コロナ禍の帰国_空港&飛行機編

妄想帰国でシミュレーションだけはバッチリだった私。結局、10月末に帰国を実現してしまいました。

この帰国のために、有休を含めて丸々1か月の休みを取得!ドイツ経由のスターアライアンスグループで、預け荷物も2つに♪♪今年も母様のために購入した&自家製パン、手作りジャム(ルバーブ、カシス、ラズベリー)、はちみつ、美味しかったウルグアイのワインなどなど重たい物ばかりを運びます。ここ数年の荷造りは【トヨタのエンジン式】で、スーツケースに段ボールの箱を入れてすっきりとまとめています。この方法だと中の荷物も動かず、瓶物も割れません!

街から空港まで

街から出ている空港バスはかなり減便中。10分おきに出ていた去年とは大違いです。余裕をもって空港バスに乗りました。前日にネットで往復チケットを購入しましたが、バスの中では確認しません。乗り込んだらそのまま着席し、空港までひとっ走り。ふと、タダ乗りできた!?と悪知恵が頭を過りましたが、いやいや、そんなことはできません。ちゃんと空港で降車するときに確認があります。その場での支払いも可能ですが、ネットでの購入が割引もあってお勧めです。

空港から搭乗まで

ノルウェーの普段の生活でマスクをすることはありませんが、空港に入った途端、状況は一変。全員、マスク姿!!そして、空港職員が少ない!!自動チェックインな上、スーツケースも自分でスキャン。保安検査場こそ並びましたが、その時間たるや10分以内です。空港内はキオスクやテイクアウトのお店はやっていました。私はコーヒーを買ってちょっと一息。ここからまずコペンハーゲンへ向かうわけですが、免税店で買い物をしている人は誰もいませんでした。このノルウェーでアルコールコーナーに誰もいないなんてっ(驚)!コロナの影響が至る所に垣間見られるわけですが、搭乗からはソーシャルディスタンスなどそっちのけとなります。事実、飛行機はほぼ満席。普通に隣り同士で座りました。ただ消毒用のウェットティッシュが配られ、飛行中もマスクは着けたままです。

乗り継ぎ

今回、コペンハーゲンとフランクフルトで乗り継ぎだったわけですが、どちらの空港でも皆マスクを着用していました。そして飛行機は定刻通り、または早めの到着でした。乗り継ぎの際に体温を測るようなこともありません。どちらの空港でも荷物検査をすることもなく。CPH→FRAの飛行機への搭乗はグループ分けがされており、ここでも80%ほどの乗客率。コロナ禍で持ち込み手荷物を1つとしている航空会社も多いのですが、ここでは子供3人を連れた夫婦が搭乗前に怒られていました。母親が幼児を抱き、リュックにはテニスラケット、小さなキャリーバックも持っていました。小学校低学年の子供達2人もそれぞれリュックをしょって、テニスラケットを持ってる。お父さんは自分の荷物+数個のネックピローを抱えておりました。この御時世にバカンス!?というような出で立ちで、余計反感を買ったのかもしれません。サービス第一の日本では有り得ない注意の仕方で、「そんな荷物を持って乗るなんて何を考えてるの?次の乗り継ぎでは乗せてもらえないわよっ!!」って。でも確かに同情の余地なしかな...

国際線のハブ空港、フランクフルトは広いだけあって空いているのが顕著でした。写真でも分かるように、人通りがなくてある意味不安に...もちろん、搭乗ゲートの移動はスムーズで、怪しい外国人が質問攻めにあっていることもなく。名物でもあるゲートを猛ダッシュして駆け抜ける人も全く見かけませんでした。搭乗口に到着して、人がいることに安堵を覚えたくらい!

いざ日本へ

FRA→HNDはルフトハンザ航空。搭乗率は20%くらいでしょうか。搭乗に際して特に規制や混乱はなく、並ぶのに距離を開けたくらいです。なぜか日本人よりも外国人の方が多かったです。席は1人で3ー4席使える状態で、夫婦など隣り同士で座られている人達も離陸前•後に席を移動していました。子供連れもほぼおらず、赤ちゃんを連れた日本人女性のみで、機内はとても静かでした。私は真ん中の席3つを使って悠々11時間の空の旅。

機内では羽田空港到着後の抗原検査のために3枚の書類(申告書、質問票、健康カード)が配布されます。到着後速やかに検査場へ進むため、飛行中に記入します。この書類については多くのブログで取り上げられているので、詳細は省略します。

機内サービスですが、ドリンクや食事はほぼ通常通り。食事はパスタとベジタリアンの選択肢だったようですが、後ろの席だった私は「もうパスタが3つしかないから、ベジタリアンでもいいかしら?」と聞かれました。機内食でも大体問題なく食べられる私は承諾しましたが、今までにない不思議なお料理でございました。見た目は全くもって食欲をそそらない…

距離を取って並ぶように指示あり
がらがらの機内
不思議なベジタリアン

食事後はほとんど人達が横になって寝ていたので、もう全席ビジネスクラス状態です!!枕や毛布も使いたい放題。とはいえ、やはり椅子は固いので寝心地は良くありません。それでも、満席の中9ー12時間の空の旅を経験している海外在住者にとっては、横になれるだけでも天国だし、まず足の浮腫みから解放されるのが有難い!こんな広々と寝られるとなると、映画もそっちのけで爆睡です。

目が覚めたのは到着2時間前。おやつが出たのかどうなのか...?匂いで目が覚めなかったので、カップヌードルがなかったのは確かです(笑)到着前の軽食はヨーグルト、チーズクリーム(?)とサラダのラップでした。あっという間に着陸準備のアナウンスが入り、久しぶりの青空が窓からお目見え!明るいっ!

うわぁぁ...日本だぁ!!!1年ぶりだぁ~!!高度をどんどん下げて、飛行機は着陸準備に入っていたわけですが、この大事な時になぜか吐き気と腹痛が...飛行機酔いじゃないし、緊張のせい?脂汗が出てヤバい状態に...これから抗原検査があるというのに、こんな状態はマズイ!!でもふと思ったのです。もしかして軽食のラップに当たった…!?こんな急に吐き気と腹痛に襲われるのはおかしい(一応、消化器内科の看護師なので一人問診)。着陸時に吐き気は治まったものの、トイレ問題は継続中でした。到着後、列ごとに降りる案内があると放送されていましたが、結局は降りる準備ができた方からどうぞということになりました。急がなければ~!!トイレか抗原検査か...到着後早々緊迫した状況に!!!...続く...

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コロナ禍の帰国_空港&飛行機編” への3件のフィードバック

  1. takamayuge さん、
    一時帰国とノルウェーへの帰国、お疲れさまでした。
    滞在中は楽しめたでしょうか?この先のレポートも楽しみに待ってます!

    今回帰国の際に悩まれていた荷物預け入れ、2個はやっぱり必須ですよね。何故に某北欧エアラインは荷物に関してあんなに厳しいのでしょうか?私も今年の夏はノルウェーに行く予定でチケットを調べた際、荷物制限がLCC並みってことで諦めて他社にしました。当然そのチケットはキャンセルとなりましたが。。。
    一時帰国は日本へはお土産、ノルウェーには日本食と、荷物制限は切実ですよねぇ。。

    加えてルフトハンザ。昨年まで仕事でよく乗ってましたが、まぁ、食事がまずい。これ間違いないです。
    特にドイツ発が美味しくなく、以前乗ったときは空腹だったにも関わらず、残しました。それ以来、チップスなど軽食をゲットしてお腹を満たすようにしてます。

    このコロナ禍で、今年はまったく海外にも出れず、空港の様子もわかりませんでしたが、鋭い観察眼でのレポート楽しかったです。そこにでもいますよね、こんなコロナ禍でものんきな人(家族)って(笑)

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    1. motoさん
      コメントをありがとうございます!荷物がいくつ預けられるか、切実な問題です!!1つか2つかで、その後の暮らしと心の豊かさが変わりますから(笑)最近は航空チケットの安さだけで即購入するのは禁物です。預け荷物の個数をしっかり確認する必要ありですよね。ちなみに...機内食は不味くても、預け荷物が2つなら文句はありません...でもあのベジタリアン食は何が入っていたのだろう?

      ヨーロッパに住む醍醐味は週末にでも海外へ行けちゃう♪だったのに、今や北欧のこの暗くて寒い国に缶詰状態です(涙)海外に出れないのは辛いですよね...(って私はまだ行き来したばかりですが)

      来年は、コロナにかかるのが先かワクチンが先かになるでしょうね...どっちも嫌だけど、隔離無しで日本に帰れるようになって欲しいです。

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