立派なアマリリス

2021年のクリスマスに友達から貰ったアマリリス。暗い冬に真っ赤な花を咲かせ、とてもキレイでした。花が終わり、さてどうしたものかと残った球根をそのままにしていたのですが、春から夏にかけて、花瓶の苔の中で羽虫が発生。酢をかけたりして様子を見たのですがあまり効果はなく...思い切って、苔を捨て、花瓶から鉢に植え替えました。

いざ鉢に植え替えたものの、この球根さんしばらくなんの変化もなく。でも夏になるとにょきにょきと4枚の大きな葉っぱを出しました。アマリリスがどんな生長を辿るのか全く知らなかった私、【...何、葉っぱだけ大きくなって...花は!?】と落胆。ここからアマリリスについて検索を開始。葉っぱを出すことには大きな意味があるらしく、光合成を通して球根に栄養を蓄えることを知りました。

白夜の夏中、燦々と太陽の光を浴びて光合成を行ったアマリリスの葉っぱ。秋には葉っぱも枯れてしまい、また坊主の球根に戻りました。今度はいったいいつ変化があるのやらと思っていたら、ようやく太陽がお目見えし始めるようになった今年の2月頃に坊主頭から緑の芽が出ているのを発見。それが伸びる、伸びる...いや、そんなに伸びなくても...と心配になるくらい太い茎を上に伸ばすのです。そして蕾をつける頃には茎の長さが60cm!!!後から知ったのですが、暗い所だと茎が異常に伸びるのだとか。いや、スミマセンね、我が家が暗くて...でも2月なんてまだまだ冬ですぞっ!今年は雪も多かったし。3月半ばからは見事な花をつけ始め、坊主から今度は頭でっかちさんになりました。鉢を移動させる時も、茎を持たないと、ボキッといきそうなくらいバランスが悪かったです。

花が終わり、さて花はともかくこの60cmの太い茎ごと切ってしまっていいのか??という疑問が。すると...茎はふにゃっとなるまでそのままにとありました。花こそ取ったものの、そびえ立つ茎を残したままのアマリリス。ここでもちゃんと栄養を球根に取り込んでいるのだとか。たかが1個の球根ですが、偉いねぇ~と感心するばかりです。またちょっとしたら坊主→葉っぱ出しを繰り返すのでしょう。花屋さんではいつも開花しているアマリリスしか見たことありませんが、実際は根気のいるお花。また1年後くらいに咲いてくれるかなぁ...?

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