は免税が使えなくなるのか...?と思いきや、手続きをすれば今まで通り制度は使えるわけです。しかし、ホッとしたのも束の間、その【手続き】たるや、ザ・ニッポン!!!とっても、とっても面倒くさいっ(怒)そこまでして免税制度を使わなくてもいいかな...と思わせるものなのです。

私同様、海外在住日本人のほとんどは非居住者のうち「日本国籍」を有する者枠に入ると思うのですが、免税対象になるのは2年以上住所又は居所を有することを在留証明又は戸籍の附票の写しにより確認がされた者。ノルウェーにいるのに、戸籍とかよく分からないし...まあ、ひとまず在留証明を取ればいいんでしょ♪♪と手続きの仕方を読み進めることに。しかし、出てくる、出てくる、揃えなければいけない書類の数々。在ノルウェー日本国大使館によると、在留証明の発行には下記の書類提出が必要となります。

  • 在留証明申請書
  • 日本国旅券(パスポート)
  • ノルウェ-の滞在許可証
  • 移住証明書

パスポート、滞在許可証は手元にあるので問題なし。ノルウェーの移住証明書もネットで簡単に申請できて郵送してくれます(さすが、ノルウェー!!!)。難関は大使館が用意している在留証明申請書です。申請者の本籍地...書けますよ...実家の住所ですから。でも本籍って...まさか...まさか...注意事項を読むと、本籍地を地番までご記載する必要がある場合は、戸籍謄(抄)本が必要です。出たぁぁ~ここにもザ・ニッポン!!!しかも♪原本♪じゃないといけないのですよ!海外から取り寄せるとなると、とっても面倒くさいっ(怒)それこそ、たかが免税のためにここまで苦労する必要があるのか?という話です。家族が日本にいて、マイナカードを持っていればコンビニでチャチャチャっと取り寄せることが出来るようですが、なぜここまでの書類を揃える必要があるのか疑問でなりません!!パスポート、滞在許可証、移住証明書で十分でしょ!??

ツッコミどころはこの申請書自体にもあります。ノルウェーの現住所ですが、なぜ日本語でも書く必要があるのでしょうか?提出するのは大使館ですぞ!!!そして...海外在住の私達にとって、令和何年かなんて分かりません!!公的書類は西暦で統一するという話はどうなったのでしょうか?

申請にしても、受領にしても、有り得ないことだらけ。申請人御本人を確認する必要があるため、代理人や郵送による申請はできません。原則として申請人御本人が領事窓口で受領してください。

コロナ禍でのパスポート更新の時は受領のために、遥々オスロの窓口まで行きましたよ。でも在留証明までもそうとは...ハードルが高すぎやしませんか?とどめは手数料...なんと現金払いです。このノルウェーで未だ現金とな!??ノルウェーのお札も小銭もここ数年触っていませんよ。

ここまでして手に入れても、この在留証明の効力はたった6か月。免税店で爆買いでもしない限り、この証明を取得する必要はないかな...外国人ツアー客などの場合は、Visit Japan Webサービスで表示される二次元コードを読み取るだけでいいらしいです。なんで日本国籍を持つ私達がこんな面倒な作業を強いられるのでしょうか?

日本の公的手続き、すっごく面倒くさい、訳分からないのは知っていましたが、いざ自分が手続きをするとなると怒りが込み上げてきます。日本の役所はいつも満員御礼の状態だと聞きます。マイナカード取得の促進もいいですが、もうちょっとすべてにおいて効率化できないものでしょうか...

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メルカリDE断捨離

ノルウェーに住んでいながら、メルカリ生活も4年目に突入しました。

2018年の帰国時に同級生の友達にささっと教わり、試行錯誤の中メルカリデビュー。そのお友達はメルカリ側から強制退会させられてしまったらしいのですが、私は細々と帰国時に続けています。2018年の秋には海外からの購入に制限がかけられてしまいましたが、母殿のPCからメルカリにアクセスできるようにして今まで乗り切ってきました。

改めて自分の携帯のメルカリアプリで履歴を見ると...いやぁ~色々な物を売ったんだなぁとしみじみとします。メルカリ生活の始まりは、多くの人がそうであるようにザ・断捨離!!小学生の時から大事に保管していたジェニーちゃん達の処分が始まりでした。この古いお人形が高く取引きされているとは露知らず。人形と小物のセットを破格値で売ってしまって、後から大後悔...今でも誰かに大事にされているといいのですが。

メルカリで今まで断捨離した物:本、CD、ぬいぐるみ、貰い物・お土産品、電化製品、洋服などなど多岐に渡ります。専門書や英語の本が読みたい人に購入されていくのは嬉しいものです。また我が家では使わない物が必要な人に購入されるのも出品のし甲斐を感じます☆貰い物・お土産品などは【せっかく貰ったのに】とは思う反面、やはり多くは要らないので出品。売却済みの写真を見て、改めて【あぁ~こんな物あったね】と懐かしむのみです。メリカリでの断捨離、とても助かっています。

もちろん断捨離だけではなく、今年の夏の杏(あんず)の出品にもメルカリが一役買ってくれました。今年の杏は我が家では使う予定がなかったので、予期せぬメルカリでの大盛況にこちらもテンションが上がりました!また時間つぶしに編んでいる腹巻き帽子もメルカリに。こればかりは私が日本にいない冬に売れる確率が高いので、母殿に発送を委ねています。

ちなみに今まで一番高く売った物のは、母殿が自分で購入しておきながら使いこなせなかったほぼ新品のSurface Go2。6万5千円なり。実際は付属品も入れて、9万ちょっとしたと思います(怒)また私が10年も(!)愛用して動作にも問題がなかったSony Vaioは8千円で旅立ちました。メルカリで売るためにわざわざノルウェーから帰国時に持って帰ったという徹底ぶりです(笑)

日本の友達から教えてもらったにもかかわらず、実際に今でもやっている人(特に出品)は周りにはおらず。理由第一位は【面倒くさいから】らしいです。そりゃあ、そうですよね。写真を撮って、説明をつけて、値段設定にも少々のリサーチが必要だし、出品後もメッセージに返信しなければいけません。購入されれば、包装(梱包)してなるべく早く発送。家族がいて、仕事があってとなると、やはり面倒くさいのかもしれません。帰国中(休暇中)の私にとってはメルカリ出品は楽しみの1つで、常に売るものを物色中です(笑)

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満席の日本帰国

3か月半ぶりの日本。こんなに間を置かずに帰国したことは今までありません。母殿も私もなんだか【ついこの前帰国したばかりなのに】感が拭えず。母殿などは【いいわよね、あの凄まじい日本の夏3か月間を回避して北欧暮らしなんだから】という嫌味まで言う始末です。いや確かに日本の梅雨も猛暑も回避しての帰国ですが、別に避暑地で優雅に過ごしてたたわけではなく、ちゃんと働いておりましたよ...コロナに感染するわ、肉離れを起こすわで休みがちでしたけど。

今回の帰国の裏には職場の医療システムの移行が深く関わっています。前回の5月の帰国時も移行に合わせて計画したのですが、結局、医療現場で使うにあたって安全性に問題アリという最悪の結論に達し、施行が11月に延期されたました。この延期によって、11月の休暇取得が厳しくなり...私も早めの日本帰国となりました。5月と今回で合計6週間の休暇。シフトの休みをうまく使ったとはいえ、日本で働いていたらあり得ない休暇の日数です!ありがたや...

コロナ禍では飛行機の便数の制限、ワクチンパス、渡航前と飛行場でのコロナ検査、隔離生活、アプリでの監視とそれはそれで大変でした。しかしながら、航空券自体の値段は変わらず、何よりも旅行客の激減により飛行機は3-4席を一人占めという優雅な10数時間を過ごすことができ快適な空の旅でした。風向きが変わり始めたのは今年の5月の帰国から...コロナが収束し始めたのも束の間、ロシアのウクライナ侵攻により、欧州-日本便が迂回航路を飛ぶようになり、それとともに航空券はほぼ2倍の値段に跳ね上がりました。私の住む街から実家の街まで30時間以上かかるようになり、乗り継ぎの悪さからノルウェー国内は電車・バスでの移動。帰国が体力勝負となりました。唯一の救いは飛行機でまだ横になって寝ることが出来たこと。(5月の帰国ブログ

しかーし、今回の帰国、頼みのヘルシンキ→羽田のJALがなんと満席!!!飛行機のスケジュールを熟考して、高額ながらも飛行機のみの往復チケットを押さえ、体力温存を狙っていたにも拘わらずです(涙)以前なら当たり前の光景なのでしょうが、コロナボケの私にとって満席の中での(しかもマスク着用)13時間半は拷問でした...しかも席の配列は3+4+3。私の席は真ん中の真ん中でして、息苦しいわ、動けないわでグッタリ。ネットでのチェックイン時、JALの席も選択していたわけですが、その時はコロナ禍の状態のままでして、横には誰も座れない、前後も乗客が重ならない配列での座席表でした。なので横になって帰る気満々だったわけです...それがどうでしょう...横に誰かどころか満席御礼状態。この状態でマスク着用のお願いをすること自体、わけが分かりません!!

前回は乗客が少なかったこともあり、エコノミーでも担当の客室乗務員の方が直々に挨拶に来てくれました。しかも前の方で赤ちゃんが泣いているからと、耳栓のサービスまであり。これでJALの好感度はアップ!今回は...挨拶どころではない!!赤ちゃんが泣いても、満席御礼状態では我慢するしかありません。しかも乗務員の数が果たして足りているのか?とこちらが心配になるほどピリピリ感が漂っていました。今年の夏はどこの航空会社も急な旅行者の増加で大変だったようですが、JALもコロナ後の対応に追いついていないのかもしれません。

機内の唯一の楽しみである食事も...飲み物、スナック、食事、お味噌汁、デザートのアイス、おやつのマフィンがほぼ同時に来たので、置く場所がない...前回は空席のテーブルを出して使うことが出来たので問題なかったのですが...飲み物やおやつのお煎餅も真ん中の席のため、好きな時に取りに行けず...うーん、辛い空の旅だ...

今回、機内ではくスリッパを忘れ、化粧ポーチをスーツケースに入れてしまいと、自分の中ではしまった~!と引きずっていましたが、機内でスリッパに履き替える余裕もスペースもなく、しかもお手洗いで化粧直しなど迷惑行為過ぎて出来るわけもなく。結果オーライでした(笑)

到着した羽田空港国際線はアプリの確認のみで入国できるも、相変わらず歩かされる...そして何でしょう?この職員の数は!??誘導する人、あれを出せ、これを見せろと言う人。デジタル化が進む国から来ると、とにかく無駄が多い気がします。一体、何のための事前登録なんでしょうね!?これからさらに規制が緩和され、外国人が押し寄せる予定(期待)があるようですが、こんなんじゃ面倒臭くて呆れられると思うのですが...と帰国早々、愚痴る私。

さらにイラつかせたのは羽田空港での国際線から国内線への乗り継ぎ。まだターミナルを移動させるんかーい!??と突っ込みたくなりました。国際線では一度荷物を取り、国内線への再チェックインとなります。コロナ前は国際線ターミナルで乗り継ぎが出来ましたがコロナ後は国際線がほぼ隔離状態。スーツケース2つを持って、ターミナル連絡バスに乗るのってとても不便です。しかもこの連絡バス、スーツケース置き場が少ない&乗り降りがしにくい!!5月に帰国した際は東南アジアからの実習生の団体さんと重なり、バスに乗れる状態ではなく...電車で国内線ターミナルへ移動しました。水際対策もいいですが、これからの緩和を見込んで早く羽田空港の国際線が改善されることを祈るばかりです。

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杏(あんず)をメルカリに

3年ぶりの初夏の帰国。実家の庭はジャングルのように色々な植物が茂っています。この時期、たわわに実るのが杏(あんず)。この木、私が子供の頃からあるので、すでに40年ものです!無農薬で当たり前のように毎年実をつけるわけですが、我が家ではあまり使い道はなく...その年その年で、出来具合は違うものの、あんずサワーもジャムも不人気。今年は実も大きく、虫もほとんどついていませんでした。が...どうするよ、この杏達?まだ去年作ったジャムが冷凍庫にあるという母殿。

そこで日本で暇している私の出番です。メルカリで【杏(あんず)】を検索すると、やけに売れ行きがいい。季節物ではありますが、梅なんかより断然売れています。うーん、メルカリで果物の販売って大丈夫なのかなぁ...以前、無農薬野菜のネット販売が大人気という記事を読んだことがあります。その日に収穫してネット販売・発送するそうですが、かなりの需要があるのだとか。どのみち、我が家では使い道のない杏なので、試しで出品してみることにしました。

使うのは高さが5cmの宅急便コンパクト。プチプチを使って、杏をきれいに並べると大体1キロになります。それを写真にパシャリ。無農薬の果物、しかもあまり馴染みのない杏なので、誤解のないように商品説明を書きました。そして他の出品者よりちょっと低めの値段でいざ2箱分出品!なんと...1分あったかどうかで売れてしまいました...はやっ!!今までメルカリで出品した商品の中で1番人気です。杏ジャム以外であれば、若い杏の方が良いのでそちらも出品することにしたのですが、出品する前からコメントの量がスゴイのです。私が出品している他の商品にまで杏希望者のコメントが殺到。1キロではなく3キロ希望の方、まだどれだけ発送できるか分からないのにすでに専用希望の方、次の収穫はいつかと問い合わせる方。

あわわわわぁぁ...急遽、セブンイレブンで宅急便コンパクトの箱を追加購入し、ダイソーで3キロ用の箱を買いに行きました。杏ってそんなに人気なの!???ビックリです!!杏前線は主に九州と四国にあり、他の出品者の杏も飛ぶように売れていっているのがメルカリで確認できます。我が家の杏は結局すべてメルカリに出品...重さにして約17キロが完売しました。今まで杏の使い道に困っていた母殿はウホウホです。自分は何も手伝いやしないのに、【来年も杏の時期に帰ってこないと!!】と言う始末。いやぁ~それにしても数日は収穫と出荷で忙しかった!!万全防備で杏を収穫していたはずが、蚊やアリの餌食になり腕が痒い...強い紫外線のおかげですでに6月初旬にしてノルウェー人が羨む小麦肌。

今年は九州の梅雨入りが遅く、どうやら私がノルウェーに帰るまで爽やかなお天気が続きそうです☆

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日本へワイン6本を持ち込む

日本へ帰国するたびに持ち込む瓶モノ達。手作りジャム、旅行で買ったハチミツ、そしてワイン。去年秋に帰国した際、ジャムとハチミツは大量に持って帰ってきたので、今回スーツケースを埋めたのはハチミツ2つ、ラトビア産クヴァス、そして4本のワイン!!免税店でさらにワイン2本追加し、合計6本(日本ではなかなか手に入らないレバノン、モルドバ、ポルトガル産のワインなど)を日本へ持ち込みました。

そこで必要になったのが税関申告...免税内で日本へ持ち込める酒類は760mlx3本となっています。ノルウェーでは細かく22%以上の酒類・ワイン・ビールと持ち込み量が分けられていますが、日本では一括して【酒類】なんですね(驚)

今までは紙の【携帯品・別送品申告書】しか提出したことがありませんでしたが(申告物もなかったし)、今回は初めてアプリに挑戦しました。すでに持ち込むワインの本数は決まっていたので、ノルウェーにいる時点でQRコードを作成。

このアプリ、【手荷物を受取った後、電子申告ゲートへ進むと立ち止まることなく、スムーズにゲートを通過することができます】が売りのはずなのですが、私はQRコードを作成していると伝えたにも拘わらず、職員のいる通常の税関検査場へ案内されました。ワイン6本ですが、スーツケースを開けて確認するわけではなく。自己申告のみです。他の方のブログでは予めケータイで写真を撮って見せた人もいるようですが、特に必要ないようでした。必要なのは何Lを持ち込むかが分かっていることです。

今回の税関申告で驚いたのは酒類の税率の低さ!

私の場合、持ち込むワインの量は750mlx6本で4500ml。免税内は760mlx3の2280ml。支払わなければいけないのは2220ml分となります。ワインは200円/Lなので200円x2.22Lで444円。百円以下は切り捨てで、最終的に400円。支払いはすぐそばにあるみずほ銀行でできました。

瓶モノをよく運ぶ私、スーツケースのワイン4本も割れることなく無事実家に到着!えっへん😤

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日本帰国準備と入国まで

水際対策が緩和され、ノルウェーからの日本帰国の敷居も下がりました。今回の帰国準備と入国で気が付いた点をまとめてみました。

《良かった点》

《残念だった点》

  • チケット代の高騰
  • 乗り継ぎ問題と長い飛行時間
  • 出発72時間前の陰性証明書が必要
  • 外国人入国の増加で混雑
  • 国内線乗り継ぎに失敗

今回の帰国は脱コロナ禍とロシアのウクライナ侵攻で違う大変さがありました。

《陰性証明書の取得》

すでにコロナとの共生する道を選んでいるノルウェー。マスク生活も随分前に終わりを告げました。簡易検査も普及し、今やPCR検査は必要ありません。オスロでは5月に入って検査場が閉鎖。私が住む自治体は今のところ無料のPCR検査を行っています。ただ自治体が夏休みを前にサイトですでに発表しているように、海外旅行用の検査は奨励されていません。理由は検査はあくまで症状がある人が優先であるため。そしてバケーション出発までに検査の結果が保証できないため。これからの夏休みに向けて、海外旅行で検査が必要な場合は街や空港のプライベートのクリニックが紹介されています。

私は前回の帰国時、勤務する大学病院の無料検査を利用→医者の友達に書類サインをお願いしました。しかしながら、病院の無料検査も4月末に閉鎖。今回の陰性証明書の手配は、自治体でPCR検査→Helsenorgeで陰性結果判明→医者の友達に書類サインを頼みました。出発までに結果が出ないかもしれないリスクは承知でこちらを選びました。プライベートのクリニックで検査を受け、書類に医者からのサインして貰うとなるとかなりの出費。家族分となると大変だと思います。これからPCR検査を行う場所はさらに閉鎖されていくと思うのですが、日本帰国組には悩ましい問題です。

《ファストトラックの導入》

日本へ帰国する際にインストールしておかなければいけない3つのアプリ:MySOS、GoogleMap、COCOA。今回、ファストトラック導入で入国前の手続きがMySOSでできるようになりました。ワクチン接種証明書や陰性証明書も送ることができ、事前手続きが終了していれば、入国の際QRコードをスキャンするだけ。ヘルシンキから羽田に到着した乗客は少なく、朝も比較的早い時間だったため、スムーズにいくはずだったのですが...

《外国人入国の増加》

ファストトラックのおかげで、確かに手続き自体は早くなりました。去年の秋に帰国したときは紙・紙・紙。そしてアプリの確認だ、なんだってあちこちで確認の嵐。今回はブース周りも簡略化されていました。しかし気になったのが、東南アジアからの団体さん。私達より早く着いた便だとは思うのですが、とにかく人数が多い!引率の日本人に連れられているグループもあり、実習生でしょうか?ここ2年のコロナ禍では見かけなかった人達です。検査結果待ちのスペースにたどり着くと、その数に驚くばかり。結果はどんどんスクリーンに表示されていくのですが、結果を受け取る窓口が小さすぎる!!スクリーンに自分の番号が表示されたら窓口に並ぶのですが、あっという間に長蛇の列...2/3が東南アジアの人達で、小さな子供を連れた帰国組家族の人達が気の毒でした。

結局、到着から出口までに要した時間1時間50分去年の秋の帰国とあまり変わりはなく。

  • 9時20分 羽田空港着
  • 9時45分 検体提出
  • 10時40分 結果発表
  • 11時10分 到着ロビー

《国内線乗り継ぎに間に合わず》

チケットを購入した時から、国内線への乗り継ぎ時間1時間45分は短すぎると思っていました。しかしながら、ネット上で無料変更できるはずがシステムエラーのため断念。羽田空港に定刻より50分早く着いたものの、国際線の到着ロビーに出たのは11時10分。12時の国内線乗り継ぎは怪しくなりました。国際線ターミナルから国内線乗り継ぎは未だできず、国内線ターミナルへ移動しなければいけません。が...いざターミナル間無料連絡バスに乗ろうと1階に降りるも、そこにいたのはやはり列をなす東南アジアからの団体さん。荷物も多いし、これじゃいつバスに乗れるか分かりません。

次なる手段は京急電車です。事前に【国内線へ乗り継ぎのあるお客様へ】という紙を貰っていたので読んでいて良かった!国内線出発時間まで1時間を切っている場合はモノレール・京急電車を利用するようにとあります。無料乗車票の受け取りは2Fとあるので、エレベーターで1F から到着ロビーのある2F へ移動。スーツケースを2つ持っているので、ちょっとした移動も大変です。やっと2F案内所にたどり着くも無人。貰った紙には電話対応とあるのに、そこには無料乗車票受け取りは1Fという張り紙が...いや、さっき上がってきたのにまた1Fに戻れとな!??湿気とだるさでイラつきます。無料乗車票を貰い、京急に乗って国内線ターミナルにたどり着いたのは、出発10分前でした。

国際線の到着で羽田空港を選ぶメリットの1つはやはり国内線の便数の多さです。私は結局国内線を逃してしまいましたが、1時間後の便に無料で変更できました。国際線からの乗り継ぎで、予約の便に間に合わない場合は、変更手続きを第1ターミナルで行っているとあります。同日に国内線へ乗り継ぎができない場合の宿泊費・移動費などは個人の負担となるので、乗り継ぎには気を付けなければいけません!

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家路への長い道のり

ロシアのキエフ侵攻が長引く中、ヨーロッパと日本の飛行機も迂回ルートが定着しました。通常ならヘルシンキ→東京は9時間ちょっとと最短で帰れるものの、今回はプラス数時間の飛行です。しかも私の住む街からの乗り継ぎが悪いため、オスロまでは夜行電車で移動。今回の家路への長い道のりは
・電車でオスロまで7時間
・オスロ→ヘルシンキ 1時間20分
・ヘルシンキ→羽田 12時間20分(50分ほど早く到着)
・羽田→実家の街 1時間45分

オスロ→ヘルシンキ

6時台にオスロの空港に着いたので、さすがに早朝の空港は空いています。フィンエアーのカウンターも列なしでした。この時点で【日本行きね。陰性証明持ってるわよね?】と聞かれたので、てっきりHelsenorgeの結果かと思ったら、【紙を持ってないの?】と。ここですでに日本が提示するフォーマットの陰性証明書を見せなければいけませんでした。

保安検査場を通過すると、中はいつも通りやはり混み合っていました。ヘルシンキ行きはほぼ満席。もちろんマスクをしている人はいません。ヘルシンキの空港は思ったよりがらがらで、閉まっているお店が沢山ありました。コロナ前はアジア系でごった返していたのに。ちなみに空港の改装は未だ終わっていません。14時発JALの日本行きゲートはそれこそ人がいない状態。しかし搭乗前にアプリ登録の確認をしていると、10分おきに放送が流れていました。確認するのはMySOSが緑色になっており、QRコードが作成されていること。ネットのつながりが悪く、私はQRコードを見せることができなかったのですが、陰性証明書さえあれば特に問題なしでした。

ヘルシンキ→羽田

今回のJALでの帰国ですが、搭乗率は今までの帰国で一番少なかったように思います。13%くらいだったのでは?ヨーロッパ在住の人達にとって、ヘルシンキよりフランクフルトの方が交通の便がいいのかもしれませんが、水際対策が緩和された割には少ない...思うにJALの5-6月の運航スケジュールの発表と反映が遅れたのが理由にあるのではないかと。また日によってはフィンエアーが夕方から成田へ飛んでいるので、そちらを選ぶ人が多いのかもしれません。私の席の周りにはそれこそ誰も乗客がいない状態でして、3+4+3の座席の4つを贅沢に使って横になることができました。横になって寝られると、足のむくみがほぼありません!!予定の飛行時間は13時間15分でしたが、これがもし満席だったら相当な疲労度だと思います。そんなガラガラ状態ではありましたが、もちろんマスク着用です。

前回同様、JALのサービスは流石でした。イヤホンをしていて気づかなかったのですが、どうやら前の方で赤ちゃんが泣いていたらしく、CAがわざわざ耳栓をくれたり、またお手洗いは毎回お掃除がされていました。食事は2回。どちらも美味しかったです。途中、おやつにマフィン2つが配られました。飲み物やおやつも豊富で、私は周りに誰もいないことをいいことに、梅酒と日本酒を頼んで亀田のおせんべいをつまみに晩酌(笑)人目を憚らず寝っ転がって映画を観たり、音楽が聴け、快適そのものでした。

羽田へは定刻よりも50分早い到着。ファストトラックも導入されていることだし、国内線乗り換えまで2時間半あるので大丈夫だと思っていました。しかーし、これが大きな間違いでして...予想していない事態に見舞われ、国内線には間に合いませんでした(涙)

羽田→実家の街

国内線乗り継ぎに間に合わなかったので、国内線ターミナルではまずJALカウンターで変更をかけて貰うことにしました。間に合わないであろうことはもともと予想できていたので、ノルウェーにいる時点で変更をかける努力はしました。しかし、フィンエアーのサイトからやるとシステムエラーでできず。カスタマーサービスの電話は1時間待ちなどざらで、かける気にもならず。またチャットロボットじゃ変更はかけられないので、日本に帰るまで待つことにしました。その経緯などを説明すると、超過料金などもなく1時間後の飛行機に変更してくれました。ただ変更はシステム上複雑だったらしく、15分ほど待たされました。

チケット変更後、さっさと2つのスーツケースを預けて、羽田空港土産を見に行こう意気込んでいました。しかし、ここでも予想していなかった事態が。国際線から移動してきた実習生の団体らしき人達が預け荷物のカウンターに長蛇の列を作っていらっしゃる...いやぁ、それぞれが何やらすっごい荷物を持っていてですね。それを見た時点で、次の飛行機も間に合わないんじゃ...と思いました。ひとまず団体の後ろに並んで途方に暮れていると、JALの方がすぐ声をかけてくれ、優先対応してくれました。どうやらJALの職員も団体さんの対応に困っているらしく、カウンターでは【日本人のお客様を優先的に対応するように】と話しているのが聞こえました。差別とかではなく、どうやら彼らの荷物の量と重さに問題があるのが理由のようでした。

この優先対応のおかげで、残りの数十分をお土産探しと食料調達に使えたので、私はとても助かりました。しかし結局この実習生らしき団体さんも同じ飛行機だったわけです。私達が搭乗後、出発間近にぞくぞくとこの団体さんが乗ってくる...手荷物が重いのか、自分達で運べず&棚に上げきれず、CAが総出で手伝うことに。出発時刻を過ぎてもまだ乗り込んでくる...同じ列に座ってたやり手そうなビジネスマンが5分過ぎた時点で、厳しいクレームをCAの一人に言っていました。JALの職員のせいではないし、かと言ってこの団体さんを置いていくわけにはいかないし。ついにはパイロットから直々のお詫びまで放送されました。国際線からの乗り継ぎのお客様をお待ちしているため、また彼らの荷物を貨物室に入れるため遅れが出ていると説明。一番の問題は彼らの超過荷物だったと思われます。ビジネスマンはチラチラ時計を見ながら、舌打ち。私は離陸後は爆睡していたわけですが、ビジネスマンはその後席から消えておりました。もしかしてアップグレードを要求したのかも?あのクレームの仕方だったらあり得るなぁ~

今回の帰国、国際線はスムーズでしたが国内線でハプニング。これから水際対策がさらに緩和されるようですが、まだまだ提出するものやアプリのダウンロードはあるわけで...外国人観光客や実習生の団体が入国できるようになると、混雑や混乱は避けられないのじゃないかなぁと心配です。

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コロナ禍_飛行機キャンセル後の返金

コロナ禍の2年間の間、感染が落ち着いている隙を狙って2回日本に帰りました。どちらも10月末から11月末にかけて。2020年は日本とノルウェーで隔離があり、2021年は日本のみ。隔離生活もさることながら、一番の問題は航空券の購入でした。コロナ禍で旅行保険はほぼ使えないに等しく、海外旅行は飛行機に何かあっても、現地で何かあっても【自己責任】。コロナで飛行機のキャンセルが相次ぐ中、10月末は夏ダイヤから冬ダイヤに変わるので、ぎりぎりまで購入できず。ちなみになぜ10月末の帰国なのかというと、9月はまだ日本は暑すぎる。10月半ばはノルウェーでは秋休みがあるため、休みが取りにくいという理由のためです。

一昨年の秋、隔離があったものの季節的にはとても良かったので、去年も同じ時期の帰国を計画。しかーし、ぎりぎりまで待って購入した航空券が見事にキャンセル(涙)乗り継ぎから何からベストだったのに...毎回そうなのですが、航空会社のサイトからではなく、今回もFinn.noでMyTripという会社を通してスターアライアンス系のチケットを購入していました。キャンセルをかけるにもこの会社を通してとなり、手数料が300クローネ(4千円)ほどかかるというお知らせが。払った金額は6276クローネ(8万8千円)。コロナ禍で往復のチケットがこの値段なのは安いけれど、果たして返金してくれるのだろうか...?

このチケットはキャンセルをかけ、結局1万円ほど高い別チケットを購入して無事に日本へ帰国できました。が...待てど暮らせどキャンセル完了のお知らせは届かず。ネットで状況確認ができるので年末に見てみると、すでにSASとルフトハンザはキャンセル処理済み。なんととん挫してるのはANA!!!一体、どれくらいの時間を要するのでしょうか...?コロナ禍の返金は半年ー1年は当たり前ってどこかにあったしなぁ。

年明けはほったらかしにしていたのですが、ふと思い出してキャンセルをかけて5か月以上経った今月半ば、再度ネットでキャンセル処理状況を確認してみました。するとANAに動きが!!キャンセル処理が完了と表示されている!!それから1週間経った今日、返金のお知らせもメールで到着。最終的に375クローネ(5千2百円)マイナスの金額となりましたが、ちゃんと返金されるようで良かった~☆結局、キャンセルから返金まで半年待ったことになります...

コロナは落ち着きましたが、現在はロシアのウクライナ侵攻のため、これまた日本へ飛ぶ飛行機に影響が出ています。航空会社も長期的なスケジュールを出せる状況ではなく...イースター休暇を使って帰国する予定のヨーロッパ在住日本人は大変だと思います。私も5月末の帰国を考えていますが、乗り継ぎが悪そう...片道30時間とか当たり前に出ています(涙)

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新しい前歯

日本に帰るたびに必ず行くのが歯医者さん。コロナ禍だろうとなんだろうと、日本の歯医者さんに行かずに日本滞在を終えることはできません。今回診て貰いたかったのは

  • 2年前に発見された下水溝と化した根管治療の経過
  • 左上奥歯(形がいびつだけど虫歯?最近、物が詰まりやすい)
  • 前歯の接着性ブリッジ

下水溝と化した根管の状態はレントゲンで見る限り変化なしで、ほっ☆左上奥歯も虫歯と言うほどのものでもないので治療する必要なしで、ほっ。残るは何かあったら大変な&高額な前歯です...

私の前歯6本には【接着性ブリッジ】がかかっており、数年前に日本の違う歯医者さんで作り直しました。でもこの交換後から前歯の色が変わりだしたこと、そして去年は虫歯で前歯の後ろが欠けたこと、ノルウェーの歯科医にメタルと歯の変な接着箇所を指摘されたこともあって、このブリッジ自体に問題が生じているのでは?という疑問が消えずに1年を過ごしました。

このメタルに覆われた歯の裏側がどうなっているのかは、ブリッジを取り外してみなければ分かりません。

左右2番の欠損を補うため合計6本にブリッジがかかっている。

2年前から通い始めた今の歯科医のT先生は、最初のブリッジを作ってくれた歯科大補綴科の助教授の元で学んだ方。それを偶然知ったので、前歯に何かあったら絶対T先生に診て貰おうと思っていました(歯科大の助教授はすでに定年退職済み)。しかし、ここで1つ問題が...このブリッジを取り外すには麻酔が必要なのですが、エピネフリン(別名アドレナリン)が入っていない麻酔を持ち合わせていないと...私、通常の局所麻酔だと血圧低下、めまい、耳鳴りという副作用が出ます。心臓・循環器系に問題があるわけではないのに、どうもこの血管収縮作用がよろしくないようです。

数日後、私に合う局所麻酔メピバカインを同業者から手に入れてくれたT先生。この麻酔の短所は【効きが悪い】...ブスブス針を歯茎に刺しまくった上、説明もそっちのけでがんがんブリッジを削っていきます。最初は手直し程度を考えていましたが、結局削り出して判明したのが、ブリッジの接着が取れかかっている&メタルの下にできた隙間で虫歯が進行。こうなったら、もう接着性ブリッジの作り直しという選択肢は消えてしまいます。

ここ10年、いつか【この日】が来るとは分かっていましたが、ついに現存する歯を土台にしてフルカバーブリッジにすることに。このブリッジを装着するためには健康な歯を大幅に削ることになります。私の場合、すでに虫歯が進行していたので【健康】とは言えませんが、神経がすべて残っているので、フルカバーブリッジは大丈夫。ただ矯正で動かしているため、神経がまっすぐではなく、大きく歯を削るとなるとT先生の腕の見せどころとなります。

私の場合、左右2番が欠損歯のため、隣りの1番と3番を土台にしてブリッジを作ることに。T先生の提案で6本連続ブリッジではなく、3本ずつに分けることにしました。

日本での自宅待機があったため、歯の治療にも大きく影響します。日本に住んでいるならば、もっと時間をかけて治療ができるわけですが、私の場合は限られた時間内でこのフルカバーブリッジを作ることになりました。地元のかかりつけ歯医者さんならでは!!ありがたいことです。T先生によると虫歯はかなり進行しており、前回ブリッジをやり直した歯医者さんの技術がよくなかったことを指摘されました。今回の帰国でやり直すことができてラッキーでした。

フルカバーブリッジでは自分の歯を大きく削りますが、その姿たるや見るに堪えない...今まで頑張ってくれてありがとう。これからは土台として支えてください、とブリッジの下に隠れてしまう前に感謝しました。フルカバーブリッジになって良かったことは

  • 前歯6本が白い!接着性ブリッジの時はブリッジがメタルだったため、どうしても金属の色が透けてしまい、前歯が薄黒く見えました。今回のフルカバーブリッジは白い!!
  • 歯並びが綺麗!顎変形症の手術の時に欠けた前歯、そしてブリッジで付けられた微妙に色が違う左右2番が気になっていましたが、フルカバーですべてが綺麗に。もとのもともと綺麗な歯並びの人っているけど、私もフルカバーブリッジでその仲間入りができました。
  • 噛み合わせが改善!接着性ブリッジの時は削る量も限られており、噛み合わせがぎりぎりでした。下の前歯が上の前歯後ろにあたっており、メタルブリッジを削っていましたが、フルカバーでは噛み合わせに余裕が出てあたることがなくなりました。

フルカバーになっても歯の入念なお手入れは欠かせません。ブリッジの状態を保つためにも、今回もマウスピース(ナイトガード)を作ってもらいました。ちなみに...このフルカバーブリッジはT先生お任せの保険適用で行いました。新しい前歯、欠けないように、折らないように、大事に使っていこうと思います。

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日本→ノルウェーに戻る

先日、暗ーい雨ばかりのノルウェーに戻りました。去年の今頃は東京での新規感染者が500人を超え、ノルウェーも公共の乗り物内でのマスク着用が義務化、まだワクチン接種も始まっておらず緊迫した状況でした。もちろん、空港はどこも閑散としていました。今年はというと...東京での新規感染者は30人以下!!地元も10人以下!毎日発表する必要があるのかという人数です。ニュースでは第6波の備えについて取り上げられてはいるものの、同時にGo To Eat再開も検討されており、今年の秋の日本はどこもスゴい人出でした。お天気にも恵まれ暖かった日本、来年はもっと簡単に帰れるようになればいいな...

今回の帰国ルートも去年と同じ、地元のF空港→羽田→フランクフルト(FRA)→オスロ(OSL)→我が街の空港。

地元F空港→羽田_国内線
週末出発のせいか、それとも世間は脱コロナなのでしょうか?地元のF空港は旅行客や出迎え客で賑わっていました。去年はほぼ閉まっていたレストランやお土産屋さんも全部開いていました。あまりの違いに1年ぶりに見送る母殿もビックリ。駐車場も満車で、初めて屋上に止めることに!!今年の年末・年始は混み合うに違いないと思います。

今回も国内線と国際線は別購入しているため、1つ目のスーツケースは宅急便で羽田の国際線へ送っておき、2つ目はF空港から「国際線乗り継ぎ」でチェックインしました。基本、国内線と国際線を別購入していると、「国際線乗り継ぎ」で2つは預けられないと思うのですが、もしかしてできるのかも?次の帰国の際には聞かなければ!去年はコロナ禍で一度羽田でスーツケースを取るように言われましたが、今年はオスロまでそのまま運んでくれることに。カウンターで提出した物は国内線と国際線の予約、パスポート、滞在許可証、ワクチン接種証明書。私の労働ビザは1日後に切れます...そしてまだ次のビザがおりていません(涙)夏に申請した永住ビザがすぐ出ないであろうことは予想していたので、ビザが切れる前にノルウェーに戻るように航空チケットを購入しました。1日しか残ってなくても、有効には変わりないので入国は可☆ワクチン接種証明書はノルウェー発行&EU共通のものです。空港職員の方も色んなことに対応しなければならず大変だと思います。乗客率は土曜の夜でしたが、使用する飛行機が大きかったため3席一人占め。

羽田_国際線→フランクフルト

去年とは比べ、少し活気の戻ってきている国際線。今年はANA以外のカウンターにも職員がちらほら。宅急便で送ったスーツケースも出発の3階で受け取ることができました。23時でも海外に行く人達だけではなく、お見送りの人もいました。私はどうしてもコンビニおにぎりを国際線に持ち込みたかったのですが、国内線ターミナルのコンビニは早く閉店(涙)国際線ターミナルはレストランが閉まっていることもあり、全く期待していなかったのですが、なんとセブンが23時まで開いていたらしい(号泣)ああ、フランクフルトでの乗り継ぎ時間に食べようと楽しみにしてたのに...(地元の空港で買ったおにぎりは羽田に行く途中の飛行機で完食)

0時50分発の羽田ーFRAはANA運航です。搭乗率は35%ほど。赤ちゃん連れの人が今回はいました。夜中の便なので、お水と3口サイズのラップという軽食のみですぐに消灯です。3+3+3の席並びなので、ほぼ全員が横になって眠れる状態ではありましたが、食後に数回【シートベルトを着用したままお眠りください】と...シートベルトをしたら、横になれない。周りを見ると、3席1人占めなのに座ったままちゃんと寝ている方々が(皆、日本人でした)。私、途中で横になりました。今回もトイレとおやつを考えて後方に席を取っていました。しかーし、去年あった豊富なおやつは全く置いておらず!!期待のおやつタイムが台無し...前方にいたキャビンアテンダントに飲み物を頼みましたが、この時も飲み物のみしかくれませんでした。バラエティに富んだスナックは頼まないと貰えなくなってしまったのでしょうか...

ちなみに後方席だった私、到着2時間前の朝食も選択肢がなく洋食に(涙)日本人がほとんどなんだから、和食1本にしてくれればいいのにぃ~!!いつもはANAの国際線に乗ると感動の嵐ですが、今回は食の不運続きでモヤモヤのまま朝5時半のフランクフルトに到着です。

フランクフルト→オスロ

フランクフルトは早朝にもかかわらず、去年より断然人が多かったです!!ワクチンパスポートの成果でしょうか?そこいら中で名物、ターミナルダッシュが起こっていました。乗り継ぎのために通らなければならないパスポートチェックは職員がたった2人しかおらず、長蛇の列&乗り遅れると焦る人が続出。私は結局3人の若者を割り込みさせてあげました。なんてたって次のオスロ便まで5時間待ちですから!!ゲートでの手荷物チェックも相変わらず効率が悪く、ヨーロッパのハブ空港はいいけど改善して欲しいです。私の荷物は問題なしだったのに、問題ありの荷物が多々あるためになかなか前進せず。これ、クリスマスシーズンは大混乱間違いなしです!!普段でも超過手荷物の人がたくさんいるヨーロッパですから。
FRA→OSLは満席。乗り継ぎの人達&荷物待ちで1時間遅れの出発。ここでの遅れはちょっと困ります。なぜならオスロでスーツケースを1度引き取り、再チェックインをしなければいけないのです。日曜日のオスロ...絶対混んでいるはず!!


オスロ→我が街の空港

10月にラトビアから帰ってくる時、オスロでのチェックがやけに厳しかったので、今回も時間がかかることを予測していました。しかし、FRA→OSL便は何のチェックもなく...簡単にノルウェーへ入国・帰還。たった1日しか残っていない滞在許可証について問われることはありませんでした。去年は数人しかいなかった免税店も活気を取り戻し、ノル人がわらわらとアルコールを買いあさっていました。私は...荷物の事を考えて今回は何も買わず。

去年と同様、スーツケース2つを1度取って、再度チェックインしなければいけないオスロ。日曜日の午後とだけあって、空港は混雑していました。それでも時間に余裕があったので、搭乗ゲートからちょっと離れている椅子で寛ぎタイム。日本のようにバンバン放送が入らない外国の空港。気をつけないと飛行機を逃してしまいます。そうならないように、出発20分前くらいにふと自分のゲートを見てみました。すると...満員状態で座っていた搭乗ゲートに人がいない!!!!やっば!!もう搭乗なの??と焦って向かうと【Gate Closing 】の文字。うぉぉ!!こんな早く閉まるの?とチケットをカウンターでスキャナーにかざすも、まさかの拒否。カウンターのお兄さん、【アナタのチケットSASのだよ。ここNorwegianだけど...】えっ!??Norwegian!??うそぉぉぉん!!!!

なんと同じ時刻発&同じ行き先でSASとNorwegianがあったらしいのです。スクリーンでしっかりNorwegianのゲートを見ていた私はゲートC2の近くC4でのほほーんと待っておりました。
SASのゲートはまさかのA12!Norwegianがすでに【Gate Closing】ってことはSASもじゃないのぉぉ?猛スピードでC2からA12に走る。良かった、免税でワイン6本とか買ってなくて!いくらオスロが小規模の空港とはいえCからAは遠いです...ゲートA12が見えてくると...人がまだいっぱいいる。ってか搭乗もまだ始まっておらず!同時刻出発なのに、何このNorwegianとの違い!?向こうは【Gate Closing】で誰もいなかったのに!!こっちではまだトイレに行く余裕さえありました。猛ダッシュのせいで汗だく、マスクのせいで息切れ切れ...周りを見回すとオスロではマスクしている人の方が少数だし!!ドイツでは強制だったのに...我が街に向かう飛行機も満席。もちろん、マスク無しがほとんど!!日本より断然感染者が増えているっていうのになぁ。

数週間ぶりに帰った我が家。ラーニャはやっぱり淋しかったのでしょうか?やけに甘えっ子になっていました。そして...冬仕様?食べ過ぎ?明らかにデブ猫に!!!

右側の凹んだ部分を直してほしいのか、いつもとは違う場所で箱猫。デブったから、凹み具合も激しいのです。下僕はせっせと姫の床を整えます。

お嬢さん、はみ出てるよ~
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アプリMySOSとの格闘

去年の帰国時は14日間の待機期間中、何の連絡も確認ありませんでしたが、今年は水際対策が大幅に強化。スマホに3つのアプリMySOS、COCOA、GoogleMapがインストールされていることが要求されました。COCOAは14日間使用することはなく...毎日使うのはもっぱらMySOSです。このMySOSですが、かなりの強者です。帰国者はほぼ犯罪者並みの扱いでして、これって法的にどうなんですか?と思わずにはいられません。それくらい【監視されてる度】高めです。ズルをする人がいたから強化されたのでしょうが、こういうアプリはぜひ性犯罪者などに活用して頂きたい!!

待機生活に話を戻りまして...MySOSとの格闘について書きたいと思います。待機生活14日間、【おはようからおやすみまで】常に気になるのはMySOSの着信です。MySOSは待機場所に到着後、場所登録(GoogleMapと連携している)を行います。この待機場所は入国の際に誓約書に記載した住所と一致していないといけないのだと思います。MySOSでやることは

  • 健康状態報告
  • 現在地報告
  • ビデオ通話

健康状態報告は自分で毎日やってもいいし、やらなければお知らせが来ます。これは1日のうちいつでもできるので楽勝。現在地報告とビデオ通話、これは8時から18時半までの間にランダムでかかってきました。予想はなんとなくできましたが、法則は結局見いだせないままでした。多くの方が書かれていますが、現在地報告はお知らせ後しばらくすると報告ができなくなってしまいます。そしてビデオ通話ですが、こちらからかけ直すことはできません。

【現在地報告】今すぐと言われてもですね...そんな常にスマホを持って生活をしているわけじゃないんです!!いつかかってくるかも分からないので、着信音に敏感になります。
着信に気が付かず、遅れてボタンをタップするも、時すでに遅し...自分の好きな時にタップしても、このメッセージが出ます。

一番ドキドキするのは、何と言ってもビデオ通話。夏くらいまではオペレーターがかけてきて、本人の顔確認に加え【部屋をぐるっと見せてください】なんてこともあったらしいです。女性の場合はかなり抵抗があったと思います。私の時はすべてAIビデオ通話でした。かけてくる1分前にお知らせがまず届きます。そしてかかってきてからは30秒の顔録画。この通話で位置情報も取得しているようです。

【AIビデオ通話】毎日、このお知らせを待ちわびる14日間。このAIビデオ通話が午前中にかかってくると、午後は心に余裕が出ます。疑問だったのは、現在地の確認とAIビデオ通話が果たして連携されているか?ひどい時は3時間のうちにすべて終了という日もありました。まるでストーカーのよう。敵は手強いぞっ!とゲーム感覚になってきます。

現在地の確認は着信に気が付いた家族に頼むこともできますが、このAIビデオ通話は本人じゃないとまずいので、これがかかって来ないことには1日落ち着きません。

私の14日間のMySOSとのお付き合いは下の表のようになりました。私の場合、咳喘息が酷いまま帰国し、羽田空港でも検疫の方ともお話しました。そして健康確認報告でも初日から【咳の症状あり】で報告しているので、2日目に入国者健康確認センターから登録している電話に直接連絡がありました。

★1日にかかってくる頻度は【現在地報告2回】【AIビデオ通話1回】の計3回
★【AIビデオ通話】は午前中から13時くらいまでの間
★【現在地報告】は8-18時半、しかも各時間の5-20分の間。もし9時20分までにかかってこなければ、10時5分まで余裕あり。

私もそうですが、MySOSで一番気になるのは【現在地報告】や【AIビデオ通話】で出られなかった場合どうなるかです。私も出られなかった日がちらほらありました。【現地報告】は逃してもそのままのようですが、【AIビデオ通話】は再度かかってきました。なので出られなかった日は2回かかってきたことになります。少々出られなかったとしても、入国者健康確認センターから連絡が来ることはありません。待機生活最終日、さっさと終了してくれれば助かるものの、結局着信があったのは16時台。いやね、最終日であっても、その日いっぱい待機なのはわかりますよ。でも症状なし、日本国内の感染者激減の中、最後の最後までスマホと睨めっこで着信待ちなんて悲しすぎます...

日本は罰金よりも随時名前公表で脅し作戦に出ていますが、実際に公表されているのは14日間全く応答していない人達のようです。思うのですが、この名前公表後、指名手配でもして何か対策を取っているのでしょうか?連絡が取れないまま、ほったらかしだとしたら、ちゃんと待機期間を守ってアプリに応答した人は単なる馬鹿正直?報われませんっ!大体、ほったらかしだとしたら、なんのための【水際対策】なのか...

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11月8日に日本の水際対策の緩和が発表され、帰国者の待機期間も大幅に短縮されました。14日間から3日間は大きい!!!ニュースでは【10日間から3日間】と報道されていましたが、アナタ達詳細を把握していないね...海外在住の日本人が帰国するのにどれだけ苦労しているか知らないね...と毒づいてしまいました。私のように14日間の人もまだいるのに!!

まず10月に14日間から10日間に短縮された人達ですが、日本で有効と認められた国のワクチン接種証明書を保持しているのが前提でした。それは3日に短縮された今も同じです。未だ認められていない国(ノルウェーを含む)で発行されたワクチン接種証明書では短縮にはならず、今まで通り14日間です。もし私がノルウェーから今帰国したとしても、ワクチン接種証明書が有効と認められていないので、待機3日間にはならず14日間なのです。し・か・も、有効な接種証明書であっても、自動的に3日間に短縮になるわけではありません。待機3日目以降にコロナ検査を受け、陰性証明書を提出しなければいけないのです。日本でコロナ検査を受けるとなると2万円以上かかるのがほとんど。確かに短縮はありがたいですけど、それでも家族での帰国となると高額になりますし、まだまだ敷居が高い...海外在住者は各国のワクチン証明書の認可と待機なしの帰国を心待ちにしています!!

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ぐったり日本入国

★2021年10月末の体験記です★

定刻よりも早めに到着した1年ぶりの羽田空港!!今回は咳でふらふら、しかも咳のし過ぎで胸部の筋肉痛に苦しんでいたので、喜びよりもただただ無事に入国できることを願うばかりでした。去年はスムーズに入国できたものの、今年は日本の水際対策がさらに強化...オリンピックをやっておきながら、なんで自国民に対して未だこんなに厳しい制約を課すのか疑問はたくさんありますが、入国するためには厚生労働省が提示する規約を守らなければなりません。

出発前72時間以内の陰性証明書

去年の帰国との大きな違いはまず72時間前の陰性証明の取得です。ワクチン接種証明書よりも何よりも大事なのが、この陰性証明書。これがないと入国どころか上陸を拒否(搭乗を拒否)されるらしいです。事実、フランクフルトでは羽田行きのゲートに入る前に書類を確認されました。このコロナ検査と陰性証明、住んでいる国によってはかなりの出費になると思います。家族での帰国となるとどうなるのでしょう?ノルウェーはコロナ検査は無料なので問題ありませんが、それでも72時間前に検査ができて結果を貰えるという保証はありません。医療従事者の私は大学病院の職員用検査を事前にネットで予約し陰性結果を貰いました。日本とは違い、検査を受けるのに理由を伝える必要はありません。症状があるかどうかの確認などもないので、その点気軽に検査を受けることができます。

問題は厚生労働省が指定するフォーマットに沿って陰性証明書を貰わなければいけないこと。ノルウェーでは陰性結果判明後、ネットから英語で証明書を取得できますが、これでは日本入国の際通用しないのです。こんな独自のフォーマットに手書きで記入なんて、海外の医者にとっては面倒くさいことこの上なし。私はどうしたかというと、記入事項はすべて自分で書き、陰性結果判明後に知り合いの医者にサインだけしてもらいました。医者自身が記入は自分でやってくれ、記入事項が正しいなら誰が書こうと一緒ではないかと、もっともなことを言っていました。本当にそうだと思います。

誓約書

内容が細かくなり、罰則も厳しくなった誓約書。ネットでいろんな情報が掲載されているので、ほとんどの日本人は搭乗前にすでに記入とサインを終わらせて準備しているようでした。しかしながら、飛行機の中でも誓約書が配布。皆さん、ひとまず貰って、ぱらぱらっとめくって溜息。最新の、同じ更新日の誓約書であるのに、ネットからダウンロードした誓約書とちょっと違うのですよ!!!せっかくすべて記入したのに、また書かなきゃいけないの?とイラつく乗客。10時間半の飛行機の旅で時間はたっぷりあるとはいえ、書類だアプリだという日本の要求にうんざり。私も結局新しくもらった誓約書に書き直すことになりました。そして羽田に到着し、降機待ちの時点でまた何やら国番号が変わったので書き直してくれと乗務員がやってきました。いやね、ルフトハンザ航空の乗務員さんに何の責任もありません。でも苛立ちをぶつける乗客がちらほら。厚生労働省さん、ちゃんと最新の誓約書をアップしてください!!!

質問票の提出とQRコード提示

羽田に到着後は去年と同じように長い道のりを歩くわけですが、今年は上ったり下りたりが少なかったように感じます。今回の帰国の第一関門は事前に回答したWEB質問票のQRコード提示。この質問票のことはアプリのインストールに比べて大きく書かれていないので、事前に取得していない人も多くいたようです。私はちゃんと取得していましたよ。スクリーンショットを撮っていたので、第一関門は難なく突破と思っていました。しかしですね、なんとQRコードの背景の色にケチをつけられたのです(怒)【ちゃんと質問票に回答したし、そのQRコードですよ】と言うものの問答無用。背景は薄いピンク色だか黄色だかと言われ、なんと新しくまた質問票に回答しなおし、QRコードを取得しなおす羽目に。この第一関門ではただQRコード自体を確認するだけでスキャンはしません。この時点ですでに苛立ちがフツフツ...ここでスキャンしてくれれば、背景の色なんてどーでもいいと思うのですが!!!去年よりも早く入国できると思っていましたが、この最初の時点ですでに出遅れ状態でした。

抗原検査

出発72時間前に陰性結果を貰っているにも関わらず、日本到着後も抗原検査が待っています。去年と同じ方法ではありましたが、今年は咳のせいか口が乾いており思うように唾液採取ができず(涙)泡が多すぎるとダメ出しをされ、ここでもどんどん追い抜かれてしまいました。痰が入ってはいけない、食べ物のカスが入ってはいけないと注意事項がありますが、到着前の軽食は刻んだ野菜が入ったラップでした。事前に歯磨きをしていなければ、絶対食べ物のカスが入ると思うのですが...

ワクチン接種証明書の提出

私が帰国するちょっと前に水際対策が緩和され、ワクチンを接種していれば待機期間が14日から10日に短縮になりました。し・か・し、緩和内容をよくよく読み進めると、待機期間10日以降にコロナ検査を受け、陰性結果を提出しなければいけないという条件付き。日本で検査を受けるとなると2万円以上かかります。たかが4日短縮のためにそんなお金...と待機短縮は諦めていました。でもですね、何よりも腑に落ちないのがノルウェーのワクチン証明が日本で認められていないこと。他北欧国が認められていて、なぜノルウェーが入っていないのか!?日本では認められていないので、どちらにしても待機短縮の可能性はないのです(怒)そんなこんなで、書類に【ファイザー2回接種済み】にチェックしたものの、それも接種していないことに書き直されました。ちゃんとEUで認められている接種証明書(QRコード付き)も持っているのに、接種していないって記入しなければいけないなんて、おかしくないですか?ただ日本が認めてないっていう話なだけなのに...とイライラが止まりません。

アプリのインストール

今回の帰国で大きく違うのがこの監視体制!!去年の帰国時は14日間、なーんの連絡も来ませんでしたが、今年はアプリで位置情報とビデオ通話で待機生活が強化されています。必要なアプリは3つ:MySOS、COCOA、GoogleMap。すべて出発前にインストールしていました。羽田空港到着後、チェックポイントを通るたびにスムーズにいかなかった私、ここは楽勝でしょう!と思っていました。しかーし、なぜかMySOSのアプリでエラーが出て機能しない...しかもアプリをチェックする職員が日本人ではなく、何を言っているのかが分かりづらい。【あっ、そこ「ない」してください】と言うので、アプリを閉じるものの、また開けろと言い、それを数度繰り返した後にまた【アプリ、ないしてください】と。すでにグッタリの私、【アナタの言う「ない」って何ですか?閉じるんですか?アンインストールするんですか?】とキレてしまいました(→ごめんなさい...)結局、埒あかないのでMySOSをアンインストールして、再度インストールすることに。羽田空港のWi-Fiは弱く、再インストールに時間がかかる。モバイルルーターを貸してくれましたが、それでもノルウェーの我が家でインストールした時とは比べ物にならないほど遅かったです。ああ、ここでもまた道草を食ってしまって...

検査結果

アプリMySOSの再インストールと設定で余計な時間を取られ、すでに検査結果が出ているでは?と急いで駆けつけた146番搭乗口。去年と同じ場所にあるスクリーンで自分の番号が表示されているか確認することになります。でも相変わらず、スクリーンの存在に気が付かず、カウンターへ直行する人がちらほら。分かりづらいのに、1年間改善されないままだったんだ!

今回あれだけ道草を食ったのに、私の番号はスクリーンに表示されておらず...色んな手続きに時間を要したので、検査結果が早く出るわけもなく。結果はもちろん【陰性】です。ピンクの陰性証明書をぴらぴらさせながら、やっと荷物受け取り&入国審査へ進めます。

荷物受け取り

入国審査通過後は荷物の受け取り場所へ。荷物はすでにターンテーブルから下ろされて綺麗に並べてありました。コロナのちょっと前までは肉の持ち込みにかなり厳しくなっていましたが、去年の帰国時は肉どころではなかったようでした。今年はというと、ちゃんとワンちゃんが出動してスーツケース&手荷物と1つ1つ匂いを確認していました。

飛行機の到着から出口までに要した時間、2時間05分。きっと質問票のQRコードや唾液採取に問題がなければ、もっとスムーズにいったのかも...

  • 12時05分 到着
  • 14時00分 検査結果発表
  • 14時10分 到着ロビー

到着ロビー

国際線到着ロビーは相変わらず閑散としていました。私はクロネコヤマトでスーツケース1つを実家に送り、去年同様ハイヤーのNearMeを使って親戚の家へ向かうことに。今回もやはり見張りがいるわけでもなく、公共の乗り物に乗ろうと思えばいけるんじゃない?と思いました。しかしハイヤーが待つタクシー乗り場へ向かう途中、女性警察官らしき人に遭遇。そしてその警官に連れられてロビーへ戻ってくる、スーツケースを持った女性に出会しました。電車に乗る階段方向からやってきたので、もしかして到着後に乗ろうとしたのかも!?いやぁ、まだまだ日本の規制は厳しいです。入国するだけで、ぐったりでした。

今年の秋も日中は20度以上あり、暗さが増すノルウェーから来た私には常夏です!14日間の待機生活はあるものの、まだ日本に帰れただけでも幸運だったと思います。

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ゲホゲホ、ふらふら日本帰国

10月末どうにかこうにか日本に帰ってきました!久しぶりの風邪→咳喘息で一時は外出さえ危ぶまれましたが、ふらふらしながらもどうにか母国への帰還を果たしました。

今年も夏休みを仕事で駆け抜けた代わりに、31日の有給が残っていた私、秋の日本帰国を計画していました。ラーニャがいるので、1カ月以上家を空けるのは不安。いくら友達が来てくれるとはいえ、雪が降る前に帰ってくるのがベストです。去年はノルウェーに戻った日が初雪、しかも結構な積雪がありました。ということは、こっちの秋休みが終わって、10月下旬から11月にかけて。


夏休み中にコロナ規制が大幅に緩和されたこともあり、まずは有給を小出しに使って、クラクフリガに小旅行。ここで母殿へのお土産(チーズ、ハチミツ、クヴァス、黒パン)を購入。今回の日本帰国もフランクフルト経由=預け荷物2つになる予定だったので、結構な量を持って帰ることができます。このポーランドとラトビアの食料品に加えて、夏に作った手作りジャム(ルバーブ、カシス、ラズベリー)もスーツケースに入れます。ザ・食料運搬係りとして、22キロほどのスーツケース2つを担いでノルウェーを発ちました。

今回の帰国ルートは我が街→コペンハーゲン(CPH)→フランクフルト(FRA)→羽田。スカンジナビア航空とルフトハンザ航空のコンボです。

飛行機・空港編

ノルウェーは9月末にコロナ規制が解除され、マスク着用も奨励になりました。なので空港バスも空港の中もマスク無し。ついでにコペンハーゲンまでの飛行機内も満席なのにマスク無しでした。マスクを敢えてしている人?いや、いませんでしたね...(笑)事態が一転したのはコペンハーゲンから。空港に降り立った途端、マスクを装着です。CPH→FRAの機内では不織布マスクをするよう注意されました。ヨーロッパ内の移動は随分規制が緩和されましたが、平日なのもあってハブ空港であるCPHもFRAも閑散としていました。特にFRAは空港自体が巨大なので、閑散さが際立ちます。それでも去年に比べるとヨーロッパ圏外の人がちらほら。チョコレートを大量購入している中国人や、ブランド物の免税店で何やら交渉している日本人男性もいました。

ヨーロッパ圏外の飛行機の数はまだまだ少ない!!

FRA→羽田の搭乗率は30%ほどでしょうか。去年よりは明らかに人が乗っていました。飛行機後方はフィリピン人やポルトガル人が乗っていたようで、前方に座る日本人と席を分けられている感がありました。飛行機は2+4+2の席並びだったので、私は敢えて普段の窓側席ではなく真ん中4席の通路側を指定し、最終的に4席を独占できました。10時間半の飛行機の旅、横になって眠れるのと眠れないのでは大きな違いがあります。機内では客室乗務員と乗客との接触を最低限にするためか、食事とともに飲み物を聞くのはいいとして、コーヒーか紅茶まで同時に配膳...食事は選択肢があったのかどうか、説明もないままベジタリアンパスタを貰いました。到着前の軽食はこれまたベジタリアンのラップでした。あのお手拭き→スナック&飲み物→食事→食後の飲み物→おやつの時代がうそのようです。とは言え、今回はとにかく咳喘息でふらふらだったので、機内のサービスや食事は2の次でした。

1回目の食事後に500mlの水のペットボトルが配られましたが、その後は到着1時間半前まで消灯となりました。羽田への到着は定刻よりも10分ほど早かったのですが、その後15分ほど飛行機の中で待機。最初にマニラに行く乗客が降機し、その後私達の番となりました。書類やアプリの問題で、今回は揉めることも多い入国ではありましたが、何よりもあんな酷い咳をしながら飛行機に乗って本当に申し訳なかったです...吸入器は持っていたものの、あまり役に立たず。咳に対して何か言われたりはしませんでしたが、搭乗拒否を通告される危険もあるのでこれからの季節、細心の注意が必要です。

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一時帰国するとしたら

毎年5-6月の時期は日本に帰るのが恒例行事となっていました。でも今年【】コロナでそれが実現できず...去年はロックダウンで航空チケットがキャンセルとなり、今年は...有休申請もしていなければ、チケットを探すこともなく。5-6月は諦めて、また秋の帰国に賭けています。

インドはさらなる変異株の出現で大変なことになっているようだし、日本だってオリンピックを目前に感染者の数は抑えられていない、ワクチン接種も進んでいないと、まだまだ終息する見通しは立たず。ノルウェー、特に私が住む街は感染者も増えておらず、危機感は薄まりつつあります。そんな状況なのでつい【あぁー日本に帰れるとしたら...】と考えてしまう。去年の秋に日本に帰国して以降、コロナ禍での渡航の手引きを確認することもありませんでしが、ふと現在の2国間の状況が気になりましてリサーチをしてみました。

早く言うと...労働ビザを持っていようとも国籍がノルウェーだとしても、現在ノルウェーから出ること自体が難しい!?不要不急の海外旅行は避けるように...というのは去年の秋と同じですが、現在は【なぜ海外に行く必要があるのか】を書類で証明しなければいけないようです。もちろん、家族や恋人に会いに行くは不要不急の中に入らず!危篤やお葬式出席くらいのレベルでなければいけないようです。

日本の入国・帰国者の受け入れはどうなっているかというと...これも随分と様変わりしました!待機期間中のルールなんて書かれてありますが、監視体制が【秘密警察】レベルです!!アプリをインストールして、1日2回位置情報を応答しなければいけない上、毎日健康状態の報告も必要!アプリだ、メールだ、ウェブだって、すごく無駄が多い気がするのは私だけでしょうか?大体、この秘密警察レベルの人員(「見回り訪問」って誰!?)が実際配置されているの?

14日間の【自分で】を読む限り、監視下に置かれた入国・帰国者の色が濃すぎて、水際対策や感染拡大の防止に重点を置いているようには見えません...しかも規則に違反した場合の罰則・罰金が科せられるならまだしも、なぜ【氏名公表】の対象になるのでしょうか?感染防止を考えるなら、その感染者の行動情報の公表と濃厚接触者の割り出しと検査が重要なわけで、氏名公表なんて必要なくないですか?見せしめにするぞっ!!って脅す作戦?

そして上の毎日の報告に加え、違うアプリで随時に入国者健康確認センターからも連絡が来るらしいです。一体、どれだけ居所確認をするつもりでしょうか...?個人の信用と尊重なんて微塵も感じられません。これなら入国・帰国者全員を強制的に自費で隔離ホテルに搬送する方がまだ感染防止に一躍買うような気がします。去年の秋の帰国時も健康確認のメールが届く、電話が来ると言われましたが、結局日本滞在中も後もそのような連絡は一度もなく。色々細かい事をやるわりには管理体制がなってないような気がしました。事実、日本入国後は野放しだったし...

実家の母殿は元気にしていますが、感染者や濃厚接触者の報告が身近になってきたようです。先週はついに母殿の仕事関係の人達が家族の感染により濃厚接触者になりました。でもですね、保健所の対応がすっごい遅くて曖昧らしいです。保健所は濃厚接触者を把握しているはずなのに、連絡などは一切なく。接触者自らが保健所に電話しても、まず電話がつながらない。つながっても検査の案内どころか、【しばらく様子をみて...】と言われたらしいです。小さなマンションに3世代7人が住んでいるのに、一家全滅まで待ちましょうって言ってるようなものじゃないですかっ!!!!ワクチン接種のお知らせを受け取った母殿の友達も、予約をするのに電話がつながらないとかで諦めたらしいです。この様子じゃ、感染拡大を抑えるのは厳しく、ワクチン接種を進めるのも困難な気がします。

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コロナ禍の帰国を振り返って

自主隔離で24日間を費やす覚悟を

ノルウェーと日本を往復する場合、日本で14日間、ノルウェーで10日間、合計24日間の自主隔離が必要となります。せっかくの有休で日本に行けたとしても、これが現実...しかも日本は到着した国際空港から公共交通機関が使うことができません。実家が国際空港に近ければ迎えに来てもらったり、ハイヤーやレンタカーで移動することができます。しかし実家が遠い場合は、空港近くのホテル・宿泊施設・友達/親戚の家にまず2週間滞在することになり、大金が飛ぶ覚悟がいる人も。とはいえ、羽田到着編にも書いた通り、提出する書類にどこまで効力があるのかは疑問です。到着して2-3時間でコロナ検査の結果が分かり、陰性であれば入国後は監視の目もありません。国内線移動も裏技を使えば不可能ではないかも?しかも私の場合、保健所からの連絡は1度もありませんでした。すべて自己責任で、よく考えて日本帰国・滞在を計画する必要があります。

そして、ノルウェーに戻ってからも10日間の自主隔離があります。ノルウェーでは到着後コロナ検査はありません。日本とは違い、飛行機での国内移動ができ、必要とあれば公共交通機関で家まで帰ることができます。11月に入って隔離ホテルなるものが作られており、例外はあるものの(持ち家があるなど)ホテル滞在となった場合、手出しが6万円あります。この10日間の隔離も有休に入れて日本帰国を計画しなければなりません。

感染する・させるリスクを考える

どんなに気をつけていても感染する、させるリスクがあります。特に無症状の場合はとても危険です。私の場合は1人で移動、滞在先も一人暮らしの伯父&一人暮らしの母(どちらも持病無し)だったので、帰国を決めました。日本では到着した国際空港で抗原検査受けなければいけません。その日のうちに結果が出るので、【陰性】結果の場合はかなりほっとします。でももしこれが子ども連れで移動、持病持ちの家族・親戚の家に滞在となると、状況は変わってくると思います。日本で感染した場合の医療費は公費で賄われます。でも感染して帰りの飛行機に乗れないリスク、周りに感染させてしまうリスクを十分考慮しなければいけません。

飛行機での移動についてですが、空港・機内と全員がマスクを着用しています。空港はがらがら、飛行機内は3分おきに空気が入れ替わります。ヨーロッパ内を飛ぶ飛行機こそ搭乗率は高めですが、日本往復便は搭乗率が20%ほど。ANAはお手洗いも毎回お掃除するという徹底ぶりで、清潔かつ安心です。そう考えると移動中の感染はかなり低いかと思います。

ノルウェーでは空港でコロナ検査を実施しておらず、レッド&ストライプゾーンから戻った場合は10日間の隔離生活になります。以前は10日の隔離後に検査なしで職場復帰できたのですが、最近変更があったらしく、帰って来てから7-8日目に検査を受けるようになったらしいです。職場に連絡して良かった!

私の住む街には病院関係者専用の検査場があるので、そこに電話してすぐ予約&検査ができます。午前中に検査を受ければ、夜には結果がネット上で分かります。3回目のコロナ検査も【陰性】でした!!これで予定通り、職場に復帰できます。

いつ、どれくらいの期間帰るか

私は今年の5月に3週間日本に帰る予定にしていましたが、飛行機自体がキャンセルされ、どう考えても帰れる状態ではなかったので断念。夏の間はずっと様子を窺っていました。職場ではどこかで夏休みを取るように言われていましたが、年内の帰国を考慮に入れてギリギリまで有休を保留することに。コロナによる海外在住日本人の帰国ラッシュだった春から夏は情報が錯乱し、検査結果が出るのに10時間以上待ったなどということもあったようですが、8月以降はその状況も落ち着いたようでした。秋からはPCR検査から抗原検査へ変わり、結果も断然早く出るように。また冬のスケジュールで、ヨーロッパー日本を再開させる航空会社も出ました。いつ次の感染の波が来るか分からない...それでも24時間以内で日本に帰れる飛行機があるなら、帰るぞ!と決めていたので、フランクフルトー羽田を結ぶルフトハンザとANAは心強い味方でした。特にANAは素晴らしいサービスで毎日運行しています。本当に感謝しかありません!!

もちろん、日本帰国実現にはヨーロッパ内を結ぶ飛行機の運行状況も大事です。乗り継ぎの国やノルウェーでロックダウンになり、飛行機の出入りが無くなった日には、予定通り戻ってくることができなくなってしまいます。日本にいる間にそうなれば、滞在が伸びてラッキーと思うかもしれませんが、乗り継ぎ地でそんな悲劇に見舞われたら大変です!!特に有休を使って日本に帰国する場合はヒヤヒヤもの。いくら【自国に帰る】とはいえ、このご時世に海外に出ること自体非常識なこと。これで飛行機の関係で戻って来れない→予定通り職場復帰できないなんてことになったら、上司も同僚も呆れるしかないと思います...

このコロナ禍に日本に帰るとしたら、誰もが14日以上は滞在したいはずです。そうでなければ隔離生活で日本滞在は終わってしまいますから(笑)一応、隔離期間中であっても14日間の経過を待たずに日本を出国してもいいらしいのですが、それもそれで意味が分からないです。潜伏期間だ、水際対策だって騒いでこの14日間の隔離があるはずなのに、去る者はどうでもいいってこと!?ナゾです...でもやろうと思えば短期の帰国も可能ではあるということですね。

せっかく帰るのであれば1か月は日本に滞在したいところ。しかしながら、状況は刻一刻と変化しているので、両国の感染状況や規制を常に把握することが大事です。私が日本へ発った頃、ノルウェーでの感染が広がり、日本滞在中に【隔離ホテル】なるものができました。そして...ノルウェーへ戻る頃、今度は日本で第3波が襲い、最多感染者数を更新する日々。なかなか見極めが難しいところです。年明けにはワクチン接種が可能になると言われているし、日本ではこのままオリンピックを開催する予定のよう。来年は海外との行き来がしやすくなるよう願うばかりです。

予約は慎重に

Finn.noなどで調べると、ノルウェーから日本へ帰るのに色んな選択肢があります。でもその飛行機が実際飛ぶのかはギリギリまで分かりません。またすでにキャンセルされている飛行機が混ざっている場合があります。なので各航空会社のサイトでどの区間を、どの曜日に飛んでいるのか、時間の変更がないかなど念入りに調べる必要があります。

私の帰国時期は夏から冬のスケジュールの移行時期でもあり、SASがコペンハーゲンー羽田の就航を10月末に予定していました。ノルウェーと日本の状況を見ながら、慎重に帰るタイミングを狙っていましたが、最初の予約は空振りに...最短航路であったSASのコペンハーゲンー羽田線運航開始が延期されてしまいました。すぐにネットで払い戻しの手続きをして、2-3週間でちゃんと返金されたと思います。

また国内線移動がある場合ですが、国際線と一緒に購入したとしても乗ることはできません。国内線移動が公共交通機関と見なされて乗ることが出来ないのもありますが、システム上にすべて表示されるため、航空会社に発見されてしまいます。公共交通機関を使う場合は、14日間の隔離後に国内移動となります。

航空チケットの料金についてですが、去年の今頃とほとんど変わりません。ただ国際線と国内線を別で購入しなければいけなかったため、通常よりは高めの支払いとなりました。国内線は割引チケットであっても、差額を払えば変更が可能です。

妄想帰国を実現させるために、かなりの時間、労力、そしてお金を費やしたわけですが、無事に日本へ行けてそしてノルウェーに戻って来れて良かったです。職場からもすべて【自己責任で】と言われていたので、日本でコロナに感染して滞在が伸びても困るし、これまたロックダウンで飛行機が飛ばないでノルウェーに戻れない状態になっても困る。とにかくヒヤヒヤの日本滞在でした。理解を示してくれた職場には感謝です。

私のノルウェーでの隔離生活ももうすぐ終わりです。1か月も職場から離れ、ノル語から離れ、果たして仕事を全う出来るのか不安でしかありません。申し送りとか絶対聞き逃しが出そうだし、普通の業務でヘマをしそうで怖い...12月はクリスマスの週末を仕事で駆け抜ける予定なので、心身ともに健康で、日本から持って帰って来たガサ菓子に幸せを感じながら、過ごしたいと思います。

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コロナ禍の帰国_復路編

20日ほどの日本滞在を終え、先日ノルウェーに戻りました。

帰りは実家のある地方都市からノルウェーへ。ルートはF→羽田→フランクフルト→オスロ→T。航空会社はフランクフルトまではANA、その後ルフトハンザとSASでした。行きは羽田空港での抗原検査のみが心配でしたが、帰りはそれぞれの乗り継ぎ地でちょっとしたハプニング有り。頭の中では常に【通りゃんせ】が流れていました。

...行きはよいよい、帰りは怖い...

羽田までの荷物

帰りの荷物もスーツケース2つ。それに手荷物は小さなボストンバック+リュックで帰途につくことに。スーツケースはどちらもギリギリの23キロです!!毎回のことながら、部屋中に散らばったガサ菓子が綺麗に収まるのには感心します(笑)母殿は呆れまくりですがね...行きも帰りも、我、食料運搬者なり...

国内線の往復チケットは国際線とは別で購入していました。なので残念ながら、地元の空港から羽田空港までの預け荷物は1つ。スターアライアンスで国際線+国内線を同時購入していれば、2つ預けられたのですが...ここでひと手間かかることに。もう1つのスーツケースは前もって宅急便で羽田の国際線へ送りました。また以前だと、チケットを別々で買っていても、同じグループ系列の航空会社であれば、地元の空港からTまで真っ直ぐスーツケースが行ったのですが、今回は面倒くさいことに羽田で一度受け取り。カウンターの方によると、コロナでシステムに制限がかけられてるとか。なので国際線のチェックインも羽田で行うことになりました。ひとまず羽田まで23キロのスーツケースが預けられて良かった(通常国内線は20キロ)!!結局、羽田で荷物受取り+チェックインとなったため、20時半の羽田行きの飛行機に乗るはずが19時半に変更することを勧められました。母殿とはなんともあっけないお別れに(涙)

注意1 国内線から国際線への乗り継ぎがある場合、荷物の数と重量を確認するべし!チケットを別々で買っていると、国際線の規約が適用されません。

羽田_国内線→国際線

F-羽田間は35%ほどの搭乗率。夜の便だからかビジネスマンがほとんどでした。通常、到着後は羽田の国内線からそのまま国際線へ移動するところですが、今回は1度荷物を受け取らなければいけません。スーツケースを持って、国際線ターミナルまでは循環バスで移動です。バスは20分おきに出ているのですが、乗り込む人が多く、ソーシャルディスタンスどころではない...しかも皆さん、大きな荷物を持っているのです。えっ??まさか海外に行く人達!???でも沖縄土産とか持っているから、帰って来た人達だよね?なぜ国際線ターミナルに行くのでしょう?疑問はすぐに解決。どうやら、夜は国内線ターミナルの宅配カウンターが閉まっているようで、国際線からしか送れないようなのです。こりゃ、面倒くさい...

私は国際線でもう1つのスーツケースを受け取ることにしていたのですが、22時以降は出発カウンター側が閉まるため、到着カウンターで受け取ることを事前に調べていました。到着ロビーにはヤマト運輸とJALABCカウンターがあり、ヤマトから送ったので伝票を見せてスーツケースの受け取りを申し出ました。しかし、携帯を見て暇そうにしていた男性が顔を上げ【受け取りは3階の出発カウンターです】と言うではないですか。ネットでは【出発】カウンターは22時で閉まるって書いていたのに...この時点で22時15分。しょうがないので重い荷物を持って3階の出発ロビーへ向かうも、お化けが出てきそうなほど誰もいない、暗い...今日はすでに私の乗る0時50分のANA便しかない模様。そしてヤマトの男性が言った場所に行くも、やっぱり宅配カウンターは閉まってる。えええぇぇ!??もう1つのスーツケースが受け取れないとか!???と、しばしパニック。この閉錠された扉の後ろに私のスーツケースが...するとそこに外国人の清掃員を発見。イチかバチかで荷物の受け取りについて聞いてみると、【ここは22時に閉まるので、2階で聞いてみたらいいのではないですか】と。そうだよね!?やっぱりここじゃなくて、2階だよね!!!くそぉ~あの男のせいで...と怒りがふつふつ沸いて来る。再び重い荷物をひきずって2階へ。ヤマトのカウンターへ行くと、開口一番【3階はやっぱり閉まっていましたけど!!】とさっきの男性へ言い放ちました。すると裏から女性が出てきて、【申し訳ございません。22時以降はこちらになるんですよ】と。いやいや、そんなこと最初から知ってるって(怒)2人とも平謝りでしたが、携帯をぼーっと見てて22時を過ぎていたのを見逃していたんじゃないの?プンプン!!

注意2 22時以降に宅急便を受け取る時は2階到着ロビーでっす!

無事にスーツケースを受け取り、今度こそ3階の出発ロビーへ。それにしても暗い...人がいない...さっきの親切な清掃員さんにお礼を言って、唯一開いているANAのカウンターへ。そこには12人ほどのスタッフが!!ひゃぁーお客さんがほとんどいないのに...しかも新卒さん達でしょうか?若い女性4人くらいが固まって雑談中。私のチェックインも何だか2人でまごまごしている。あぁ、コロナさえなければ、こんな時間でもお客さんがたくさんいて、色々学ぶ機会があっただろうにな。そして通常通りオリンピックが開催されていたら...なんて考えてしまいました。ANAのサービスは世界トップクラス、しかもこんな状況の中、HNDーFRA間を毎日運航してくれている。頑張って欲しいです。

通常なら羽田で預けた荷物は私が住むノルウェーの街まで、まっすぐ行きます。ですがこのコロナ禍では1度オスロで取らなければいけないという噂を聞いていました。それをカウンターで確認するも【大丈夫ですよーまっすぐ行きますよー】と。ふーん、行くんだ...タグにもちゃんと最終目的地が書かれてる。そりゃ良かった!オスロの免税店でワイン6本を買う予定だったので、スーツケース2つを受け取らなきゃいけないとなるとスッゴイ荷物だし!!!チェックインも無事終わり、慌ただしく別れなければならなかった母殿に電話をしました。いつも思うのですが、羽田も成田もWifiが弱くないですか...?私のいる場所が悪いだけ!?結局、同じ日本にいながら【間】がある会話となってしまったため早々に電話は終了。ひとまず保安検査場に向かい始めると、ANAのスタッフがこちらへ走ってきます。うん?何か忘れ物でもした?と思ったら、【お客様ー、申し訳ございません。オスロで荷物を1度取って頂かなくてはいけません!オスロで必ず受け取って、再度お預けになってください】って。あら、やっぱりそうか。

注意3 どこで荷物を受け取る必要があるのか、しっかり確認するべし!多分、最終目的国に降り立った最初の空港です。

深夜の出発、しかも最終便なので、免税店などはもちろんやっておらず!!出発ゲートは自販機の飲み物とスナック菓子くらいしかありません。しかも飛行機でも軽食(ラップ)しか出ませんでした。

注意4 深夜の便は空港での食事や機内食はあてにせず、出発前にしっかり晩御飯を食べるべし

機内状況と乗り継ぎ

HNDーFRA間の搭乗率は行きよりもさらに下がって15%。3+3+3の椅子の配置で、皆さん全員が横になれる状態。それでも空いてる席が多数ありました。子連れはおらず、出張の男性組と後は1人旅の人達でした。 夜中の便だからか、機内サービスはラップの軽食のみであっという間に消灯。いや~ルフトハンザより椅子のクッションも良い感じでした。爆睡...途中、トイレに行ったのですが、機内は真っ暗でトイレがある後方にはキャビンアテンダントもおらず。あれ、乗客も少なくて寝てしまったのか?後方キャビンにはちゃんと飲み物、バナナ、スナック類(博多めんべい、ポテトチップス、キットカット、お煎餅)が並べてあり、好きに取ることが出来るようでした。トイレの後に貰って行こう♪トイレに入った時は誰もいなかったのに、出たら2人のアテンダントがドア近くにいてビックリ!!思わず【うわっ!!】って言ってしまいました。どうやらトイレを掃除するために後方へやってきたよう。せっかくおやつタイムをしよう♪あれとこれとを貰って♪と思っていたのに、じっと立っていられたら欲張って色々取れないじゃないですか...でも...トイレは毎回とても綺麗でした。お掃除ご苦労様です。

朝御飯は到着2時間半前。あのトイレの後、スナックと飲み物を取りに後方キャビンに行き、一人おやつタイムをしてしまったので、そこまで空腹ではなかったのですが、もちろんすべて完食。あぁ、この美味しい機内食は今度いつ食べられるだろうか...(遠い目)

フランクフルト→オスロ

フランクフルトには朝5時台に到着。さすがハブ空港です!乗り継ぎの人達が結構いました。でもほとんどがヨーロッパ在住の人達のようで、1年前のようにあちらこちらに中国人観光客という光景は見られません。朝早いこともあり、ほとんどのお店は閉まっていますが、パン屋兼コーヒーショップが開いています。私はコンビニで買っておいたおにぎりを食べました。次のオスロ行きまで4時間ちょっと。早々にゲートをまたいでしまうと、飛行機で貰った水のボトルが取り上げられてしまうので、しばらく到着したゲートで一休み。普段だとこの時点でぐったりしていますが、機内で横になって寝られたので全然ダメージが違います。

オスロ行きの飛行機に乗るため、ゲートを移動する時はパスポートコントロールに手荷物検査あり。この手荷物検査がやけに厳しいみたいで、引っかかっている人が多数。そしてなぜか私の小さなボストンバックも横へ追いやられてしまい待つ羽目に...えっ!?なぜ!?変な物は入れてないぞ...強いて言えば【ランチパック】の中身が液体扱いかも??列に並んで自分の番を待っていると、前のポーランド人女性の荷物で手こずっているよう。キャリーバックを開けられ、ジャム瓶が取り上げられ、化粧ポーチからは何やら細長い電化製品が。職員がそれを持ってどこかへ消えたと思ったら、警察らしき男性3人を引き連れてわらわらしている様子。ねえ、それってアレじゃないの!??皆さん、その金属棒の電化製品を握りしめてウロウロしているけどさ...私だけじゃなく、周りも苦笑い。ってか、なんでそんな物を手荷物に入れるんだろう?私の荷物は特に問題なしでした。でもどうやらオリーブ石鹸と牛乳石鹸が引っかかった原因のよう。

注意5: ヨーロッパを出るときより入る時の方が断然手荷物検査が厳しい!

非日常的なオスロ空港

FRA→OSLは60%ほどの搭乗率。真ん中の席を開けて座りました。オスロへ向かうのにノル人率は低いような...しかも列ごとに降機することが伝えられていたのに、シートベルトサインが消えると同時に席を立つ人が数名。見事、怒られていました。木材がふんだんに使われ、ここ最近リニューアルしたオスロ空港ですが、どこもかしこも閉まってる...普通だったら、このまま免税店へ行けるはずなのに、まさか免税店やってないとか?と焦る。が、どうやら乗客は先に皆パスポートコントロールへ進まなければいけないらしい。ノルウェーでパスポートコントロールなんて!!これを通り抜ければ免税店に行けることを願うばかり。パスポートコントロールは明らかにノル人の列より【All passports】の方が長蛇の列です。何の理由でノルウェーに入国するのか、書類ファイルを持っている人達も結構いました。私は労働ビザがあるので問題なくノルウェーに戻れます。それでも10日間の隔離生活について言及され、住所を確認されました。こちらに帰ってきて初めて知りましたが、現在は隔離ホテルなるものが準備されており、例外はあるものの海外から入って来る人達はここに滞在するようになっているようです。自腹で500クローネ/日で10日間で約6万円ほどの手出しが必要です。

海外からノルウェーに戻ると、恒例なのが免税店でのアルコール購入。ノル人がこぞって免税店に駆け込むというのに、この日はもう悲しいほど誰もおらず...アルコールコーナーにいたお客さん、私を含め3人!!しかもカゴに6本も入れているの、私しかいないし!!日本へ発つ前に、飲み友達とどのワインが必要かを話し合っていたので6本買っちゃいます。3本ずつ袋に入れてくれたけど、おっ重い...これからまだスーツケース2つを受け取らなければいけないのに。いくらボトルにネットをかけてくれているとはいえ、6本も運ぶとなると慎重になります。荷物受取所のターンテーブルはすでに止まっており、私のスーツケース2つは置き去り状態。綺麗に並べてくれる日本のサービスは素晴らしいなぁ...

すべての荷物を持って、再度国内線へチェックイン→保安検査場へ。ここでもまた私の小さなボストンバックが引っかかりました。今度こそ、ランチパックが取り上げられるのでは!??とヒヤヒヤしていると、やっぱり確認したのは石鹸...何ででしょうね!?次の飛行機を待っている間に、このランチパックを完食です。ああ、ランチパックさん、来年も食べることができるでしょうか...?いちいち感傷に浸ってしまいます。

自宅へ

オスロでパスポートコントロールが済んでいたので、最終目的地では何の確認もなしで帰途につくことに。行きと同じ空港バスで街へ入りますが、乗っていたのはたった2人!!!オスロは青空が広がっていたのに、我が街は雪が積もってる&降ってる...気温、1℃。いっきに25℃の差です(涙)前もって友達にヘルプ要請をしていて良かった!!!スーツケース2つにワインボトル6本、雪の中一人では運べません...この友達には家の鍵も預け、3週間ラーニャの面倒も見てもらっていました。ラーニャはというと...3週間前よりふかふかの冬毛になってる!!日本の実家も我が家だけど、ここも私の居場所。

ラーニャ、ただいま~

行きは荷造りしてても知らん顔だったのに、ちょっとべったりさんになったラーニャ。色んな物にスリスリして、ちょいちょいしてお邪魔中。

10日間の隔離生活の始まりです。

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コロナ禍の帰国_羽田到着編

羽田へは定刻通り13時35分に到着。しかし到着早々、究極の選択を迫られた私...トイレが先か、それとも抗原検査か...?

夏以降に帰国した方のブログによれば、早く検査を受ければそれだけ結果も早く出るということでした。一時帰国.comで到着から検査結果までの所要時間が毎日掲載されていますが、羽田空港は当時1時間半ほどで結果が出ていました。それを確認していたので、なんと私は到着から2時間後にハイヤーの迎えを予約していました。このハイヤーを逃すわけにはいきません!!→トイレより抗原検査が先だっ!!

注意1 お手洗い&化粧直しなどは到着前に機内で済ませるべし!

某ブログに書かれていた通り、降機後はなるべく早足で検査所まで向かいました。しかしですね、とにかく歩かされるのです!!前の方に行くには悠々と動く歩道なんかに乗っていられないので、余計にそう感じたのかもしれません。しかも階段も有りです。スムーズな乗り降りのため、多くの航空会社がすでに手荷物は1個と規制していますが、ここでその規制をありがたく思います。私は肩掛けバック1つでしたが、免税で買ったワイン2本を入れていたので重かった...(涙)機内で記入した書類数枚を常に持って歩き回るので、身軽なのに越したことはありません。

注意2 降機後は急いで検査所へ向かうべし!(&日ごろから足腰鍛えるべし!)

注意3 手荷物は少なくするべし!(リュック1つがベスト)

検疫手順はというと、部屋を移動していきながら4段階に分かれています。

  1. 概要説明
  2. 検体容器とラベルの受け取り、検体採取
  3. 書類審査、検査結果待ち
  4. 検査結果通知、移動手段の確認

ここで苦言。この手順ですが、すっごく見にくい&分かりにくいと思ったのは私だけでしょうか?実際の進行方向に合わせて作成されたのでしょうが、最初見方が分からず...用紙の左下に【Step 1】があって、左上、右上、右下の順となるのです。しかも赤と青の矢印が余計混乱させる。私だったら、まずA4用紙を縦に使って、上から下へ手順を書くけどなぁ。そうすれば、矢印だってあっちこっちいらないし!そして日本語と英語を別々で作成・配布します。

元へ...早歩きで辿り着いたStep1の概要説明は、人数が集まり次第簡潔な説明が行われStep2の検体採取へと進みます。採取場所は1人ずつ小さなブースに入り、容器に1-2mlの唾液を入れます。ここでも手荷物が多いともたつくことに。ここは最後の追い越しチャンスとなる場所なので、恥を捨てて手際よく採取します。とはいうものの、必ずしも早い者順(検体番号順)で検査をしているわけではないようで、結果発表は前後するのが後で発覚するのですが...

注意4 唾液採取でもたつくべからず!

唾液採取が無事終わると、Step3の書類審査へと進みます。13時35分に到着して、ここまでに要した時間35分。順調に進んでいます。書類審査では2週間の待機場所と交通手段を確認。私は事前に予約したハイヤーを使って空港近くの伯父の家に迎い、2週間滞在することを記載していました。が、ここでちょっと疑問。ハイヤーの会社名や予約時間は全く聞かれなかったのですよ。そして連絡先の確認ですが、海外の携帯だとLINEがうまく届かないと言われました。日本の友達とは普通にやり取りしているのに?とここでまた疑問。しかもメルアドは自治体によって対応していないので使えないと言われ...結局、実家の母の携帯番号を書きました。そして1度も連絡が来ないままでした。(ノルウェーに戻る1日前に母の携帯に非通知があったけれど、これが保健所だったのかは不明です)

注意5 2週間の滞在場所と空港からの移動手段を出発前に手配するべし!

検査結果は出発搭乗口5つ分ほどの場所を使って待つことになります。トイレ、携帯の充電場所が有り。ここでようやく私のトイレ問題が解決しました。そこまで緊迫した状況にならなくて良かったです!やっぱり軽食がよろしくなかったのかな...ああ、危なかった!!抗原検査になってから、ここで全員が結果を待つことになります。以前は数時間待ちでお弁当の配布があったらしいですが、今はそのようなこともなく。出発搭乗口なのでどこかに自販機があるのかもしれませんが、私は機内で貰ったボトルの水を飲んで待ちました。搭乗口146番で結果が通知されるわけですが、私を含め多くの人がカウンター上のスクリーンに検体番号が表示されるか番号が放送されると思っていました。でも番号が表示・放送されていないのに、146番のカウンターにどんどん人が並び始めるわけです。早く検体を提出した私もつられて並んでしまいましたが、一体どこに検体番号が表示されるの??周りに訊ねると、【あそこですよぉ~】と指されたのはカウンターの反対側に置かれてある小さなスクリーン。誰かこのことをちゃんと言いましょうよ!!多くの人がカウンター上のスクリーンを凝視していましたよ!合図音とともに、このスクリーンに新しい検体番号が表示されるわけですが、これが放送前の合図音と勘違いして、耳を澄ましている人達さえいました。

カウンター上のスクリーンに表示されるものだとばかり思っていましたが、実は反対側のスクリーン...
並んでいる最中に教えてもらった反対側に鎮座すスクリーン。一体、どれだけの人達が知っていたのか?

私の検体番号は281。違うスクリーンの存在を知った時には、すでに300番台の番号が表示されていました。ああ、まさか逃した!???でもスクリーンから消えていくのは結果を受け取った番号のみのよう...ってことは私より後に検体を提出した人の方が先に結果が出てるということ?5分ほどすると次々に280番台が表示。おぉ!!ついに来たぁ~☆明らかに表示されている番号の数より並んでいる人が多いのは、やはりスクリーンの存在が分かっていないということでして。私の前に立っていた数人も、まだ結果が出ていないと言われていました。こういう手間を省くためにも、【どこに番号が表示されるのか】を明確にするべきだと思った次第です。

私の検査結果は【陰性】。この時点で14時50分。シミュレーション通り、このままハイヤーに乗れるぞ☆Step4に移動手段の確認とありますが、確認などはないまま入国審査へ進みました。荷物受取所ではすべてのスーツケースがターンテーブルから降ろされて綺麗に陳列。私のスーツケースはどちらも黒。黒が多くて見つからなーい!!!グルグル回って、ようやく2つのスーツケースをゲット。JALの方は複数のスーツケースを預けた人のみなのか、わざわざ職員がカートに載せて陳列させていました(驚)スゴイ!!日本のサービス。海外では普通にターンテーブル上に置きっぱなしとかですがね...(笑)荷物を取ったら、そのまま税関審査、そして到着ロビーへぇぇぇ!!!1年ぶりの日本💙明るい、キレイ💙

飛行機の到着から出口までに要した時間、1時間30分。スバラシイ☆

  • 13時35分 到着
  • 14時50分 検査結果発表
  • 15時05分 到着ロビー

現在、結果が陰性の場合、入国審査後は誰も移動手段の最終確認を行っていないよう。なんか野放し感が否めないのですが...以前は家族の迎えの場合など、駐車場までついてきたり、ナンバーを控えられたりしたそうです。私は到着ロビーの遥か端にある宅急便でスーツケース1つを送り、その後15時半待ち合わせのハイヤーに乗るため1階へ。ハイヤーは一律2980円で羽田空港から東京23区を結ぶNearMeを使いました。伯父の家は羽田空港近くにあるので、乗車時間15分!!いろんな方がブログでお勧めのハイヤーとして取り上げています。タクシーよりも安いのに、サービスはとても良かったです。ちなみにタクシーは公共の乗り物なので使えません。ハイヤーは大丈夫なのだとか。

気になる【羽田空港から先】

到着後、空港から公共交通機関を使うことができません。そして14日間の待機生活が待っています。滞在先までは【車でのお迎え】【レンタカー】そして【ハイヤー】の3択。空港近くのホテルや宿泊施設で14日間の待機を行う場合は、空港から出ている循環バスに乗ることもできます。ネットにもそう書いてあるし、申告書にも滞在先と移動手段を記入します。

でも実際は...書類審査で厳しく追及されることも無く。徹底するなら、滞在先に電話確認+移動手段も予約の確認や迎えに来る方に連絡するべきだと思いますが。抜け道がすでにここに有り。しかもこの申告書の効力たるや、いか程のものなのでしょうか?虚偽申告した場合は罰則とありますがね...

到着ロビーに出てからも見張りがいるわけではありません。スーツケースなどを宅急便で送ってしまえば、海外から帰国した人なのか見送りの人なのかは分からなくなります。バスや電車に乗っても正直分からないのでは?と思いました。もしスーツケースを持っていて、そのままタクシー乗り場へ行ったら、タクシーの運転手さんは色々追及して乗車拒否をするのでしょうか?私はスーツケース1つを宅急便で送り、もう1つを持ってロビーをウロウロしていましたが、誰かに見られている感は全くなかったです。

そして地方に実家がある方が一番知りたいのが国内移動について!!私もどれだけ実家に直行したかったか(号泣)もちろん羽田から国内線での移動はできません。でもですね、考えましたよ。国内線にそのまま乗っても分からないんじゃない?って。今回、実際それを実行しようとした人に遭遇しました!知ってか知らずか、国際線+国内線航空券を一緒に購入しており、羽田から名古屋に飛ぶことになっている中年の女性がいたのです。同時購入した場合はシステムにすべて出ますからね...降機後、名前が張り出されている上に、大声で呼び止められていました。もちろん、国内線に乗れないこと、その他公共交通機関は使えないことが伝えられていました。ヨーロッパ在住の子どもにでも会いに行ったのでしょうか?あの女性はその後、どうしたのでしょう?ちなみに...すべて自己責任、虚偽申告の罰則がどうなのかは知りませんが、国内線航空券を別購入して移動することはできそうです。これはネットでも裏技なる方法で掲載されていました。いくら陰性とはいえ、色んな意味でリスクが高すぎます...なんと言っても違法ですから...

普段の帰国では有り得ない量のリサーチと準備を経て辿り着いた日本。14日間の待機はあったものの、秋晴れに恵まれ、日光を存分に浴びることができました☆

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コロナ禍の帰国_空港&飛行機編

妄想帰国でシミュレーションだけはバッチリだった私。結局、10月末に帰国を実現してしまいました。

この帰国のために、有休を含めて丸々1か月の休みを取得!ドイツ経由のスターアライアンスグループで、預け荷物も2つに♪♪今年も母様のために購入した&自家製パン、手作りジャム(ルバーブ、カシス、ラズベリー)、はちみつ、美味しかったウルグアイのワインなどなど重たい物ばかりを運びます。ここ数年の荷造りは【トヨタのエンジン式】で、スーツケースに段ボールの箱を入れてすっきりとまとめています。この方法だと中の荷物も動かず、瓶物も割れません!

街から空港まで

街から出ている空港バスはかなり減便中。10分おきに出ていた去年とは大違いです。余裕をもって空港バスに乗りました。前日にネットで往復チケットを購入しましたが、バスの中では確認しません。乗り込んだらそのまま着席し、空港までひとっ走り。ふと、タダ乗りできた!?と悪知恵が頭を過りましたが、いやいや、そんなことはできません。ちゃんと空港で降車するときに確認があります。その場での支払いも可能ですが、ネットでの購入が割引もあってお勧めです。

空港から搭乗まで

ノルウェーの普段の生活でマスクをすることはありませんが、空港に入った途端、状況は一変。全員、マスク姿!!そして、空港職員が少ない!!自動チェックインな上、スーツケースも自分でスキャン。保安検査場こそ並びましたが、その時間たるや10分以内です。空港内はキオスクやテイクアウトのお店はやっていました。私はコーヒーを買ってちょっと一息。ここからまずコペンハーゲンへ向かうわけですが、免税店で買い物をしている人は誰もいませんでした。このノルウェーでアルコールコーナーに誰もいないなんてっ(驚)!コロナの影響が至る所に垣間見られるわけですが、搭乗からはソーシャルディスタンスなどそっちのけとなります。事実、飛行機はほぼ満席。普通に隣り同士で座りました。ただ消毒用のウェットティッシュが配られ、飛行中もマスクは着けたままです。

乗り継ぎ

今回、コペンハーゲンとフランクフルトで乗り継ぎだったわけですが、どちらの空港でも皆マスクを着用していました。そして飛行機は定刻通り、または早めの到着でした。乗り継ぎの際に体温を測るようなこともありません。どちらの空港でも荷物検査をすることもなく。CPH→FRAの飛行機への搭乗はグループ分けがされており、ここでも80%ほどの乗客率。コロナ禍で持ち込み手荷物を1つとしている航空会社も多いのですが、ここでは子供3人を連れた夫婦が搭乗前に怒られていました。母親が幼児を抱き、リュックにはテニスラケット、小さなキャリーバックも持っていました。小学校低学年の子供達2人もそれぞれリュックをしょって、テニスラケットを持ってる。お父さんは自分の荷物+数個のネックピローを抱えておりました。この御時世にバカンス!?というような出で立ちで、余計反感を買ったのかもしれません。サービス第一の日本では有り得ない注意の仕方で、「そんな荷物を持って乗るなんて何を考えてるの?次の乗り継ぎでは乗せてもらえないわよっ!!」って。でも確かに同情の余地なしかな...

国際線のハブ空港、フランクフルトは広いだけあって空いているのが顕著でした。写真でも分かるように、人通りがなくてある意味不安に...もちろん、搭乗ゲートの移動はスムーズで、怪しい外国人が質問攻めにあっていることもなく。名物でもあるゲートを猛ダッシュして駆け抜ける人も全く見かけませんでした。搭乗口に到着して、人がいることに安堵を覚えたくらい!

いざ日本へ

FRA→HNDはルフトハンザ航空。搭乗率は20%くらいでしょうか。搭乗に際して特に規制や混乱はなく、並ぶのに距離を開けたくらいです。なぜか日本人よりも外国人の方が多かったです。席は1人で3ー4席使える状態で、夫婦など隣り同士で座られている人達も離陸前•後に席を移動していました。子供連れもほぼおらず、赤ちゃんを連れた日本人女性のみで、機内はとても静かでした。私は真ん中の席3つを使って悠々11時間の空の旅。

機内では羽田空港到着後の抗原検査のために3枚の書類(申告書、質問票、健康カード)が配布されます。到着後速やかに検査場へ進むため、飛行中に記入します。この書類については多くのブログで取り上げられているので、詳細は省略します。

機内サービスですが、ドリンクや食事はほぼ通常通り。食事はパスタとベジタリアンの選択肢だったようですが、後ろの席だった私は「もうパスタが3つしかないから、ベジタリアンでもいいかしら?」と聞かれました。機内食でも大体問題なく食べられる私は承諾しましたが、今までにない不思議なお料理でございました。見た目は全くもって食欲をそそらない…

距離を取って並ぶように指示あり
がらがらの機内
不思議なベジタリアン

食事後はほとんど人達が横になって寝ていたので、もう全席ビジネスクラス状態です!!枕や毛布も使いたい放題。とはいえ、やはり椅子は固いので寝心地は良くありません。それでも、満席の中9ー12時間の空の旅を経験している海外在住者にとっては、横になれるだけでも天国だし、まず足の浮腫みから解放されるのが有難い!こんな広々と寝られるとなると、映画もそっちのけで爆睡です。

目が覚めたのは到着2時間前。おやつが出たのかどうなのか...?匂いで目が覚めなかったので、カップヌードルがなかったのは確かです(笑)到着前の軽食はヨーグルト、チーズクリーム(?)とサラダのラップでした。あっという間に着陸準備のアナウンスが入り、久しぶりの青空が窓からお目見え!明るいっ!

うわぁぁ...日本だぁ!!!1年ぶりだぁ~!!高度をどんどん下げて、飛行機は着陸準備に入っていたわけですが、この大事な時になぜか吐き気と腹痛が...飛行機酔いじゃないし、緊張のせい?脂汗が出てヤバい状態に...これから抗原検査があるというのに、こんな状態はマズイ!!でもふと思ったのです。もしかして軽食のラップに当たった…!?こんな急に吐き気と腹痛に襲われるのはおかしい(一応、消化器内科の看護師なので一人問診)。着陸時に吐き気は治まったものの、トイレ問題は継続中でした。到着後、列ごとに降りる案内があると放送されていましたが、結局は降りる準備ができた方からどうぞということになりました。急がなければ~!!トイレか抗原検査か...到着後早々緊迫した状況に!!!...続く...

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妄想帰国を実現させる

日に日に暗さが増す10月。日曜日に冬時間になってからというもの、夕方の暗さが辛い...この時期珍しいことではないけど、朝晩とアスファルトがツルツルで歩くのが怖い...嗚呼、長い冬の訪れだぁ~(涙)

ついこの前まで妄想帰国で、色々シミュレーションをしていた私。残念ながらSASのコペンハーゲンー羽田間の運航は延期になってしまいましたが、フランクフルトからはANAとルフトハンザが羽田へ飛んでいます。ANAは毎日、ルフトハンザは週3運行です。ノルウェーだけではなく、ヨーロッパ各国で感染が再び広がっているものの、このままノルウェーで冬越えは辛すぎる...しかも私には4週間の有休が残っており、今年中に消化しなければいけないのです。繰り越しは認められず、換金もできず。まさか4週間、お籠り生活!??有休消化までに後2か月ないじゃん!!!!で...

...色々悩んだ結果、

【妄想帰国】を実現させることにしました...

海外旅行自粛モード真っ只中なのに、看護師の私が海外へ行くなんて常識はずれなのは重々承知です。もちろん、職場には正直に話しています。旅行日程も伝えており、ノルウェーに戻ってからの自主隔離10日間も有休に入れるということでGOサインを貰いました。日本で2週間、ノルウェーで10日間、合計24日間の自主隔離休暇です。シフトを交代したりして追加の休みを獲得し、丸々1か月職場を離れることになります。ノルウェーでの自主隔離が入るので、日本での滞在は実質20日間。その半分以上が自主隔離となります。実家は地方都市ですが、親戚全員が東京なので羽田空港近くの伯父の家で2週間の隔離をする予定です。

職場からはGoサインを貰ってはいるものの、もちろん何かあったときはすべて自己責任だと念を押されました。1-2週間で状況が変わる現在を考慮すれば、帰りの飛行機が飛ばない→予定通り仕事に戻れないことも有り得るわけでして。そして移動中、または日本でコロナに感染する確率だってあります。そんなリスクを背負ってまで帰りたいのか...はい、帰りたいです。理由:しばらくコロナは終息はしないと思うし、ワクチンもできないと思うから。きっと結婚して子供がいたら、そして母が一人暮らしでなければ、こんなリスクは背負わないと思いますが...なんせひとり者なので。ラーニャの面倒は近所の友達がみてくれます。

帰国を決断するまでに色々ネットで情報収集をして、現段階の海外からの帰国状況が後押ししたこともあります。まず飛行機が運航しており、乗り継ぎを含め24時間以内に日本に到着できる。航空券の値段も通常通り。夏までは帰国された人数も多く、皆さん相当な苦労をされたようですが、8月以降は混乱もほとんどないようです。飛行場はがらがら。飛行機では3分おきに空気が入れ換えられており、しかも空席だらけだとあります。1人3席を使えて、快適だったと言う方もちらほら。夏以降、日本ではPCR検査から抗原検査に変更され、検査結果の待ち時間も平均2時間以内に抑えられています。一時帰国.comで各空港での待ち時間が毎日掲載されているので、これを参考に空港からの移動を計画できます。実際の帰国者も言われている通り、成田よりも羽田の方が待ち時間は少ないようです。そして空港からの交通手段ですが、もちろん公共の乗り物は使えません。以前はレンタカーか家族の迎えでの移動のみでしたが、今はハイヤーなるものがあります。空港近辺のホテルの滞在の場合は陰性結果後に循環バスに乗ることもできるようです。でもいくら帰国のハードルは下がったとはいえ、空港に降り立った時点で次の日から2週間の自主隔離になってしまうので、私のように実家が地方の人はホテルや親戚・友達の家などでの自主隔離を行わなければいけません。

海外在住者の中では、日本の到着した空港で陰性なら2週間の隔離を無くして欲しいと訴えている人もいます。でもそうなると、日本から海外旅行に出る人が続出するのでは?という懸念があるわけでして(行ける国は限られていますが)。じゃあ、海外から帰って来る時に72時間以内の陰性結果証明書を提出という案はどうだろう?海外で検査を受ける医療費に加え、検査を予約する語学力も必要。でもこっちの方が海外在住者にとっては帰国がしやすくなります。このまま2週間の隔離が続く限り、短期での帰国はまず無理になります。ビジネス関係ばかりに焦点を当てないで、海外在中の日本人のこともちょっと考えてくれればいいのになぁ。

隔離でほぼ終わる日本滞在ですが、太陽の光を浴びて、美味しい物を食べて、活力をつけたいと思います。

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妄想帰国

9月の末から10月9日までの2週間、SASの10月末からのコペンハーゲンー羽田線運航開始の可能性に小躍りしていた私。前回のブログを書いている時点で、その路線が検索から消えていたので【まさか...】とは思いましたが、数時間後に延期が発表されました(号泣)これで2020年中の私の住む街からの最短航路を飛ぶフィンエアとSASでの帰国手段が消滅...オスロからだったらフィンエア(JALを含むワンワールド系列)での帰国も可能なんだけどなぁ...

【妄想帰国】ではあるものの、今年中に日本に帰る場合の検索をやめられない...最後の頼みはドイツ経由!!フランクフルトー羽田線が強い帰国の味方になってくれます。なぜって、ANAが毎日1往復運航している上、ルフトハンザも週3往復しているのです!JALも運行してはいますが、ノルウェーから日本に帰る場合、必然的にSASでドイツへ移動となるので、スターアライアンスのANAとルフトハンザの選択となります。

毎日運行しているANAのフライト状況

NH204 

フランクフルトー羽田 11時30分ー6時55分

NH203 

羽田ーフランクフルト 0時50分ー5時20分

+++++++++++++++++++++

週3で運行しているルフトハンザのフライト状況

LH716 水金日

フランクフルトー羽田 17時55分ー13時35分

LH717 月木土

羽田ーフランクフルト 15時05分ー19時40分

SASのコペンハーゲンー羽田便の運航開始こそ来年まで延期となりましたが、ヨーロッパ内ではSASも減便して飛んでいます。なのでコペンハーゲンやオスロを経由してフランクフルトまで移動することが可能です。しかもこんな時期ではありますが、往復どちらも乗り継ぎを含め24時間以内のフライト!!そして...このルートで帰るとスーツケース23キロが2つ無料で預けることができます。値段も去年のこの時期とさほど変わらない!!

日本は7月末からPCR検査から抗原検査(唾液検査)になり、結果も断然早く出るようになったようです。到着客が少なければ30分なんていう人も!羽田・成田の近くの住まいであれば、家族の迎えがなくともハイヤーで自宅に辿り着くことができます。成田・羽田から一律2980円というハイヤーも発見しました(もちろん陰性結果後にしか乗車できません)。まだまだコロナの緊迫状況は続きますが、【妄想帰国】にとどまらず実際の帰国も可能なことが判明!とはいえ、現実はまだまだ厳しい...日本到着後の14日間の自主隔離+ノルウェー到着後の10日間の自主隔離がありますから。はあ、現実は24日間の隔離生活かぁ~(涙)

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国内線への乗り継ぎがムリなんだ...

イースター真っ只中のノルウェー、今年はお天気も悪し...外でBBQできるような気温にもならず、太陽が出たと思ったら大雨が降るようなお天気です。

ノルウェーではつい最近、イースター後の緩和策を発表しました。厳しい規制から4週間、感染者の上昇は今のところ緩やかです。私のコロナチームへの参加も先延ばし状態。ただ今、入院患者さん10名です!イースター後は保育園児や小学校低学年、大学などの最終学年の学生などが段階的に通常通学に戻るようです。暗いトンネルの中で光が見え始めてきたので、【もしかしてこのまま日本に帰れるんじゃん!?】なんて甘い考えが脳をちらつきます。フィンエアーはキャンセルとなりましたが、まだスターアライアンス系列が飛んでるし!!!

でも...今の状況からしたら、日本で2週間待機+ノルウェーで2週間待機(病欠の補償も無いでしょう...)を覚悟かなぁとシミュレーション。で、ふと疑問に思ったわけです。海外から日本に帰国した場合って今どうなの!?って。

調べ始めて驚愕!!!!厚生労働省さん、これって海外在住の日本国民に【帰って来るなよっ!!!】言ってるようなもんじゃない!?はっきりそう言ってくれた方がまだ潔い!それでも帰って来るなら【どうだっ!!お前達は隔離の身じゃー!!】ってことで。

結果から言いますと、日本は国際線が乗り入れる空港(成田・羽田など)から国内線に乗り継ぐことができません。ノルウェーは海外から戻った場合【14日間の自宅待機】で、症状が無い限り検査は実施していません。しかし日本は入国した全員に(!!)PCR検査が実施され、その空港から自家用車・レンタカー以外の乗り物での移動ができないらしいです(どこまで強制力があるのかは分かりませんが...)。自家用車・レンタカーで帰れるなら自宅待機でオーケー。でも地方に実家がある場合は2週間ホテルで待機(ちゃんと宿泊先を記載しなきゃいけないらしい)。もちろん外出は制限される(食事はデリバリー)...検査結果が陰性であってもそのままホテルでの待機生活は14日間続行なのだそう。もちろん、このホテル代は自己負担...(陰性が確認されるまでの宿泊料金は国負担らしい)

入国した時点で症状がないなら、そのまま14日間の【自宅待機】じゃダメなの?無症状のまま他者へ感染を拡大させてしまうことはあると思います。でも今の日本の感染拡大状況を見る限り、力を入れるのは入国者のPCR検査と隔離ではもうない気がするのですが...そんなモヤモヤを残しながら、ひとまず【帰れるかも?】のシミュレーションは【こりゃ、帰れんわ...】で終了しました。

ノルウェーは自粛緩和に動き出していますが、日本はこれから本格的な自粛生活が強いられるようで...いざ帰れないとなると、絶対帰るまじと決めた日本の夏が妙に恋しいです。

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安眠を求めて

日本の実家に帰るたびに毎朝悩まされた肩こりと腰痛。

猫のさくらがベッドのど真ん中で寝ているからか、それとも日本滞在中はジムに行かないからそれで体が痛くなるのか...理由が分からないまま、帰るたびに体のあちらこちらが痛い朝を迎えていました。1年に1回の帰国だし、さくらが原因ならそれはそれでいいと、そこまで気にすることもなく数年。

しかーし久しぶりの冬の帰国となった去年の11月は、寝心地がさらに悪化。高価な羽毛布団だと母殿は自信満々だけど、重いし熱い!!寝汗をかいてしまう。その上に肩こりと腰痛。大体、なぜこの肩こりと腰痛があるのか?本当にさくらのせい!??とさすがに疑問視。そして考えたのです。もしかしてこのベッドの敷布団が原因では!??と!!!ノルウェーの自分のベッドに比べて明らかに硬いし。

それから母殿とすったもんだもめながら、量販店でマットレスを物色。低反発だ、高反発だと色んな種類があるではないですか!!!2人でひたすら揉み揉み...母殿はこの数十年、布団=硬いのがベストという観念があり、自分自身は毎夜爆睡しているので、私の布団への不満が理解できないようでした。私も1年に1-2回帰って来る程度なのに、わざわざ敷布団を買い換えるのはなぁとちょっと抵抗があり...そこで、ひとまず弟が使っていた古くて捨てる寸前の安マットレスを敷布団にしてみることに。このマットレス、中身は普通の黄色いスポンジです...しかも購入後10年以上は経過してる品物。ついでに重い羽毛布団も母殿の薄い羽毛布団と交換。

次の朝...体が痛くなーーーーーい!!!超良く寝れた感に満ち溢れた朝を迎えました。さくらなんて起きてきやしない...朝から敷布団の実験結果を意気揚々と唱える私に、母殿が一言【あの高い羽毛布団、本当に熱いし重いわね...悪い夢にうなされたわ...】

それから母娘の安眠追及がスタートしました。

私がノルウェーに戻ってから、半信半疑だった母殿が例の廃れたスポンジのみのマットレスを敷布団代わりに寝てみたらしいです。その結果...超安眠だったらしい。今までも確かに爆睡していた母殿ですが、それでも違いが明らかだったらしいです。ついには【8時間の睡眠x60数年を考えたら、あの硬い敷布団のせいでどれだけの安眠を無駄にしてきたか...】と嘆く始末。それからあっという間に敷布団を買い換えてしまったよう(笑)

そして私はというと...お引越しを機にベッドが新しくなり、再び肩こりと腰痛に悩まされるように(涙)問題はベッドではなく、その上に敷くマットレスパッド。イケアで最初に買ったTUDDALのは硬すぎですぐに交換。(イケアはベッドと一緒に買った場合、使用したマットレスパッドでも返品可)そして今度はちょっと柔らかめでワンランク上のマットレスパッドTUSSÖY をイケアで購入。【形状記憶フォームが体のラインに合わせて変形し、硬めの寝心地でリラックスして眠れます】とありますが、それでも毎朝肩こり&腰痛が...イケアでは【ひとまず1か月寝てみて、使用感を試してください】を謳っているので、頑張ってみるものの硬さが気になってしょうがない。あぁ...結局はそんな高価な物じゃなくて、弟が使っていたような安物のスポンジマットレスが一番いいんじゃないかという結論に達しました。でもイケアには私のベッドのサイズのフォームマットレスMALFORSを売っておらず(涙)

年の瀬にマットレス探しに奮闘する私。30日に雨降る中、イケアで買ったマットレスパッドの半額以下の値段でついにスポンジマットレスを購入しました!!!そして7キロほどの丸まったマットレスを抱えて家路へ。丸まってぺしゃんこのマットレスを、半分空のリビングでパタパタしながら十分に空気を含ませ1日放置。すると厚み7cmのそれこそ弟が使っていたようなマットレスが誕生!!新年はそのマットレスをベッドに敷いて迎えました。

結果は...やっぱり超安眠💙朝の肩こりも腰痛も無し。恐るべし格安スポンジマットレス!!これでまた11キロのマットレスパッドをイケアに返品しに行かなければ...

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私→日本、母→ポーランド

1年半前のオランダ&ベルギー旅行に続き、今回も私が日本に着いた次の日に母殿がポーランドへ発ちました。誰もがなぜそんな奇妙なことをするのかと聞きますが、理由は全盲の愛猫さくらの面倒をみるため。はい、【たかが猫のために!??】と呆れる人達多数です。さくらは我が家で生まれた立派な家族。目が見えない上、私達にべったりなので他人に預けるわけにはいきません。

母殿と従妹さんはワルシャワ経由で1週間ヴルツワフとクラクフへ。母殿は私の編んだ腹巻帽子をかぶってご満悦だったようです。旅行前は【陶器類(←ボレスワビエツ)は絶対買ってこないよ!!蜂蜜とぉーチョコレートとぉー】と言っておりました。なのに...なのに!!しっかりボレスワビエツ擬きの陶器を買ってきているっ!!しかも砂糖入れは手荷物で持って帰って来たにも関わらず見事に割れており...スーツケースを開けることもせず、せっせと瞬間接着剤でかけらを付け合わせる惨事に。メインの蜂蜜は1瓶。チョコレートもお土産用に10箱は買ってくると言っていたのに6箱。途中で人にあげるのが惜しくなって、自分で食べているらしいです(笑)

今回も従妹さんにすべてお任せ状態で、呑気に旅行を堪能した母殿。こんな何も計画に参加しないで、よく【次はどこ行こうかなー?】【やっぱツアーじゃなくて自分達で行った方がゆっくりできるわねぇ】と言えるものだと感心します。あれだけお勧めだよと教えた肝心のクラッシックコンサートなどは行かず、スーパーも従妹さんが【まだー?】って言うからゆっくり見れなかったと不満もちらほら。せっかく中央駅横のホテルに滞在していたのだから、夜にでも駅ビルに入っているスーパーに1人でゆっくり見に行けば良かったのに...と色々突っ込みどころ満載。方向音痴な母はとにかく1人じゃ動けない厄介者なのです。

それでもすでに来年の私の帰国に合わせて、またヨーロッパ旅行をしたいようなので、【どうぞ~】と後押ししています。従妹さんはポーランドでチョコレートを買いたいがためにワルシャワを勧めるらしいですが、私としてはポーランドはもういいじゃない!!次はチェコ・ハンガリー・オーストリアを勧めています。今度こそ陶器類を買ってこないことを願います。

私はというと日本滞在中の2週間、外国送金に奮闘し、歯医者に週3回通っていました。気になっていた左下6番はどうやら復活ならずのようです。洗浄後、応急処置をしてもらってはいますが、来年5月に帰国した際に抜歯の確率大です。炎症が消え、溶けてしまった骨が形成されればいいのですが...それでも歯の半分は手遅れっぽい。【考古学者が発掘する歯のようですねぇ】と冗談を言ってみたら、【そんな高尚なもんじゃないよ】と一蹴りされました(涙)いやぁ、かなり臭かったしね...2週間でできるだけの治療をしてくれた歯医者さんに感謝です。

20191129_094152愛猫のさくらは私にべーったりで、毎夜ベッドの2/3を独占。2週間、まさしく私は下僕となって仕えていました。幸運にもお天気に恵まれ、気温も日中は20℃になることも☆日本の寒いのも暑いのも苦手な私はまさしくハイシーズンに帰国することはことはありません!

さくらは来年3月で14歳になります。生まれた時から見えなかったのが良かったのか、今でも1人でお散歩に行って帰ってきます。孫に恵まれなかった母も、【永遠の赤ちゃん(←4-5キロのはずだし)】を日々抱っこ中です。

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難関の日本→ノルウェー送金

今回の帰国で久しぶりに外国送金をしました💰いや、昔はこんな厳しくなかったよね⁉️ってくらい超時間を取られてビックリ😵

何も難しいことは要求していません。日本の自分の銀行口座からノルウェーの自分の銀行口座に送金するのみ。地方銀行とはいえ、外貨も扱う100万都市の銀行なのに、2日に渡り計4時間を要しました😞

大きな壁となったのが送金する金額💰200万以下なら全然問題ないらしいです。留学費用でそれ以上の場合も、授業料の書類などを提出すれば大丈夫とのこと。私の送金目的はというと、住宅購入資金🏠

海外に永住しているのであれば口座を閉鎖しなければいけないと言われ、住民票の有無を問われ、帰国回数に滞在期間まで聞かれ、家族もいないのに本当に家を購入したのかと疑いの目で見られ😣売買契約書やローン計画書はノル語なので、銀行側がせっせと原本をコピーしたところで何の書類かも分からず一から説明🖊️そして再度「本当にお一人で?」と腑に落ちない様子。

ノルウェーという国を確認し、通過はクローネなんですねと感心し、言葉は何語ですか?と若い銀行員さん、なかなか手続きが進まず😪何かの確認につけ、言うのは「マネーロンダリングがですね…」

書類の手書きもさることながら、印鑑の出番もたくさんあって、ノルウェーとのギャップを感じました。何より、日本語が難しいし、ややこしい!!当の銀行員でさえ、書類を読んで「ここに何を書くんだろう?」と分からない有り様🤷‍♂️これほど印鑑だ、パスポートだと確認したのに、最後にマイナンバーをお願いしますとまで言われ呆れてしまいました😑銀行の手続きでこの面倒臭さ!役所はさらに上手なのでは🤯マイナンバーですべての手続きが出来るようになるのはいつの日でしょうか?

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歯茎が下水溝

もともと歯がよろしくない私。歯科矯正もしたし、顎変形症の手術もしたし、何より奥歯はすべて詰め物で埋まってる😞

ここ2年はマウスピースを就寝時に着用し、歯ぎしりによるダメージを避けていました。すると詰め物が取れることもなくなり(単なる時間による劣化によるものだったのかも?)、歯の心配も一段落❗と思っていました。

しかーし、1ヶ月前くらいから気になることろが…もともとクラウン2つ続きの左下の歯茎にブヨブヨ感があったのですが、歯茎の下の方にぷくっと吹き出物が出現😖何これ!?と唇を引っ張って鏡で見るものの、原因不明。出来ているのが、もともと気になっている歯の下というのが不安にさせる😨

帰国後すぐに歯医者に行きました。今回は10年以上通った掛かり付けの歯医者ではなく新しい所。理由は…衛生士さんがやるばかりで、歯科医がしっかり診てくれなくなったから。

新しい歯医者さんにはなんと衛生士さんを置いておりません😶受付、診察、治療とすべーて50代の男性歯科医がやります❗紹介者の母曰く「顔にタオルをばさっとかぶせるし、太い指を口に入れて引っ張るから端が切れた」でも腕は確からしいので、ここはお任せするしかない😤

一人で何もかもやる歯科医なので、もちろん患者も私一人。診察後レントゲンを撮って、歯茎の中がどうなっているのかを見ます👀

初めて知ったのですが、クラウンが被せてある2本の歯は神経が抜かれています。そのうちの1本が今回問題視されている歯。本当は白く写るはずの部分(骨)が黒い…😱神経があった部分に埋めた物も黒く写ってる😭この時点で歯科医が予測したのは、中で炎症を起こして骨を溶かしてしまったとのこと。そして、歯茎の外側へ出来物として出口をみつけたらしい。私の滞在期間2週間以内での治療は難しいので、どうするかで悩んだのですが、このままほっといても治るわけじゃなし…

ここは一度クラウンを取り除き、中がどうなっているか見てみるしかありません😑神経を抜いているので痛くはないとはいえ、豪快に削ります。そして現れたクラウンの下…

🥵🥵🥵くっ臭っっ🥵🥵🥵

自分の歯茎にこんな物がいったい何年詰まっていたのか知りませんが、もう下水そのものの臭さです😵いくら仕事とはいえ、歯科医に申し訳ない😖こんな下水物、いったいいつからあったのでしょう?この歯を治療したのだって10年以上前だし!自分の体の中からこんな臭い物が出てくるなんてただただショックです😱

どうやら神経を抜いた部分から炎症を起こして、骨までを溶かしてしまったらしいのですが、初日はクラウン除去と洗浄のみ。骨の回復には数ヵ月を要するので、ちゃんとした治療は来年になるっぽいです😞6番の歯なので、笑っても見えないのが不幸中の幸い👌今は抗生物質のお世話になっています。日本に帰る予定がすでにあって、しかも日本で治療できて良かった~の一言😊お口のメンテナンスは大事です❗

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最短で帰国

今回、初めてフィンエアーで帰国しました✈️

前日のチェックインで席を選んだのですが、後方はがらがら。これは空いている確率高い!?いざ搭乗すると、後方は皆さん一人で3席独占状態!!私も9時間半、優雅に3席使って横になれました☺機体も新しく、ちょっとしたところにマリメッコが使用され、北欧の洗練されたデザインそのもの✈️

20191117_151012.jpg

日本人の友達が食事の不味さとエンターテイメントの乏しさを話していましたが、食事はそれなりに美味しかったです👌私は普通に完食しました。他の航空会社と違って甘いケーキなどのデザートがなく、市販のクッキーやチョコのみでした。そしてパンが冷たくてボソボソなので、ヨーロッパの人には受けが悪いかも😞今回も選択肢にカレーがあり、機内はカレーの匂いで充満&食欲をそそることに💖

 

エンターテイメントは新作映画が少なく、私も映画を1本しか観ませんでした。そのかわり、せっかく3席も独占できるので横になってゆっくり休めました😴

成田からリムジンバスで羽田に移動したわけですが、高速も羽田空港も大混雑😓荷物を預けるのにも長蛇の列でして、どっと疲れました😣来年オリンピックなのに、平日がこれで大丈夫なんでしょうか!?

何はともあれ、今回乗り換え数が少ない&最短ということで体への負担も全然違いました❗もうドイツ経由とかで帰るのはやめようと思います😞夏の往復キャンセルでも大変な目に遭ったし😖

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AirHelp_60ユーロの差

先日、AirHelpを通して補償金を受け取ったという記事を投稿をしました。手数料こそ取られたものの、3878クローネ(4万7千円)が銀行に振り込まれ気を良くした私。帰りの便でもキャンセルがあったため、それも申請してみました。

今回はチケットを購入した旅行会社であるBravoFlyのメールからではなく、AirHelpのサイトから直接やってみたのです。すると...前回よりちょっと面倒くさかったような。BravoFlyのメールからやった時は本当に3分で完了しました。多分、BravoFlyがすでにどこでキャンセルが出ていたかを把握しており、情報がすでにAirHelpに反映されていたのだと思います。

AirHelp_return1.png今回は自分でいつの日付のどの便がキャンセルになったかを記入して送信したのですが、これまた1週間で手続きが完了。補償金の振り込みが待ってますのお知らせが届きました。

で、ふと気が付いたのですが、今回の補償金の方が多いのですよ!!450ユーロ!??前回は390ユーロだったのに...?なんでだろう!??補償金の詳細を見ても600ユーロと同じ。違うのは手数料。

この60ユーロの差はいったい何でしょう??納得いかない私、AirHelpの料金表を読んでみました。すると...こんな項目が。

Airdesc..jpg

前回はBravoFlyのメールから申請したので、その旅行会社からの手数料も取られた模様。60ユーロ損した気分...でもBravoFlyからのしつこいメールが来なければ、補償金のこともただの詐欺めいたものとしか思わなかっただろうからなぁ。

今回の日本帰国は往復でキャンセルが出たため、合計で840ユーロ(9万8千円)を受け取りました。いやぁ素晴らしいサービスだっ!!!

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私なりの親孝行

一人娘なのに、独身アラフォー・海外に定住と、親不孝者の私。母は一軒家に全盲の猫のさくらと暮らしています。父は50代前半で亡くなり、弟は自閉症で施設暮らし、親族は全員関東なので、母も私も遠距離家族で【お独り様まっしぐら】です。

地元の友達は結婚して子育て中、母の友達ももちろん皆孫持ちです。今でこそあまり話さなくなりましたが、20代から30代と母も私も【結婚】【子ども】【家族】という世間体に惑わされ、時にはぶつかり合いました。女性として子供を生んでこそ一人前という観念がどこかにあったのだと思います。私もこの【結婚】【子ども】【家族】を望んで、色んな努力をしました。命をつなぐこと、親に孫の顔を見せることって、やはり一番の親孝行なんじゃないかなと思います。

それが叶わないまま40代に突入。あれだけ3つのフルコースに拘った母様ですが、ここ数年は周りの孫話にウンザリ。友達は孫の世話で忙しい、お金がない、疲れてる。その上に介護などが入っている世代なので、会えば孫の自慢か家族の愚痴らしいです。なので自立していて、気が向けば寄って来る猫のさくらがいれば十分のよう。

そして、母が望んだフルコースを叶えてあげられなかった私ができる親孝行とは何か?

(ほぼ)無理矢理、海外旅行に送り出すことです。

20180602_120626私がこれだけ海外をウロウロしているのに、母様は海外経験がほぼなく...英語ももちろん話せません。行きたい場所はいつだってヨーロッパなのに、母の口癖は【いつか】【いつか】。弟や父が家にいた時はもちろん無理、仕事も視覚障害者が相手なので急に予定をキャンセルできない、ヨーロッパまで行ってくれる友達がそもそもいない、忙しいツアーは嫌だ、さくらがいるから家は空けられないなどなど、夢のヨーロッパ旅行は常に【いつか】だったわけです。私が同行するのがもちろんベストなのですが、問題はやはり猫のさくら...目の見えないさくらを1日たりとも他人に預けることなどできません。そこは母も私も意見が一致しています。なので私の帰国とともに、母が旅行に出るという綿密な計画が必要なのです。

でもどうやって憧れのヨーロッパへ母を送り出すか...そこに登場したのが、やはり一人気ままに暮らす関東に住む母の従妹。従妹さんはツアー以外でも海外旅行を経験しており、英語が話せなくてもどうにかやっていける気力と度胸のある人です。その従妹さんと去年、母にとっては初めてのヨーロッパ(ベルギー&オランダ)旅行を決行。思った以上にエンジョイできて、また行きたい!!と言っていた母ですが、自分から計画することは無く...従妹さんはいつだって、どこだって行くよ!!の人なのに、【そうねぇ...】と1年が経過。行く気は満々なのです。でも...ヨーロッパならどこでもいいのよ、誰かが計画してくれればそれに付いて行くからと、何もかもお任せ。時期もいいので、今回私が帰国した6月にでも行ってくれれば良かったのに、重い腰は上がらず(誰も計画してくれないので行く機会がなく)。国内の温泉ツアーなら、この先もまだまだ行く機会はあるだろうけど、飛行時間の長いヨーロッパ旅行はそれこそ【行くなら、今でしょ!!】。こうなったら、私が計画するしかない!!!

夏の時点で11月末の帰国2週間が決まっていたので、それを目指して母の従妹さんにヨーロッパ旅行を提案。従妹さんは母の行きたい所ならどこでもと言ってくれているので、成田・羽田から直行便で行けるヨーロッパの街を調べあげました。私が計画するので必然的に大都市以外が候補地に。11月末と季節的にベストではありませんが、そんなことは言ってられません。私の帰国中に従妹さんとやり取りして目的地を決定!乗り継ぎはありますが、従妹さんが行ったことあるので多分大丈夫と言う、ポーランドの街、ブロツワフクラクフに決定しました。クラクフは私も4回行っているくらいお勧め。街歩きに買い物にと楽しめると思っています。

P1120587母には早速【地球の歩き方】を買ってあげました。ニヤニヤ楽しそうにガイドブックを眺めていましたが、どこに行きたいとか何をしたいとかは特になく。ただただ従妹さんに付いて行くだけのようです...もちろん航空チケットからホテルと予約をしたのは従妹さん。国内移動の航空チケットを予約したの私。すべてお任せの母なのです。それでも楽しみにしているし、旅行までに歯を治療して、あれをしてこれをしてと浮き立っているよう。

孫の顔を見せる親孝行は叶いませんでしたが、これからも元気なうちに海外旅行に送り出す機会があればと思っています。

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帰りの便もキャンセル

日曜日の今日ノルウェーに帰って、月曜日から新しい職場出勤のはずでした。しかし3週間前の帰国時に続き、飛行機の遅れ&キャンセル😭

帰りはスイス経由で乗り継ぎ3回だったわけですが、そのうち2回が乗り継ぎ時間55分。成田ーチューリッヒ間のスイス航空が2時間遅れで出発する事が前日に知らされ、その時点でチューリッヒからノルウェーに戻るのは絶望的😵ここはまたスターアライアンス系の最短を探し出さなければなりませんでした。ベストなのはスカンジナビア航空でコペンハーゲンまで飛ぶこと。そうすれば私の街へも乗り継ぎを含め、1日たくさんの飛行機が飛んでいます。

スイス航空から連絡が来たのが昨日の16時40分。土曜日のため、日本のカスタマーサービスは17時までしかつながらず😭24時間やっているスイスのカスタマーサービスに電話するも繋がった後の待ち時間がハンパない&途中で切れてしまい断念😞ちなみにこれまた聞き取り辛いインド英語でした😣

母様との最後の晩餐だったはずが、ネットにかじりついて、焦りMAXの私。2時間後、スイス航空から再予約のお知らせがきました。そこには私の希望でもあった成田ーコペンハーゲンが!! しかしながら、コペンでの待ち時間7時間😖家にたどり着くのは深夜2時😵そのまま早番出勤かあ😭もっと早い時間の飛行機はないものかと探すも、すべて空席無しでした。お知らせを受け取った後、スイス航空とのやり取りはFacebookのメッセンジャーを使いました。対応もとっても早かったです👍

そして今朝4時起きで、7時20分の成田行きに乗るはずでした。朝食を食べながら、フライトスケジュールを見ていると. . .えっ!?日にちが17日になってるんですけど💥💥えっ明日出発🤯!??

なんと時間ばかり気にして、再予約された「日にち」を見落としていました。てっきり同じ出発日だと思ってしまったのです。繊細な母様は一睡もできず 3時半から準備していたのに、それを知って呆然😨

4時半から再びスイス航空と交渉したのですが、今日の飛行機は満席でどうしようもないとのこと🈵️こうなったらもう職場に連絡するしかありません😞

行きに続き帰りも飛行機に問題が出るなんて、本当に運が悪いとしか言いようがありません😭これに懲りて、もう乗り継ぎの多い航路はやめようと思います😞

今回、不安続きのBravofly で購入した航空券ですが、キャンセル時のホテル手配&再予約などはすべて航空会社がやってくれました。旅行保険にも入っていませんが、大きな出費もありませんでした。ちなみに明日のコペンハーゲンからの出発ですが、7時間の待ち時間後の22時50分発ではなく、19時発に変更できました😁自分で調べて、航路や便名を指定すると変更も簡単にしてくれるようです👍

明日はいよいよノルウェーに帰ります!

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バスツアーで角島へ

日本滞在もあっという間に折り返し地点に来てしまいました。今年はまだ梅雨入りしていないので、連日30度。ノルウェー暮らしの体に堪えます😩

実家には全盲の猫のさくらがいるため、なかなか家を空けることができません。去年は私の帰国に合わせて母が初ヨーロッパ旅行をしましたが、今年はそんな予定もなく😑じゃあ、日帰りのバスツアーでどこかへ!!ということで、角島に行って来ました🚍イカ&甘エビの食べ放題に海鮮丼ランチ、ブルーベリー園での食べ放題付き。角島以外にも名水百選の1つでもある別府弁天池をまわり、かまぼこ店でお土産を調達。日本のバスツアーはイベント満載です🤩

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角島は青い海にかかる1780メートルの大橋で有名なのですが、この綺麗な景色が見れるかはお天気次第。母様は1度行ったことがあるのですが、大雨で橋さえも見えなかったそう😑

ランチは海鮮丼とイカ&甘エビ食べ放題🦑🦐皆さん殺気立っていて怖かったです😱

この日の日中は32度まで上がり、ハウス栽培のブルーベリー摘みは食べ放題とはいえど少々過酷。ノルウェーのブルーベリーとは違い、1. 5メートルほどの木に大きなブルーベリーがたわわになっていました。母様は早々にお土産屋に避難。私は最後まで食べ放題を満喫してきました😁お土産ではブルーベリー100グラムで300円で販売していました。もちろん、我が家は買わず!私が手摘み&手作りしたノルウェーのブルーベリージャムがあるし!!

日本名水百選の1つでもある弁天池では石灰岩に反射してできる池の色に感動。でも水自体はノルウェーの水道水の方が冷たくて美味しいとぼやいてしまいました。

平日にもかかわらず、バス2台でのツアー。やはり年配の方が多かったです。1人で参加している方もちらほら。今回の帰国のプチ旅行は梅雨入り前でお天気にも恵まれ(暑かったけど)ラッキーでした😊

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羽田経由で!!

昨日やってもらった最短航路は上海経由で、乗り継ぎが5時間半。ヨーロッパ内をたらい回しされるのは避けられたものの、中国経由が憂鬱でして…

でも今日ウィーンの空港に着いて、出発便スクリーンを見てると、上海行き1時間前にANAの羽田行きがあることを発見👁こっちの方が断然最短になるはず!!速攻チケットカウンターに走りました。

そこには昨日の成田行きに乗れず、新しい便を探してもらっている人達が。ガイドさんは目が充血して可哀想でした。もちろん、成田行きは満席です。

私の場合、羽田から実家の街までは1時間に1本飛んでいるので、ぜひとも羽田経由でと航路を指定。1席くらい空席あるはずと、一か八かで交渉を開始しました。上海は一度嫌な経験をしたのでどうしても避けたい😩

すると昨日に続き、とても親切な人に当たりまして、「最善を尽くすから!」とシステムを駆使して再々予約。ANAのプレミアムエコノミーを取ってくれました😍なんとラウンジも使えることに🤩

朝ご飯をホテルでしーっかり食べていたので、水しか飲んでいませんが一陽来復!思っていたよりも快適に帰国できそうです😊

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ウィーンで成田行きキャンセル

スーツケース2個を持って1年ぶりの帰国だったのに、なんと乗り継ぎのウィーンで飛行機がキャンセルされてしまいました😭😭

最初は機器の故障で出発時刻の1時間後に新しい情報を提供します、というアナウンスが流れました。そして19時、最終的にキャンセルが決定😩

日本人がツアー客多く、ガイドさんも大慌て。明日の飛行機たって、すでに明日は明日の乗客がいるわけで、全員が同じ飛行機に乗れるわけはなく… ある外国人は明日ミュンヘンに飛び、そこから成田という再予約になったみたい。へたしたら成田行きの空席を確保するために、ヨーロッパ内をたらい回しされる確率大です!!

私は最終目的地が成田ではないので、チケットカウンターにすぐ走り、個別で再予約をしてもらいました。結局、最短は上海経由。機体はオーストリア航空なので、ちょっとほっとしています。Bravofly問題に続き、この帰国はトラブル続き😑

ラトビアやポルトガルのお土産を詰め込んでいたスーツケースを明日まで飛行場にお任せするわけにも行かず、引き取りを申請。日本人ツアー客は皆スーツケースを預けたまま手配されたホテルに向かったよう。

が、これが待てど待てど出て来ない😩同じ成田行きだった数人とともにベルト上を運ばれる様々なスーツケースを2時間凝視していました。

やっとスーツケースが受け取れたの、22時半😵それから航空会社が手配してくれた乗り合いタクシーでホテルに向かうも、今度は高速の工事で大渋滞😱20分で着くところを45分もかかってホテルに到着。もちろん、23時じゃ晩御飯は終わってる😭シャワーを浴びて寝るしかありません😴

踏んだり蹴ったりの1日ではありましたが、気を取り直して上海経由のフライトに備えようと思います💪

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消極的安楽死

実家の母様は身寄りのない女性Uさんの後見人になっています。先が短いと言ったご本人は特別養護老人ホームに移られて10数年...母の後見人歴も10数年となり、その期間に同じ世代の実母(私にとっては祖母)は亡くなりました。【先が短い】なんて実際分からないものです。

90代のUさん、肺炎などで入院したことも数回。そのたびにいよいよか??と準備をするものの復活。今年6月に入院した時も、注入器で流動食を流し込まれていました。お盆まで持たないであろうと思ったのですが、この時も復活。退院してホームに戻られました。そして...数か月後のこの秋、また入院。今回はホームには戻れないという判断が下されました。理由はというと...【点滴などの医療行為が必要であり、特別養護老人ホームではその行為ができないから】

なんの点滴???

どうやら水分補給のために【点滴】をするらしいのです。自分から食べることも飲むことも止めた90代の老人に水分補給...何のために?

今入院している所は救急のため、来週転院するらしいのですが、普通に胃瘻の話まで出たとか!!後見人の母様はUさんと延命治療はしないという合意を交わしており、母様も【胃瘻】どころか【点滴】さえも外して欲しいとお願いしたそうです。そして住み慣れたホームの部屋で静かに最期を迎えさせてあげたいと。しかし、それは転院先の病院と話し合って欲しいと言われたそう。

死にゆく人に【点滴】(水分補給)なんてしてどうするんだろう?と、ここノルウェーで看護師の資格を取った私には不思議でありません。回復の見込みがある人ならともかく...

私が勤務する老人ホームで先日亡くなった90代のFさんは亡くなる2日前まで自分で食べたり、飲んだりができ、意思表示も会話もできました。この秋から呼吸が途中で止まることが数回あり、終末期ではありましたが、点滴など1度もしていません。容態が急変し、最期は持続皮下注入法でモルヒネと鎮静剤を投与しましたが、静かに長年住んだ自分の部屋で息子と娘さんに見守られながら息を引き取りました。

ノルウェーでの【死の迎え方】は日本では何に当てはまるのだろうと思って調べてみると、どうやら【消極的安楽死】と呼ぶらしいです。【消極的安楽死】とは死苦を長引かせないため、積極的な生命延長措置をとらないことを指します。一般財団法人「日本尊厳死協会」は、事実上の消極的安楽死を「尊厳死」と定義して、法制化を求めているらしいです。ノルウェーでは当たり前の最期なんだけどなぁ...

私が今まで見た終末期の患者さんの最期は、鎮痛剤と鎮静剤のみ。酸素マスク、点滴、計測器などにつながれているのは見たことがありません。

Uさんの転院先の病院は戦後すぐに建てられたような古い病院で、ホームのUさんの個室にベッドが3つ入っているような病室だそう=狭いなんてものじゃない。見学に行った母様は絶句。【こんな所で死にたくない】の環境だったそう。ベッドの間にカーテンがあるわけでもなく、人1人がようやく3つのベッドの間を通れる状態だったとか。そして患者さんのほとんどが意識がない&管だらけ状態だったらしい...

ホームの自分の部屋で静かに最期を...今の日本では叶わないのかぁ...

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子猫のその後_3

実家の母様に保護されて1か月が経とうとしている子猫のキムですが、無事里親の元へ旅立ちました。それも急に...

単なる子猫じゃなく、本当にキムが欲しいの?っていう方からの問い合わせが何件か続き、私への評価でも【あげる気がないなら掲載するな】とか書かれてしまいました。そりゃあ、慎重になりますわな。やっぱり家族の一員として、最後まで面倒を見てほしいですから。

母様は【キムを飼うことになるなら、もう1匹お友達として子猫を貰おうかな...】とまで言う始末。さくらはどうするんだぁーーー???そんな飼う気モード80%くらいまでに達していた昨日、ある30-40代のご夫婦から問い合わせがありました。なんとキムを一度見に来たいと!!これは初めての問い合わせです。大体【欲しいです。よろしくお願いします】で話は進まないOR質問ばかりでこれまた話が進まない。

メールでああだこうだやり取りしても結局のところ分からないことだらけ。だったら一度子猫とご対面して...という心意気にちょっと惹かれました。でもここ2-3週間の苦い経験もあるので、あまり期待はせず。母様ももちろん【一目?ふーん...いつ?】って感じで、まさかそのまま貰われることになるとは思いもせず。先方の仕事の都合で、今日、いや明日、あっやっぱり今日いいですか?という予定変更も雲行きを怪しくしたそうです。連絡が来るたびに【すみません...やっぱり...】っていう連絡かと思っていたらしいし。

訪問されたのは旦那様一人。実際に会って話すと、色々印象が変わるものです。猫好きな家族の話を聞いたり、キムを見つめる目を見て、母様も【ああーこの人なら大丈夫そうだけどなぁ】と思ったそう。でも一目見ました、くださいってな訳にはならないだろうと思ってたそうです。奥さんと話し合って決めたいだろうし...が、その方キムを愛おしそうに眺めながら【あのーまさか今日連れて帰るってことは無理ですよね?】と。なんと彼、車に買ったばかりのキャリーバッグを持参していたそう。母様もまさかこんな形でお別れが来るとは思いもせず。でもまた後日引き取りに...なんてことになったら、尚更辛いので【どうぞ、どうぞ】とキムを引き渡したそうです。

Kim_1里親さんには私が遥かノルウェーから遠隔で里親探しを手伝ったことも伝えたそう。そしたら私にまで今日のキムの写真が届きました。母様が写真を携帯やPCから送る術を知らないため、保護した時の小さなキムしか知らなかった私。凛々しく育ったキムにうっとり。母様はもちろんプチペットロス状態です。80%キムを飼う気+もう1匹飼うかなぁと思案中の時でしたから。でも、さくらがいるじゃん!!

写真ではとても可愛いく写っていますが、噛むは蹴るわ、背中を上るわで、かなり活発な子猫。新しい飼い主さんもしばらく生傷が絶えないと思います。今夜は一緒のベッドで寝ているそう。新しい家族と幸せに暮らしてくれることでしょう☆

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子猫のその後_2

20代の一人暮らしの女性に貰われて行ったキムですが...1日半で戻ってきてしまいました(涙)

私がメールでやり取りしている時にも気が付いたこと。若者言葉な上、とにかくあれやこれや何でも人に聞く。キム自身のことならともかく、子猫とはどういうものかに始まり、ワクチンやら避妊やら...「猫ちゃんはどんなご飯を食べる感じですかぁ?」「避妊の時期はやっぱ獣医さんと相談ですかねー?」今の若者って本当にこんな書き方・話し方するんだ...って毎回イライラしました。

先住猫がいるとはいえ、子猫を飼うのは初めてで不安なんだろうなぁと思っていましたが、バトンタッチをしてやり取りをしていた母様曰く【病的】だと。引き渡しに行って会った印象は、この暑いのに青白くて、すっごい細い女性。そして神経質そう...その【神経質そう】は的中し、あげたその日から若者言葉のメールがばんばん来るように。どれも自分で考えればいいこと、自分で判断すればいいこと。仕事中もメールが来て、キムをあげてたった1日なのにすでに疲れた母様は思い切って【何だかアナタじゃ手に負えないみたいだから、引き取りましょうか?】と言ったそう。すると女性【いえ、これも何かのご縁ですから...】と。が数時間後、【いつ引き取っていただけますか?】とメール。母様もさすがに怒り心頭だったらしいです。

車でまた迎えに行ったキムは、ウサギが入るくらいの小さな籠に入れられ、女性はキムを取り出すこともせず、ただ籠の蓋を開けるのみだったそう。しかもあんな元気に駆け回っていたキムはぐったり...その日の夕方、母はずっと抱っこしていてあげていたそう。なんて可哀そうなキム。その女性は【トライアル期間】というものがあるから...と返したことについては罪悪感も何もないようでしたが、たった1日引き取ってダメでしたなんて、生き物をなんだと思っているんでしょうか?ネットで買った洋服のサイズが合わなくて返品するのと同様の考えを持っているようでした。

里親募集はネットを通じて連絡は来るものの、私もかなり慎重になりました。言葉では【ぜひ里親になりたいです】【大事にします】とか書いてきます。でも、じゃあこのまま引き渡しをお願いしようとした途端、【他で貰うことが決定しました】と返事が来たり...

腑に落ちないのは、どういう子猫かの質問がとても少ないこと。なんか子猫なら気に入った柄でさえあればOKみたいな。

似たような怒りを以前も経験したような...あぁ、そうだ!ネットで婚活してた時だっ!写真だけ見て【今度、お茶しましょう】とか、私のことを聞きもしないで【僕達は絶対うまくいく】とかってメールが着たなぁ。メールも数打ちゃ当たるじゃないけど、コピペして色んな人に同時送信している感がありました。キムも私も、換えのきく商品扱いだわ。ネットは簡単に色んな人と繋がれるけど、誠実さは激減だなぁと感じます。

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子猫のその後_1

7月初旬の大雨の前の蒸し暑い日に衰弱した状態で保護した子猫のキム

私がノルウェーから里親募集を出していたのですが、この1週間で3人から問い合わせがありました!!しかも3人とも20代一人暮らしの女性。すでに最初の女性と話が進んでいたので、後の2人とはメールのやり取りをしていないのですが、最近の猫ブームが影響しているのかなぁとふと思いました。

里親第一候補の方はすでに2歳のメス猫がいて、初めて子猫を迎え入れるとのこと。私は母様との会話、そして4枚の写真でしかキムを知らないのに、色んな質問に答えなければいけない...生後何か月、性格、好きな遊び、トイレ、ご飯のことなどなど。募集をかけている【私】のことはいつ、どう伝えよう?途中で子猫を引き渡す人は私ではなくて...となると怪しまれないかなぁとビビりながら、メールのやり取りを行っていました。結局私自身は出張が多く、車もないので引き渡しに同行できないと伝えました。ある程度やり取りした時点で母様へバトンタッチ。引き渡しの日時・場所を直接電話で話してもらうようにしました。そして明日の夕方、母様がその方の家の近くのコンビニまで行くことになったようです。あー良かった!!

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目を失ってもスクスク育ったさくら:ペットボトル湯たんぽでぬくぬく中

3週間キムと過ごした母様はすでに【貰い手がいなければ、うちでと思っていたんだけど...】と飼うことも満更でもなかったよう。でも先住猫のさくらは興味も示さず、どちらかというとうざったそうにしているらい。それを目のあたりにするとやっぱり貰ってもらわなければと思ったらしいです。私はというと、さくらの心の安泰一筋なので、そんな現像された写真でしか知らないキムなんてさっさと里親へ!!!の心境です。これがもし毎日ケータイに写真が届いてたり、動画が来てたりしたらまた違っていたのかも。ガラパゴス在住の母様にそんな技術がないのが功を奏したというべきでしょうか(笑)

キムは相変わらず元気いっぱい。母様の生足に爪を立てて上るらしいです。後ろ脚のケリケリも日に日に力強くなっているらしい。今はいいけど、これだと先住猫さくらを追い出しかねないからと、母様もキムの引き渡しにしぶしぶ了承しました。実際引き渡す人と電話で話して、ちょっとポジティブ思考にもなったよう。

【今の時代、結婚も里親もネットなのよ!!】という私に、【なんで子猫の里親は見つかるのに結婚相手は見つからないのかねぇ?】と返す母様。それは私が訊きたいわっ(怒)!!!

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里親探し

大雨が降る前の7月4日、道路わきの原っぱで衰弱している小さな子猫を実家の母様が保護しました。その日はとっても暑くて、どう考えてもこのまま置いて去れる状況ではなかったそう。動物を飼っているいる人なら誰もが葛藤すること。ペットは可愛いが、家を空けられない…

我が家にはすでに全盲の猫さくらがいるため、家は空けられませんが、それでも母は「さくらも後5年生きるかどうかだから、そしたら心置きなく旅行に…」が口癖でした。それが…また【新生児】を保護!!!!

母様、孫育てもしたことありませんが、実は子猫も育てたことがありません。我が家で生まれたさくらも私がミルクをあげ育てました。そんななので、子猫がオスかメスかも分からないとおっしゃる。里親を探すにしても、「どこかにチラシを張って…」と時代遅れなことを言うし、とてもとても里親が見つかるとは思えない。

【白茶トラ】とは言うものの、写真を私に送るにしても有り得ない方法を取る。

!!!デジカメで撮った後に現像して郵送!!!

あのぉー1週間以上かかるんですけど??デジカメで撮って現像って何ですか?ケータイで撮ってすぐ送信できるっていう時代に…

もちろん、母様はネットを使って里親探しなんてできない&それを責めようものなら、連日35℃以上の日本で生活している母様はイライラ爆発です。子猫はどんどん成長するのに、急ぐ風でもなく、「もう暑くてね…いいわよ、見つからなければ見つからないで」と言い出す。あのぉ…老猫さくらのこと考えてます?元気を取り戻した子猫は、母様の足をよじ上り、カーテンを駆け上り、もちろんさくらにも突進していきます。目が見えない老猫にとって、ストレスは如何ばかりか…それでなくても暑いのに…

しょうがないので、私がこのノルウェーから遠隔操作でネットに里親募集を出しました。写真はどうしたかというと、郵送で届いた現像写真をさらにケータイで撮りました…結局、オスだということが後から判明。

可愛いけど、この鼻の横が黒いのは汚れ?それとも模様??電話で話している時も、母様の生足に攻撃をしかけ、かじかじ噛んでいるようで、「イタタタ…痛いって!!!」っと足でどけているよう。そして子猫はさらにハッスルして足に飛びつくらしいです。暑さでイライラ、生傷でイライラ…電話も早々に「お風呂入るわ」と切るし、イヤな感じです。

この子猫、保護した時からほとんど鳴かないのだとか。鳴くのは大をする時のみ。一人遊びも上手で、自分の長い尻尾を追いかけたり、置物に突進して猛ダッシュして逃げたりして遊んでるらしいです。そして気が付けば、所構わず転がって寝ているという…

保護してすでに2週間経ち、名前はひとまずキムとつけたらしいです。由来は…7月4日をひっくり返して4/7でヨナ→キム・ヨナの【キム】にしたそう。変なの...

ケータイで写真を撮って送ることが可能なのに、ガラパゴス在住の母様には習得不可能な技術らしく、私には電話でしかキムの成長を知ることができません...何よりも早く里親が見つかって、さくらの平穏な日々を取り戻してあげたいです。

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免税でお買い物

海外在住の日本人が自分の国で免税を使ってお買い物!???

恥ずかしいながら、そんなことができるなんて知りもしませんでした。ってかそんな高い買い物普段しないし...が、今回の帰国で初・免税でお買い物をしました。

普段ハードコンタクトをしているので、目の状態を診てもらおうと眼科に行ったら、「アナタ、すごいアレルギー症状だよ。角膜が傷ついてるから、コンタクトは1週間だめだよ。」と言われてしまいました。猫のさくらとラブラブ生活真っ只中でしたが、実はもともと【猫アレルギー】があります...(涙)それにしても、ちょっと診てもらうつもりが角膜に傷だなんて!!!

15の時からコンタクト生活をしているので、私、眼鏡で外は歩けません...=外出用の眼鏡は持っていません。急遽、外でも使える度の高いメガネが必要となりアウトレットに入っている眼鏡屋さんに行きました。そこで目撃した至る所に貼られている【TAX FREE】。さすが、アウトレット!韓国人・中国人相手なんだろうなぁと、そのまま普通に支払いをしていまいました。しかし、ふと...よく分からないけど海外在住の日本人も免税使えるって本当なのかなぁ...と疑問が頭を過ったのです。家に帰って調べてみると...使えるらしい!!!しかも1店舗で5000円以上から!!敷居が低い!!

あーーーー眼鏡、すでに払ちゃったよーーーー!後日、眼鏡を取りに行ったときに、ダメもとで免税の件を言ってみたけど、やっぱり支払いの時にパスポートを見せなければいけないと言われました(涙)

でも結局、後にこのアウトレットでトレーニングシューズやバッグを免税で購入!!お店で色々パスポートを見られるのかと思いきや、かなり適当...いいのか、それで??

関空で税関を通るときも、【あっ、パスポートから紙を剥がしてここに入れてください】のみ!!もちろん、購入した商品は手元にありませんが、それでも何を購入したとかチェックさえしないんだ...?これだったら普通に日本在住の人でも免税使えそうなもんだけど、後からちゃんとチェックしてるのかなぁ??こんなんでいいわけ??と思ってしまいました。もしズルしたりしたら、連絡が来るのかなぁ??

あー去年買ったスーツケースも免税が使えたのに...知らないって不利だぁ!!!

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メルカリデビュー

私が日本滞在中に上場したメルカリ。名前は知っていたものの、どんなものかはさっぱりだったのが1か月前。

小・中の同級生と1年ぶりの再会をし、ちょっと家の要らないもの話になったとき、【メルカリで売りーよ!!】とやり方を教えてくれました。

ノルウェーに引っ越して10年になろうというのに、実家には自分の部屋があるので、ついついそのままにしている思い出の品々。その最たるものがジェニーちゃんとジェフ。小学校時代に遊んだ大事な大事なジェニーちゃん達が30年近く実家に置いたままだったのです。靴もピアスさえも無くしたことがないほど大事にしていたのを知っている母様も時々洋服をちゃばちゃばとたらいで洗って、たこ足に干してくれていました。

20180608_085902手放してもいいとは思っていたものの、捨てるには忍びなく、悩んでいたときに出会ったメルカリ。売る決心をしました。自分で言うのもなんですが、30年前の物とは思えない綺麗なジャニーちゃん達!!売った後に【もっと高く売れたはず!!】【プレミア付いたんじゃない?】とも言われましたが、コレクターっぽい人が買ったようなので、価値も分かるだろうし、きっと大事にしてくれると思います。

そしてこのジェニーちゃん達が売れたのをきっかけに、メルカリを使って家の断捨離を決行しました。学士ー修士課程で使った専門書、母様が貰ったという狐の毛皮ショール、一度も使わず保管していたシャネルのコフレ、CD、バッグ、ぬいぐるみと3週間であっという間に売れました。母様がガラケーからガラホに替えたのですが、アプリなんてものも全然使えないので、とにかく私がノルウェーに帰るまでに売って、売れなかった物は出品中止にしました。

メルカリでは最近探すのに苦労していた弟が好きなバスの本が安く、しかもたくさん出品されており、いっきに10冊ほど購入しました。通常1500-1600円する本がほぼ未使用で半額以下。【メルカリなんてわけ分からない】と言っていた母様もかなり盛り上がっておりました。1人の出品者は「どのみち売れないと思うので、すべて300円でどうぞ」と綺麗に梱包して数冊を送ってくれました。そんな優しさに触れ、母様も途中からはせっせと梱包にも参加してくれ、毎朝何が売れて、どこから発送かを話すのが恒例となりました。郵便局でもコンビニでも【メルカリ】が浸透しており、ちょっとしたカルチャーショック。スゴイなぁ日本!!

☆☆メルカリ万歳☆☆

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母様の初ヨーロッパ旅行

私が日本に到着した次の日、母様が初ヨーロッパに旅立ちました。1年ぶりの再会も数時間一緒に過ごしたのみ!!

20180602_120626私を11歳でフランス+ブラジル1人旅に出し、17歳でドイツに1年留学させた母様ですが、自分自身が海外に出たのはほんの10年ほど前。しかも近場の韓国と台湾。私が海外で大学を卒業しようが住もうが一度も来たことがありません。ここ13年は全盲の猫【さくら】がいるため、家が空けられず(ペットホテルなんてもっての外!!)ということで、私が帰国中にヨーロッパ旅行に出てもらうことにしました。関東にいる母様の従妹と一緒にオランダ・ベルギーの旅10日間です。私は愛するさくらとお留守番。梅雨の晴れ間に風呂場掃除をしたり、布団を干したり、さくらとベッドに転がりマンガを読んだり...

母様は言葉もできない、旅行慣れもしていないのに言うことは大きく【ツアーなんかじゃイヤだ!!】従妹におんぶに抱っこ状態で行っていただきました。2時間のフライトが精一杯、暗い映画館で気持ち悪くなることもあった母様ですが、私の心配をよそにかなりエンジョイしてきたよう。時差ボケもなく、足が浮腫むこともなく、ビールとムール貝を堪能してきたらしいです。【絶対買ってこないわよ!!】と言っていた冷蔵庫につけるマグネット、ゴーダチーズ、蚤の市で気に入った食器やらも、もちろんバッグに詰め込まれておりました。

【ついね、雰囲気でね...うふっ】

仕事一筋で旅行という旅行もしたことがない母様ですが、とても楽しかったようで何よりです。どちらかというと、旅行慣れしていた従妹さんの方がどっと疲れていたよう。タブレットで一生懸命調べて、色々段取りしてくれたらしいです。

20180702_190502友達へのお土産はもちろん、ベルギーのシェルチョコ。私にも何だか高そうなチョコレートを買ってきてくれましたが、暑くて全くと言っていいほどチョコレートを欲するようなことはなく...日本はそこにいるだけでダイエットになるのでは???賞味期限も持つことだしノルウェーに持って帰ってきました。

旅行から帰ってきてからも母様は仕事量を減らし、私と一緒の時間を作ってくれました。普段の仕事のストレスが如何ばかりか...血圧がちょっと高め、朝はコーヒーのみの人が、血圧は下がり、朝から野菜炒めを作っておりました。

母様はさらなる海外旅行も考えているようですが、内心は私に連れて行って欲しいみたい。でもさくらがいる限り、家を空けるわけにはいかないし...

私はもう来年2019年の休暇申請を職場にしなければならず!!まだ飛行機のチケットだってネットに出そろってないってのに...ひとまず5週間の日本は止めて、3週間と2週間に分ける予定です。ってか申請するの早いだろう!???

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1か月の日本滞在

5週間日本に滞在して、今日が仕事始めでした。今まで老人ホームの2階しか担当したことなかったのに、この夏から3階に移ることに。新しい24人の入居者+職員を覚えなければいけません。初日が終わってすでにグッタリ...

今回はひっさしぶりの長期日本滞在でした。出発前に梅雨入りしたけれど、滞在中はお天気に恵まれ(暑さにも恵まれ…)。それにしても乗り継ぎ3回、4機を乗り継いで帰るのは、いくら無料で2つスーツケースが預けられるとはいえハードでございました。初っ端から30分の遅れがあったのですが、成田行きが出るデュッセルドルフでは乗り継ぎ時間が40分とギリギリで、ゲートからゲートへ猛ダッシュ!!!2つのスーツケースが届くかも危うかったのですが、さすがANA!!対応が完璧でした&荷物も間に合いました。そんなこんなで時差ボケと疲れが3日間くらい抜けず(涙)今回の滞在のハイライトは

  1. 母様の初ヨーロッパ旅行
  2. メルカリデビュー
  3. 免税でお買い物

5週間も日本にいると、さすがにノルウェーに帰るのがちょっと嫌になりました。新しい職場(3階への移動)と夏以降の実習取り直しが重荷になっていることもあるし、一人で暮らす母様&自閉症の弟を置いていく後ろめたさみたいのもあるし...ノルウェー語もすーっかり忘れて、5週間の日本滞在はまずいかなぁと思いました。帰らなきゃという気持ちを唯一後押ししたのは日本の気温と湿度でしょうか(笑)梅雨時の連日30℃ともなると不快度指数が120%です。顔はテカり、虫の息での生活。なのに周りの日本人は長袖を着て、雑踏にもまれて通勤。偉いッ!!の一言でした。

ノルウェーに到着した夜...気温7℃。出発した日、実家では猛烈な雨&暑さになったらしく、【今年も丁度いい時に帰ったわねぇ】と母様。7-9月の日本滞在は無理っぽそうです...

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2週間ちょっとの息抜き

試験翌日に日本へ発ち、2週間ちょっとの息抜きをしてきました!

パンチのない、雨ばかりの5月と6月をノルウェーで過ごしていたので、日本の梅雨、30℃超えを楽しみにしていたのに、もう帰るころには「ダメだ...もうお暇しなきゃ...」状態。肌は常にべとべと、顔はてらてら。湿気でカビがあっという間に生え、粉類&穀類、そして1人暮らしとは思えないワインボトルがすべて冷蔵庫に入っているので、冷蔵庫のスペース狭し。暑さでふらふらするので母の血圧計でちょっと測ってみると、なんと上が100を切る有り様。半分死んでるじゃーーーーん!!!ノルウェーの涼しい(寒い)暮らしに慣れ過ぎて、日本の30℃以上はちょっと拷問でした...

もう日本の国民の皆さまが偉過ぎて、そして時々可哀そう過ぎて、別の惑星の方々に見えました。毎日、缶コーヒーのCMに出てくるジョーンズ氏になって、日本の不思議を一人で実況生中継。「こんなことをする必要があるのか??」という疑問が常に頭をよぎっていました。もちろん反対に日本人の他人を思いやる気持ち(社交辞令でもありますが)に感動もしたりして、一緒にいる母は「アンタ、いちいちうるさいねぇー」と...

今回は施設で暮らす自閉症の弟と2年半ぶりの再会。悲しいことに最初は忘れられておりました。目をぱちくりして、ちょっと考えている様子はありましたが、「ほら、家に帰ろう!お母さんが待ってるよ!」と言うと、私ではなく職員の手を引いて廊下をダッシュ...家に1泊してようやく思い出してくれたのか、施設へ帰る次の日は手をつないで一緒に車に乗れと催促され、姉としての立場もちょっと挽回。30半ばの弟ですが、ピーターパンのように成長せず、いつもちょっとしたことで笑ったり泣いたりします。私は17で海外に出ましたが、弟は17で施設に入りました。今でこそ落ち着いてますが、小さい頃は自傷行為が激しく、私も何度ひっかかれ噛みつかれたことか...障害を持った子を手放すのは親として辛かっただろうと思いますが、早くに施設へ入れて良かったと今では思います。弟の場合は穏やかになり、集団生活にも自分なりに溶け込んでいるようです。

日本滞在中は歯医者に通い、気になっていた卵と蟹のアレルギー検査を受けました。あれだけ卵アレルギーは確信していたのに、なんと血液検査(IgE値)では確認できず...お医者さん曰く、「慢性蕁麻疹でしょう」と...卵にも蟹にもアレルギーがないと分かって嬉しいけど、理由なき痒みと発疹は突然やってくるわけで、この慢性蕁麻疹はどうするべきなのでしょうか!??

2週間ちょっとの間ノルウェー語はおろか、看護学のこともすーっかり忘れて、のほほーんと過ごしておりましたが、明日からいよいよ夏のバイトが始まります。6月は試験勉強と休暇で老人ホームのバイトは入れてなかったので1か月ぶりです。皆、元気に生きているかなぁ...

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