寒い春のクラクフ散策

2泊3日の忙しいクラクフ旅行。火曜日に到着し、水曜日はザコパネ日帰りツアーを予約、木曜日は21時半の飛行機だったので、街散策も限られていました。しかもお天気はイマイチ、最高気温10℃の寒い3日間。天候や自然災害はどうしようもないですが、それでも天気って旅のいい思い出70%くらいを占めるのでは??フィヨルドツアーに参加して霧&雨で景色が見えないのも悲しいし、ベネチアまで行ったのに満潮で街が冠水なのも辛すぎるし、ローマの熱波にやられて観光どころじゃないのも残念...どんなに綿密に計画しても、自然の力には勝てません。

そんなイマイチのお天気だったクラクフですが、到着後すぐに向かったのは市場。この時期はどうやらトマトやニンニクのシーズンらしく、たくさん出ていました。今回もハチミツ屋さんが2店ありましたが、スーパーで買うことにしていたのでスルー。

今回のクラクフでは見どころの聖マリア教会とヴァヴェル大聖堂、ドラゴンの洞窟が工事中。聖マリア教会ラッパ吹きさんはちゃんと塔の上から毎時ラッパを吹いているのですが、なんせ塔はネットが被せられているので見上げたりビデオを撮る観光客も少なかったです。馬車もありましたが、イースターが終わってプチ休暇でしょうか?馬車の数もちょっと少な目。

もともと春爛漫を期待していたので、ヤギェウォ大学の植物園に行く計画を立てていました。しかし、2日目はザコパネ、3日目は雨になるかもしれない...となると、初日に行くしかないでしょう!?閉園は18時半ですが、腹ごしらえをして17時に入園。大人15ズロチ(580円)です。曇りな上、時間的にも遅いせいか観光客はほぼいない貸し切り状態でした。いくつか温室があり、熱帯の植物を見ることができますが、メインの温室は閉まっていました。植物園の感想は...もっと暖かくなってから来るべき!チューリップやスイセンが咲き終わり、緑はあるものの残念ながら【春爛漫】の花畑からはちょっと遠い植物園でした。まあ、行ったという目的が達成できて良かったとしましょう。

前回(1年半前)、【急な事故】で中止になった室内楽コンサート(Royal Chamber Orchestra)。ネットで購入したチケットの返金はされず、予定してなかった次の時間のショパンのピアノコンサートを聴くことになりました。今回は、前日にちゃんとコンサート会場へ足を運び、「毎日開催」を確認して挑みました。ネットでチケットを購入せず、当日20分前に行くことに。前回と同じおじいさんが現金を受け取りチケットをくれたのですが、なんとショパンのチケット!!いやいや、もうすぐ始まる室内楽コンサートに来たんですと言うと、これまた【急な事故で今週はそのコンサートはない】と。えっ!?前回もそう言ったよね!?まさかもうやってないんじゃないの??なんでネットでは普通にチケットを販売してるの?事故を連呼して埒あかないので、返金だけしてもらいショパンのコンサートは拒否しました。ネットで予約しなくて良かった~!これで2回目...不信感しかありません。帰って来て色々調べてみるものの、実際やっているのかやっていないのかは分からずじまい。FBは2022年5月から更新されていない。

私がこのコンサートにこだわる理由はKamil Skickiのバイオリンの演奏が好きだから。彼のFBやYoutubeも更新が止まったままですが、どうやらシンフォニカとかいう大きなコンサートには参加しているよう。きっとステップアップして、もっと大きな所でバイオリンを奏でているのでしょう!

この日、水曜日は18時からの室内楽コンサート、20時からの聖ペーター・パウル教会の【Golden Classical Music Concert】に行く予定にしていました。ただこの日はザコパネ日帰りツアーにも申し込んでいたため、帰りの時間が分からず、どちらもチケットは当日購入することにしていました。室内楽コンサートが流れたので、結局Golden Classical Music Concertに行くことに。このコンサート、私が初めてクラクフに行った10年前くらいから同じ値段(60ズロチ)じゃないかなぁ...4つのプログラムがあるので、連続で行っても飽きないようになっています。

観光地でもあるクラクフで毎回面倒だなぁと思うこと、お手洗い問題。トイレ番という仕事があるのが驚きです。ショッピングセンターでは緩やかになりましたが(それでも掃除&徴収係りのトイレ番がいる)、観光名所などでは必ずお手洗い前にカウンターがあり、2ー5ズロチを払うよう強面のおばちゃんがいます。ニコリともしないので、【ああ~小銭ないわぁ~】とすり抜けられる確率は低い...ほとんどのお店でカードが使えますが、小銭は必需品です!!

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