苦手なのに...

先週の中間審査が保留になり、今日新たに大学の先生と実習先の看護師責任者とのミーティングがありました。先週の病欠のオンパレードを一応大学の先生に前もって知らせていたのですが、先生即対応してくれました。先週の金曜日のうちにひょっこり病棟に現れて、責任者とお話ししてくれたようです。

今日のミーティングではひとまず、卒論のデータ収集は他2人の学生に任せ、私はこのまま後2週間実習を続行することを提案されました。大学の先生がすでに卒論の指導教官と話したらしく、ほぼ確認済み。

病棟でのコミュニケーションにおける進歩はあるものの、まだ2人の患者さんを担当し始めて2日目(先週は1人の患者さんだった)。計画の立て方、患者への対応、お医者さんとのやり取りなどはクリアしているのですが、問題は家族への対応...特に電話での説明などがまだ経験不足だと。

電話...すっごい苦手なんですけど...日本でもプーの時、色々仕事を探しましたがテレフォンアポインターの仕事だけは避けてきました。日本語でも電話で話をするのが嫌なのに、それがノルウェー語!!!しかも不安で混乱しているような家族もいるわけで...病棟で説明する分にはまだ精神的に楽なんです。相手の表情も見れるし。声と言葉だけが頼りの電話は細かい情報が受け取りにくく、しかも相手が理解しているかも確認できにくいのでかなり不安です。それを見抜いているがごとく、実習先の責任者は【電話を含む家族への対応】を要求してきました。

【看護師として働くことになれば必ず家族とのやり取りが入ってくるから今練習しなきゃ!】

そうなんですけどねぇ...↓↓↓

今日のミーティングでは実習のやり直しについて、ひとまず保留状態の印象を受けました。また来週ミーティングをしてそこで評価する感じになりそうです。これから2週間が正念場!!なるべく2人の指導看護師のどちらかと同じシフトで動けるよう調整をお願いしました。

ちなみに...同じ看護学で仲良くしているフィリピン人の子は、今まで実習でひっかかったことがありません。話を聞く限り、指導看護師は皆【合格させてあげるから!】と言ってくれるらしく、【コミュ力が...】とか【ここくらいまでできないと!!!】という要求はないらしいです。

エチオピア人の子は外科実習でいびられて(差別もあったと)胃潰瘍で入院したそうです...しかも1年時の大学内の実技試験の時は、(彼女曰く)彼女だけ厳しい評価を受けたらしく不合格。精神科実習に進めなかったらしいです。なので精神科実習は皆が卒業した夏以降やるそう...過酷だぁ...

何はともあれ、この実習を落とさないよう、耳掃除をして電話対応に備えたいと思います!!

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