2週間ちょっとの息抜き

試験翌日に日本へ発ち、2週間ちょっとの息抜きをしてきました!

パンチのない、雨ばかりの5月と6月をノルウェーで過ごしていたので、日本の梅雨、30℃超えを楽しみにしていたのに、もう帰るころには「ダメだ...もうお暇しなきゃ...」状態。肌は常にべとべと、顔はてらてら。湿気でカビがあっという間に生え、粉類&穀類、そして1人暮らしとは思えないワインボトルがすべて冷蔵庫に入っているので、冷蔵庫のスペース狭し。暑さでふらふらするので母の血圧計でちょっと測ってみると、なんと上が100を切る有り様。半分死んでるじゃーーーーん!!!ノルウェーの涼しい(寒い)暮らしに慣れ過ぎて、日本の30℃以上はちょっと拷問でした...

もう日本の国民の皆さまが偉過ぎて、そして時々可哀そう過ぎて、別の惑星の方々に見えました。毎日、缶コーヒーのCMに出てくるジョーンズ氏になって、日本の不思議を一人で実況生中継。「こんなことをする必要があるのか??」という疑問が常に頭をよぎっていました。もちろん反対に日本人の他人を思いやる気持ち(社交辞令でもありますが)に感動もしたりして、一緒にいる母は「アンタ、いちいちうるさいねぇー」と...

今回は施設で暮らす自閉症の弟と2年半ぶりの再会。悲しいことに最初は忘れられておりました。目をぱちくりして、ちょっと考えている様子はありましたが、「ほら、家に帰ろう!お母さんが待ってるよ!」と言うと、私ではなく職員の手を引いて廊下をダッシュ...家に1泊してようやく思い出してくれたのか、施設へ帰る次の日は手をつないで一緒に車に乗れと催促され、姉としての立場もちょっと挽回。30半ばの弟ですが、ピーターパンのように成長せず、いつもちょっとしたことで笑ったり泣いたりします。私は17で海外に出ましたが、弟は17で施設に入りました。今でこそ落ち着いてますが、小さい頃は自傷行為が激しく、私も何度ひっかかれ噛みつかれたことか...障害を持った子を手放すのは親として辛かっただろうと思いますが、早くに施設へ入れて良かったと今では思います。弟の場合は穏やかになり、集団生活にも自分なりに溶け込んでいるようです。

日本滞在中は歯医者に通い、気になっていた卵と蟹のアレルギー検査を受けました。あれだけ卵アレルギーは確信していたのに、なんと血液検査(IgE値)では確認できず...お医者さん曰く、「慢性蕁麻疹でしょう」と...卵にも蟹にもアレルギーがないと分かって嬉しいけど、理由なき痒みと発疹は突然やってくるわけで、この慢性蕁麻疹はどうするべきなのでしょうか!??

2週間ちょっとの間ノルウェー語はおろか、看護学のこともすーっかり忘れて、のほほーんと過ごしておりましたが、明日からいよいよ夏のバイトが始まります。6月は試験勉強と休暇で老人ホームのバイトは入れてなかったので1か月ぶりです。皆、元気に生きているかなぁ...

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